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2023年12月01日 イイね!

「バイポーラ型ニッケル水素電池」

「バイポーラ型ニッケル水素電池」トヨタ、HEV用に採用車種拡大続く。

 トヨタが2021年7月に新型「アクア」に搭載した「バイポーラ型ニッケル水素電池」は、従来型ニッケル水素電池に比べると[セル当たり出力約1.5倍]×[コンパクト化により同じスペース内に1.4倍のセル]を搭載した結果、約2倍の高出力を実現したとの公式発表がなされています。 またバイポーラ型電池の大きなメリットは電池の内部抵抗を低減できることで、電池への入出力が煩雑に行われるHEV向きとも言われています。 実際私も新型「アクア」に乗ってモーター駆動力の立ち上がりが素晴らしく良くなっているのを実感しました<笑>。 「アクア」で市場実績を積み上げ、自信を得たトヨタは「クラウン」や高級車ブランド「レクサス」のHEVへの採用を積極的に進めています。

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 この電池は、バイポーラ型電極の製造技術特許を多く持つ豊田自動織機が現在は製造しており、2つの製造ラインで現在年間48万台分を製造、24年1月に更に1ラインを追加し生産能力を年間72万台まで引き上げ採用増に対応していくそうです。 トヨタが商品化後に追従してくるメーカーは無く、今回の車載用バイポーラ型電池の量産・実用化が、いかに高い技術力(特許)に裏打ちされたものであるかが分かると思います。 上の表はトヨタが6月に、将来電池開発予定を表にしてみたものです。 バイボーラ(積層型電極)が今後の車載電池の重点技術として据えられているのが判ります。 世界の車載電池メーカーもバイポーラ型電池製造技術が持てないと、トヨタの独走を許したハイブリッドの二の舞になるかも知れませんね<汗>。
Posted at 2023/12/01 08:45:11 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ雑学 | クルマ

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