散らない枯葉のブログ一覧

暇なので、１１月の新車登録台数統計を細かく見てみました。


世界に羽ばたいて、
世界市場でも活躍できるかな‥





■乗用車（除軽）の登録台数とシェア（レクサスはトヨタに含めました）

　シェアの高い順に並べると、トヨタ：１０２５８６台（４９．５％）。　輸入車：２６５５６台（１２．８％）。　　ホンダ：２４９６８台（１２．１％）。　日産：２２２８７台（１０．８％）。　マツダ：１４０５８台（６．８％）。　スバル：８９２４台（４．３％）。　スズキ：４８８４台（２．４％）。　三菱：２７５９台（１．３％）となる。

　久し振りにこうして数値で見ると、相変わらずトヨタの独走状態が続いている。　その中で輸入車比率がじわじわ増えているよな気がする。　１１月単独ではマツダのみが前月を上回る実績となっているが、デミオ（８８９０台）比率が６３％と偏りが大きい。　この傾向はある意味危険信号でもあると思う。

■軽自動車の登録台数と自社軽比率

　自社軽比率の高い順に並べると、ダイハツ：４２６０３台（９９．７％）。　スズキ：４４２３８台（９０．１％）。　三菱：４４０２台（６１．５％）。　ホンダ：２３９７６台（４９．０％）。　　日産：１４５８１台（３９．５％）。　マツダ：２８９５（１７．１％）。　スバル：１４５３台（１４．０％）。　トヨタ：１７６６台（１．８％）となる。

　　総乗用市場の軽比率も３９．６％ともう揺るぎのない軽自動車の市場が出来上がっていることに驚き、そん中で、ダイハツ、スズキ、三菱の軽比率が高いのは判っていたが、ホンダ、日産の軽比率が４０％以上にも達している。　過当競争気味の軽市場でシェアを確保するため開発戦力が必要なことは判るが、本業の普通・小型市場の開発力は落とさないで欲しいと思ってしまいます。　軽自動ｖｓ普通車の国内戦争はグローバル競争につながるのかな‥。

■どんな輸入車が売れているのかな

　台数の多い順に並べるとＢＥＮＺ：５３８１台。　ＶＷ：５３３２台。　ＢＭＷ：５２３９台。　Ａｕｄｉ：２４９９台。　Ｖｏｌｖｏ：９７５台。　Ｐｏｒｓｃｈｅ：５４５台。　Ｊｅｅｐ：４８０台。　Ｐｅｕｇｅｔ：４５３台。　Ｒｅｎａｕｌｔ：３６６台。　Ｆｉａｔ：３４１台。　Ｌａｎｄ Ｒｏｖｅｒ：２１７台。　Ｃｉｔｒｏｅｎ：２１５台となる。

　上位は大体の思いと一致。　上位三社の月販５０００台超えは、スバルの８９２４台に続く台数。街中で輸入車を見る量も随分増えた。　輸入車軍団がホンダや日産よりも沢山売れているのだから当たり前だろう。　他国で稼いでいる業界も変な摩擦を起こさないためにはこの程度の輸入車台数を黙認しているのではないかと思われる。　

　来年この頃にこの構図がかわっているかどうかを確認してみたいと思います。

２月２０日に発売予定日を延期、これで三度目の変更

　今日のＹａｈｏｏ！で「ホンダ レジェンドまた延期」というニュースがでた。　新車開発に携わった経験からすると、大変開発者達（だけではないが）をがっかりさせているだろうし、まだ未完成の製品を世に出そうと焦る会社に時期早々と反対していた開発者達の士気の低下は大きいと思う。　不協和音の中で開発された製品は当然完成度が低く、製品の魅力もお客さんに伝わりにくくなるものである。

　今冬中に売りの「究極のＡＷＤ」を商品化することが会社の使命だと奔走した勢力と、まだまだ時間が欲しいと言う開発陣の勢力をコントロールできてないと思われる社内の内情はお客様第一とはかけ離れている。　フィットで一年間に５回もリコールを繰り返し、社内組織改革まで断行した結果がまだ見えてこないのは大変残念に思う。　報道のされ方にも次第に厳しさを感じる。

　「新型の安全装備の検証に時間がかかっているため」と言うのが表向きの理由ではあるが、本命の「SPORT HYBRID SH-AWD」と言う画期的な3モーターハイブリッドシステムの適合を、昨冬中に済ませておくべき適合が今冬にずれ込み、それでも上手くいっていないのではと勘ぐりたくなる。　あまり社内の不協和音で世の中を混乱させないで欲しい。　失っていく信頼は大きいと思います。

新型アルトの誕生。

　先日、ダイハツムーブでの「２０Ｋｇ軽量化」を含むモデルチェナジの内容にに感心させられた。　今度はスズキが新型アルトで「６５Ｋｇ軽量化」をやってくれた。　それもやった結果全てを車両重量の低減に結びつけてくれた。　軽量化だけでなくほぼ全てが見直されており新型ムーブを超えたモデルチェンジが実施されたように思う。　

　好みだろうと思うが、大口を開けて飾り立てるような流行のフロントフェースでなくて、シンプルで配置に重きをおいた新しい顔は個人的には好きであり、かえって新鮮に見える。　ＣＶＴを選ぶと８９万～と少しお高くなっているが、売りの燃費３７Ｋｍ／Ｌを達成させている価格としては上出来と思う。３７と言う数値は飾りだと思うが、軽量化と小規模ではあるがエネルギー回生システムは実燃費向上に貢献してくれると思う。　同日にホンダからN-BOX SLASHが１３８万～の高価格で登場‥、私見ですが軽軽減税、アルトには認めてあげたいが、N-BOX SLASHには認めて上げたくない、売れるからと言って、豪華に、過剰装備にしていく商売は軽には不釣合いに思えてしまう。

　今回もダイハツのＰｒｅｓｓ　Ｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ的な資料を探したが、一般的なニュースリリースしかなかった。　もう少し本音としては内容の濃い資料が読みたいと思う。　鈴木会長がＴＶでシートフレームを例に示してこれだけで２ｋｇ強の軽量化を実現したことを言われていた。　もっともっと自信を持って判る人には情報をオープンにして企業の底力を示す方が良いように思う。

↓：新型アルトのスズキのニースリリースです。

http://www.suzuki.co.jp/release/a/2014/1222/index.html

自分のことは自分でやる＜笑＞。

　早いものであと一週間で今年も終わり。　今年１年お酒を宅配で届けていただいている酒造からお買い得の“福袋”のご案内が、早速に庶民コースを健康に過ごせたご褒美に自分用に発注。　大雪の影響もなく新潟・佐渡から昨晩無事届きました。　地元の酒屋さんでは買えないお酒というだけでも上手いお酒に思えてしまいます＜笑＞

　お米や、辛味噌、生姜漬けも入っていたのでこちらは奥様のご機嫌取りように‥、お酒は正月になったら晩酌用に・・、これで気持ちの上でもようやく迎春準備に入りました。　

　それよりも､歯茎の腫れを早く直してお酒が飲めるようにしなければ、こちらは正月に間に合うかな一週間禁酒　が続いています＜泣＞。