• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

すぎすぎすぎのブログ一覧

2020年11月14日 イイね!

「芸術の秋」第二弾! 国立能楽堂 11月普及公演 樋の酒・俊寛 (2020/11/14)

「芸術の秋」第二弾! 国立能楽堂 11月普及公演 樋の酒・俊寛 (2020/11/14)先週の人形浄瑠璃 文楽 大阪公演に続き、芸術の秋第二弾は初めての「能」鑑賞を楽しんできました~













伝統芸能はこれまで人形浄瑠璃文楽や寄席の落語や漫才を主に楽しんでいましたが、それ以外だと歌舞伎が2回に狂言が1回のみで、能は全くありませんでした。

能は難解というイメージがあってなかなか食指が動かなかったからですが、初心者でも楽しめるような公演がいくつかあり、その中の一つのチケットを取ることができました。

11月普及公演 樋の酒・俊寛





公演スケジュールはこんな感じ。



未開の地(笑)
どういう楽しみ方が出来るのでしょうか…?



気軽に、感じることををそのまま受け入れたいと思います。




観劇当日。

国立能楽堂は千駄ヶ谷にあるようですね。 初めての訪問です。



普段ならクルマで出掛けてしまいますが、今回は初訪問の劇場ですのでその周辺の雰囲気も感じるために電車で出掛けることにしました。

今回のお供はSONY RX1
古典芸能のイメージとこのカメラの持つ雰囲気(&コンパクトさ)は良くマッチしていると思います。



JR千駄ヶ谷駅に到着。
長いこと東京に住んでいますが、この駅で下りるのは初めてかもしれません。



都心のJRの駅前とは思えないほど何もありません(笑)



近隣の主な施設はこの位なんですね。



小春日和の気持ちの良い週末。



駅前の「高田屋」にて昼食を済ませることにしました。



カツ丼とせいろのセット。
そばがかなり本格的でイイ感じでした。 美味かった~!



ブラブラしながらのんびり劇場に向かいます。
駅から劇場までは数分の距離なんですけどね…。



標識の後ろには代々木の某通信会社のビルが見えますね。



劇場の入口。 かなりこじんまりとしています。





落ち着いた雰囲気です。





少し早目ですが入場することにしました。



木と石の内装がとても落ち着いた雰囲気を醸し出しています。



食事処も完備。
かなりの席数があるので気兼ねなく食事を楽しめそうです。



座席配置はこんな感じ。
能舞台の形状に合わせた変形の座席配置です。





中に入ってみます。
おお~、こんな感じなんですね。



思ったよりもコンパクトです。



能舞台に圧倒されますね。






一般的な劇場の造りとは全く違います。





荘厳さすら感じます。



柱の木目の美しさや階段の木材の厚みにも目を奪われます。



別世界です。



今回の座席は正面ど真ん中、しかも2列目(1列目は使用していない)なので超特等席です。
ここ国立能楽堂では前の座席の背もたれに組み込まれた液晶モニターで字幕を見ることが出来ます。 しかも、日本語と英語を選ぶことが出来るのは凄いですね。



能楽堂の造りに圧倒されていると開演の時間となりました。

解説
能に見る俊寛の造形 (解説)林望


作家の林望さんによる解説からスタートです。

文楽でも「鑑賞教室」があり、事前に演者さんが解説してくれるようなイベントがありますが、能の場合には一味違いました。
「本日の演目の『俊寛』は平家物語の中の物語で、曰く…」と丁寧に解説して頂くのですが、その解説の一部は平家物語の古文をそのまま朗読するのみで、その古文の解説はありません!
作家の方ですので解説は非常に論理的かつ豊富なボキャブラリーを駆使した格調高いものでしたが、能を鑑賞する観客はそのバックグラウンドをある程度理解している前提のような解説でした…。
しょっぱなからかなりハードルが高くてビビりました…(汗)



最初の演目は狂言、「樋の酒」。
狂言はシロウトにもとっつきやすく、肩の力を抜いて自然体で楽しめますね。

狂言
樋の酒



太郎冠者と次郎冠者がストーリーを紡いでいきますが、古文の文章ながらも分かりやすいセリフ回しとコミカルな演技も相まって小気味よいテンポで進みます。
途中で謡いが入りますが、素晴らしい声量と絶妙な音取りで聞かせてくれます。
(ネットより転載)



30分ほどの演目を気軽に楽しむことが出来ました。

ここで25分の休憩が入ります。
初めての能楽堂なので能舞台を間近から撮影してみました。





しっかりと手入れが行き届いた床。



うろうろしていたらあっと言う間に次の演目の開始時間となりました。





俊寛


「俊寛」は人形浄瑠璃の演目にもあり、先ほどの解説でも教えて頂いてあらすじは大体呑み込めていますが、能の演目は人形浄瑠璃とは全く違いました。
(ネットより転載)



なにせ、囃子方が入場するのに数分、そのあとの登場人物が入場するだけでそれぞれ数分。
演者の頭のてっぺんからつま先の動きまですべてに計算された所作、指先の動きや視線などに至るまで「なぜこういう形なのか」の強い裏付けがある一つ一つの動きが、観る側の本気度を要求するかの如く凛とした空気感のもとで粛々と進んでいきます。
(ネットより転載)



物語の進行は非常にスローであり、最小限まで削ぎ落とされた極限の演技。
(ネットより転載)



身体の動きでも声でストーリーを伝えるのでもなく、「何か」を表現するために様々な要素を盛り込みつつそれらの要素を表に出さないで表現する芸術。
(ネットより転載)



正直なところ、その精神世界の一端を垣間見るところまでは辿りつけませんでしたが、これを突き詰めて考えて、感じられるようになったら新たな世界があるんだろうなと感じました。
(ネットより転載)



なんだかカッコつけた感想をつらつらと並べましたが、なんだかよくわからなくて居眠りしていた言い訳です(笑)
より通俗的な人形浄瑠璃や歌舞伎とは違う世界、これから少しだけ学んでみようと思います。

ということで、高いハードルであることだけ認識したほろ苦い「能」のデビュー戦を苦しみつつ愉しみました。



次回は…、寝ないようにするぞ(笑)!



【 おまけ 】
本日の撮影は…、カメラ目線を拒否されました…(汗)









Posted at 2020/11/15 00:15:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | 芸能 【能・狂言】 | 趣味

プロフィール

「【今日のそぼろ】2025/8/10
凛々しく!」
何シテル?   08/10 20:41
LEXUS IS F DST(MY2014、TRD/CCS-P Stage-2実装)に乗っています。 富士スピードウェイでスポーツ走行を楽しんでいます。 3年半...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2020/11 >>

1234 56 7
8 91011 1213 14
151617181920 21
222324252627 28
29 30     

ブログカテゴリー

リンク・クリップ

福島県 高湯温泉 安達屋旅館 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/08/03 23:08:47
Second Stage センターダクトパネル 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/08/02 09:56:30
Data System TV-KIT FTA638 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/07/27 10:45:22

愛車一覧

レクサス IS F IS F DST CCS-P Stg-2 (レクサス IS F)
2017年3月18日(土)納車。納車時走行距離 19,245km。 2014年モデルのL ...
スバル レイバック スバル レイバック
LEVORG LAYBACK limited EX 1.8Lターボ/AWD/CVT 20 ...
スバル XV スバル XV
SUBARU XV 2.0i-L EyeSight 2018年3月23日(金)納車 20 ...
アバルト 595 (ハッチバック) アバルト 595 (ハッチバック)
595 COMPETIZIONE 2016年7月9日(土) 納車。 2018年2月26日 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation