• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+
イイね!
2025年04月20日

各社が競っていた "プラットフォーム改革" 。

各社が競っていた "プラットフォーム改革" 。 目標達成度の差が、今の明暗を分けた!。

 TNGAと同様のプラットフォーム改革は、2011年頃から各メーカーが独自のプラットフォームの新開発手法を明らかにするようになり、あたかもプラットフォームの開発競争が勃発したような様相でした<汗>。 マツダが2011年に新しいクルマの開発手法 Skyactiv Technolojy を、VWが2012年にMQB(英訳:Modular Transverse Matrix Platform)を、日産・ルノーが2013年にCFS(Common Module Family)を、トヨタが2015年にTNGA(Toyota New Global Architecture)を、スバルが2016年にSGP(Subaru Global Platform)と名付けた業務改革を進め新型車に展開を始めていることを明らかにしています。
 
alt

 トヨタがTNGAを始めたのは、VWのMQBによるプラットフォーム改革を打ち出した後。 クルマの基本性能開発競争が頭打ちになって来た事もあり、如何に合理的にクルマを作るかが自動車産業の共通のマネージメント課題となっていた事もあり、トヨタ得意の後追いだけど、他社の実績を見ながら更にその上を行く基本性能も絡めた大改革(TNGA)を着実に成し遂げた事が、今の業界の明暗に繋がっていると思います。 上の表はTNGA-Bで新型「ヤリス」を立ち上げた時の、車両重量の比較表ですが、目標を高く掲げて達成する事の大切さが今の時代にも繋がっている事例だと思います。
ブログ一覧 | クルマ雑学 | クルマ
Posted at 2025/04/20 07:47:43

イイね!0件



今、あなたにおすすめ

関連記事

マルチパスウェイに順応するTNGA。
散らない枯葉さん

トヨタ、車載OS(Operatin ...
散らない枯葉さん

トランプ関税、トヨタの体力。
散らない枯葉さん

グルーピング開発の際立つ凄さ。
散らない枯葉さん

21世紀初頭は模範車だった「ゴルフ ...
散らない枯葉さん

日産の自由度を奪ったルノーとの協業。
散らない枯葉さん

この記事へのコメント

2025年4月20日 8:28
このアーキテクチャーの考え方をマツダが公表して初めてこれを知った時に難解でよくわからなかったのですが、ほかのメーカーも同じようなことを知ったときにようやくわかってきました。どのセグメントにベースにするのかで違いが出てくるとは思いますが、2011年当時、マツダは当時のCX-5やアテンザという第6世代というDセグメントからスタートしました。したがって、DJ型のMAZDA2(デミオ)が出たのは一番最後だったと思います。それだけコンパクトにして軽量化するのが困難だったように思います。そして現在今もってFFのCセグメントの第7世代のMAZDA3があるのにMAZDA2のモデルチェンジができないのは、電動化を念頭にしたことが、Bセグメントにできないからだそうです。ただ、まだ販売できるのはほかのメーカーから不利であっても乗り心地や装備面で他のモデルの考え方を取り入れてきているからではないかと思います。開発にコストをかけられないマツダにとってBセグメントも販売台数からも切り捨てをすることはできないと思います。今後電動化に移行していく中で、マツダはどのような方策を取るのか気になるところです。
コメントへの返答
2025年4月22日 10:59
クリューさん、こんにちは♪

 コメントありがとうございます。 マツダがアーキテクチャーの考えで開発したコンパクトクラスの軽量技術が不十分だったと自己認識していて、その時点で必要性は認めながらも再改良するのを諦めたとしたら、そこで技術革新は必ず途絶えます。
 トヨタ程に潤沢に開発資金を持たないマツタだから開発のターゲットを絞らざるを得ないとは思いますが、軽量化や合理的な生産や開発の方式は、メーカーの都合でターゲットを絞ってしまってはならない領域だと思います。 
 マツダは最新ニュースで、ものづくり領域では、独自の開発・生産プロセス革新である「マツダ ものづくり革新2.0」を展開。 開発領域においては、より複雑な開発に対し、既存リソース水準を維持しつつ、生産性を3倍に向上させ対応すると表明しています。 もっと必死な具体性を持たさないと生産性を3倍なんてとても無理だと思っています。
2025年4月20日 19:25
欧州勢は電動化に振り切りすぎてコケてしまっているのが現状かもですね。どっしり構えて流されなかったトヨタは流石。
コメントへの返答
2025年4月22日 11:02
M.Naganoさん、こんにちは♪

 コメントありがとうございます。 根底は開発資金の捻出力の差ではないかと思っています。 一部に資金を集中すると宣言したメーカーが全滅して行くみたいで怖いですね。

プロフィール

「CMで振り返る2003年のクルマ。 http://cvw.jp/b/1923480/48464339/
何シテル?   06/02 10:01
「散らない枯葉」です、よろしくお願いします。 団塊世代ど真中の昭和23年生れです。 40年間、大手の自動車メーカーの技術部門で働らき、定年退職した今は悠々自適...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/6 >>

1 234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930     

リンク・クリップ

DCM JAPAN ホイール用スポンジ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/01/28 23:49:12
車両価格値上げで一息付いた決算。 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2023/05/15 23:47:44
どこに向かうのか "魂動デザイン" 。 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2023/01/30 22:11:02

愛車一覧

トヨタ カローラフィールダーハイブリッド マイ・フィールダー (トヨタ カローラフィールダーハイブリッド)
7月6日納車されました♪ 7月21日に走行距離が1000Kmを超えました。  アベレ ...
トヨタ クラウンセダン ザ・セダン (トヨタ クラウンセダン)
 16年前に、400万円越えのセダンの購入に、周りの人にも奇異に見られたが、セダンこそ“ ...
スズキ スプラッシュ 紺碧の青い車 (スズキ スプラッシュ)
スズキ スプラッシュに乗っています。奥様用に買ったクルマですが、少し欧州車の仲間と感じ ...
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation