言葉だけの日本市場重視
米国で2016年に売れたクルマランキング予測が自動車関連ニュースで報じられていた。 相変わらず(35年連続で) トップはタイトル写真のフォードFシリーズに今年度も決まりのようですね。 いわゆるピックアップトラックと言われる日本人の感覚ではバカデカいクルマ達が、二位にシボレー・シルバラード、三位にラム・ピックアップと並んでいます。 その後にはトヨタ、ホンダ、日産のクルマが並ぶがいずれも米国市場用にサイズアップを繰り返してきたり、車名は同じでも日本市場用と異なるクルマが並びます。 米国市場で日本車が健闘すればするほど、日本市場の適正サイズとは別物のクルマに生まれ変わっていった変遷を感じます。
◆2016年の米国新車販売の上位10車は以下の通り。()内は参考に昨年度販売台数
1位: フォードFシリーズ (78万0354台)
2位: シボレー・シルバラード (60万0544台)
3位: ラム・ピックアップ (45万1116台)
4位: トヨタ・カムリ (42万9355台)
5位: トヨタ・カローラ (36万3332台) ※日本のクルマとは別物です
6位: ホンダ・シビック (33万5384台)
7位: ホンダ CR-V (34万5647台)
8位: トヨタ RAV4 (31万5412台)
9位: ホンダ・アコード (35万5557台)
10位: 日産 ローグ (27万1000台)
スバルやマツダも、販売台数の多い米国市場に迎合する姿勢は同じなので、モデルチェンジの度に日本車が大きくなってしまったように思います。 全く個人的な意見ですが、狭い日本、高齢化の進む日本で、格好良い(?)デザインの大きなクルマはいらないと思っています。 話題のC-HRの開発責任者、後方視界の悪さを問われ、「許される限度までデザインを重視した結果です」 と答えたとか、思わず
「そんなクルマ日本で売るな!」 と吠えたくなりました<怒>。
Posted at 2016/12/26 13:42:21 | |
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