2024年06月22日
Dinner @ APICIUS (2024/6/22)
かなり久しぶりにアピシウスでのディナーを楽しんで来ました~
【過去の訪問記録】
2014年以前はこちらのお店では写真を撮影していなかったので記録なし。
(1) あれから20年… (2015/3/13)
(2) レストランコバヤシのソムリエT氏との会食 @ APICIUS (2017/5/23) ・・・ ブログ無し
(3) Anniversary Lunch @ APICIUS! (2020/3/13)
(4) Celebration Dinner @ APICIUS (2022/10/15)
(5) ビジネスディナー @ APICIUS (2023/4/21)
最近の家庭内イベント(妻とワタクシの誕生日 & 結婚記念日)に関わるお祝いをしていなかったので、全部まとめて今回のディナーに予算をつぎ込みました(笑)
ワタクシは昨年の4月以来、妻に至ってはなんと2022年10月以来なので、ムチャクチャ久しぶりのアピシウスディナーをしっかりと楽しみたいと思います。
アピシウス
2024年6月22日(土)
今回の撮影機材はこちら。
かなり久しぶりに持ち出しました。
Leica Q2
【 機材のセッティング 】
+ 絞り :f/5 ~ f/5.6
+ ISO :AUTO
+ S/S :AUTO
【 RAW現像のセッティング 】
無料シェアされていた料理写真用のプリセットを使ってみました。
カメラプリセットやAdobeプリセットよりも濃いめに仕上がります。
+ プリセット「06_Food_WB_Contrast」
+ プロファイル「埋め込み」→「自動補正」
+ 各種パラメーターを調整
+ 水平を調整して適宜トリミングも行う
何回伺ってもここに足を踏み入れるとワクワクします。
(ネットより転載)
今回は一番奥、通常は3名以上のグループで使用される席に案内されました。
土曜日の夜ということで接待利用が無かったためと思われます。
各テーブルに飾られる花と花器、そしてロウソクとスタンド。
名のある作家の作品だと思いますが、どなたでしょうか…、エミール・ガレ?
ホールの担当としてこれまでずっと白坂さんにお世話になっていましたが、今年の春から支配人になられたとのこと! 素晴らしいですね~、こちらも嬉しくなります。
白坂さんが白服(サポートスタッフ)の頃からお世話になっていたので、かれこれ20年くらいになります。 支配人になられたのでもうホールで接客はされないのがちょっと残念ですが、今後もお店でお会いできるのを楽しみにしたいと思います。
まずは食前酒…、本日はシェフソムリエの情野(せいの) さんにご担当頂きました。
NHKのプロフェッショナル 仕事の流儀 に出演されたり、日本のベストソムリエ に選出されたこともある本物のプロフェッショナルですが、そのサービスは至って軽妙洒脱。
ゲストを楽しませるテクニックは本当に素晴らしいですね。
(ネットより転載)
シャンパンをグラスで頂くことにしました。
銘柄は常時変わりますが、本日はこちらです。
Champagne
G.H.Mumm Cuvee Rene Lalou 2008
G.H.マム RSRV キュヴェ ラルー 2008
ミレジメをグラスで飲めるのは嬉しいですね。
昔はVisaプラチナ・コンシェルジュ・センター(VPCC) から予約を入れてもらうとウェルカムシャンパンが無料でしたね…(遠い目
2008年ですのでかなり熟成が進んでいます。 ねっとりとした甘い香り、そしてほのかな酸味が素晴らしい。 うっとりしてしまいます。
Aamuse-bouche アミューズ
Olive
オリーブ
定番のアミューズから。
これとワインだけで十分に満足できるぐらいのクオリティ。 今回もばくばく食べ過ぎて「お代わりをお持ちしましょうか…?」と声をかけて頂きました(恥ずかしい…
シャンパンをちびちびと楽しみつつメニューをじっくりと吟味します。
至福のひと時ですね~
【シェフのおすすめ料理】
【前菜】
【スープ】
【サラダ】
いまだにこのカテゴリーがあるのが古き良きグランメゾンですね(笑)
【魚料理】
【肉料理】
【デザート】
試行錯誤の上で料理がやっと決まりました。
次はワイン。
白ワインのリストを眺めます。
今回もモンラッシェ地区のワインを飲もうと決めていました。 出来ればグランクリュを…
モンラッシェ地区だけでもこんなにあるワインリストとにらめっこして…
以前 に情野さんにお勧めいただきChevalier-Montrachet Grand Cru 2006, Domaine Leflaive(シュヴァリエ モンラッシェ グランクリュ 2006 、ドメーヌ・ルフレーヴ)を飲んだことがありましたが、その時の話をお伝えしたところ、本日の料理との相性も併せて2種類の銘柄をご提案頂きました。
最後は情野さんに背中を押していただき、清水の舞台から飛び降りながら決定! スーパーなワインです。
一般的な白ワインのグラスとは少し違う形のものがセッティングされました。
情野さん曰く、「バタールモンラッシェの香りを楽しむにはこの形が良い」とのこと。
Vin blanc 白ワイン
Bâtard Montrachet 2009, Etienne Sauzet
バタール・モンラッシェ 2009、エティエンヌ・ソゼ
ドメーヌ・ルフレーヴと並び称されるエティエンヌ・ソゼのグランクリュです。 2009年は当たり年だったそうで、どのようなワインなのか、ワクワクしますね。
テイスティング。
一口目からガツンとした香りが立ち上り、こってりとした甘みと酸味が押し寄せてきます。 これはすごい~
Aamuse-bouche アミューズ
XXXXXX
まずはアミューズ。 料理名は完全に失念…
なんとか鯛のマリネと…
タコのマリネ…だったはず(うる覚え…
Pain
パン
シャンピニオンとライ麦のバゲット。
Les Entrées 前菜 1(妻)
Terrine de foie gras tradition, gelée de Sauternes à la pistache
アピシウス伝統 鵞鳥のフォワグラのテリーヌ ピスタチオナッツとソーテルヌのゼリー
Traditional preserved foie gras terrine served with sweet white wine jelly,pistachio nut flavor
珍しく妻がフォアグラを選びました。
少し味見させてもらいましたが、甘みと酸味のバランスが良いソース(ゼリー)がフォアグラに絶妙にマッチします。
Vin blanc(妻)
Chateau Climens 2016, Sauternes
シャトー・クリマン 2016、ソーテルヌ
フォアグラは甘口ワイン! ということでグラスのソーテルヌを頂きました。
(ネットより転載)
ソーテルヌ地区格付け第一級。 バルサックのものは酸味もあり甘過ぎずに食中酒としても好適だそうです。
Les Entrées 前菜 1(ワタクシ)
Asperges blanches chaudes, écaillés d’amadai et blanchailles, coulis de truffe
甘鯛のエカイエとホワイトアスパラガス 白魚添え トリュフのクーリー
Boiled white asparagus with deep fried amadai and ice-fish, black truffle puree
日本料理だと「松笠焼き」の甘鯛ですね。
カリカリ・パリパリのウロコと、分厚くてふわふわの身のコントラストが素晴らしいですね。 付け合わせの白エビのフリットとアスパラガスが良いアクセントになっています。
Les Entrées 前菜 2
Asperge blanche chaude, sauce Hollandaise
北海道余市 滝本農場のホワイトアスパラガス オランデーズソース
Boiled white asparagus, hollandaise sauce
季節ものですのでメニューに載っていれば必ずオーダーしています。
ヨーロッパ産のものに比べて国産のものは少し細めですね。妻は1本、ワタクシは2本。
Potages スープ
Consommé de tortue de mer au Xérès(spécialité)
小笠原産母島の青海亀のコンソメスープ シェリー風味
Hot consomme soup of turtle (from The Ogasawara Islands)
アピシウスのスペシャリテ。
この店だけの、そして他の素材では味わえない複雑な味わい。 この一皿のためだけにでも来店する価値があると思います。
Poissons et Crustacés 魚料理 (妻)
Panachés de poissons selon arrivage du marché de Toyosu
本日の豊洲市場から届いたお魚料理 シェフのスタイルで
Assorted plate of seasonal seafood , white wine cream sauce
妻のメインは魚料理。
6種類ほどの魚(太刀魚、サクラマス、鯛、あとは失念)、イカ、ホタテ貝、アオヤギ、エビなどが盛り合された華やかな一皿。 スモールサイズでもこのボリュームです。
こちらも味見しましたが、ソースが絶品でした。
Viandes et volaille 肉料理 (ワタクシ)
Pigeon rôti au jus, sauce salmis légère
仔鳩のロティ そのジュ入りサルミソース
Roasted pigeon, its broth sauce
ワタクシは大好物の仔鳩。
ジビエとして供される場合のサルミソースよりも軽やかに仕上げてありますね。
太腿は骨付きではなくて開いて肉のみの提供。 こちらもジビエのように骨にかぶりつく料理ではないという作り手の意思表示のようです。
素晴らしい料理を楽しみました~
シェフが変わられた影響なのか、ソースのテイストが少し変わった感じです。
少しずつにでも作り手の個性が出るのはイイですね。
さて、食後のお楽しみです。
ここまで約2時間ちょっと、そしてここからさらに2時間ほどの愉悦のひと時。
ここから先がアピシウスならではの楽しみ方でもありますね。
Les fromages frais et affinés par notre Maître fromager
熟成されたフランス産ナチュラルチーズをワゴンから
Selection of well aged cheese, trolley service
ワゴンが到着し…
一つ一つのチーズの産地、原材料、製造方法、そして味わいの違いを事細かに説明していただきます。
迷いに迷って選んだのがこちら。
フロマージュブランのハチミツ掛けと…
ミモレット36か月、エポワスのような白カビチーズを何かの葉をまいて熟成したもの、シェーブルのソフトタイプ
妻も4種類くらいオーダーしていました(写真なし)
そして、それに合わせてハードリカーを…オーダー
Pour accompagner(妻)
Armagnac
アルマニャック(銘柄失念)
香りが素晴らしかったですね~
大満足のチーズの次は、これまたワクワクするデザートタイム。
デザート用の青のナプキンに変わり…
そして、デザート用の金のカトラリーが並びます。
「A」の紋章
Chariot de desserts, glaces et sorbets aux saveurs du moment
デセールのセレクション季節のガトー、アイスクリームとシャーベットをワゴンから
Selection of seasonal cakes, ice cream and sherbet, trolley service
ワゴンから好きなものを好きなだけ。
「全部ください!」と一度で良いので言ってみたいのですが、毎回食べ過ぎて一度も言ったことがありません。
今回はこちらを選びました。
桃のタルト、アプリコットのタルト(酸っぱかった!)、プリン
そして、アピシウス定番の胡椒のアイスクリーム
珍しく妻もプリンをほんの少しだけ頂いていました。
(写真なし)
Expresso
エスプレッソ
Mignardises
ミニャルディーズ
最後の最後のお楽しみ、ミニャルディーズ。
こちらもワゴンで提供されます。 30種類ほどあり、好きなものを好きなだけ…
こちらも一度で良いから「全部!」と言ってみたいんですが…(ムリ
食べられるギリギリMaxのものをオーダーしました。
取り分けで頂き…
こちらを頂きます~
レモンのギモーブ、カヌレ、オレンジピールのチョコレート掛け
楽しい時間はあっという間でした。
毎回思いますが、料理やワインが美味しいことはもちろん、それに負けず劣らず重要なのはサービスのクオリティですね。
アピシウスのスタッフの皆様はホントのプロフェッショナルで、全員が確固たる信念をもって仕事をされています。
本当に素晴らしい時間を過ごすことが出来ました。 ありがとうございました!!
【 おまけ 】
今回は晩ご飯の世話をペットシッターさんにお願いしました。
さほど長時間ではありませんでしたが、一人でお留守番してもらいました~
リラックス中~
シッターさんを信頼しているようで、ありがたい限りです
(ペットシッターさん撮影)
ドアップ(笑)!
(ペットシッターさん撮影)
水を飲んで…、ご飯もしっかり食べました~
(ペットシッターさん撮影)
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グルメ 【アピシウス】 | グルメ/料理
Posted at
2024/06/23 23:29:39
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