【閉店】地鶏直売食堂 花＠大町市

2020/8/1にオープンしたばかりのお店です。安曇野市穂高にある養鶏場直営の地鶏料理店だとか。



看板にある「寿地鶏」から少し調べたところ、渋谷区の炭火焼専門店「鳥屋 花 笹塚本店」など6店舗を営む「有限会社和楽コーポレーション」が母体のようです。それがなぜか大町市で食堂を経営。なかなか面白そうです。



店内は以前の焼肉店の面影を残した半個室スタイル。各テーブル上には排気ダクトも残っています。フロアは地元のご婦人が担当。自然体で話しかけてくださいます。









ラーメン以外に親子丼や地鶏カレーなども。今回のオーダーはもちろん筆頭の"地鶏塩ラーメン(680円)"。ご婦人から「ランチはライスがサービスです」と聞き、お願いしました。





鶏ガラベースの清湯スープは見た目の印象以上にふくよかで丸みのある旨み。表面の鶏油も多めでコク強め。やもすれば少しわざとらしいくらいの鶏感と思えるくらいの旨みを感じます。正直、ちょっと意表を突かれました。具材としてキクラゲやモヤシ、水菜などが乗り食感は楽しいですが、敢えて具無しでいただきたいくらい主役はスープ。



チャーシューも2種の鶏と徹底。麺は地元製麺所のものと思われる細縮れ麺です。オーソドックスな中華麺で決して悪くないのですがこのスープにはやや負け気味の印象。個人的には加水の低い麺でも食べてみたいなと感じました。とはいえこの価格で地鶏を堪能できるラーメンを提供されるのは驚き。他のメニューも自然と期待が高まります。

お店の外看板やメニュー表などにお店の営業情報が見られず、会計時に営業時間などを聞こうと思いました。レジへ行くとフロアのご婦人が「チーフ、お会計です」と。登場したのは調理をしていたであろう青い手袋の男性。どうやらこの方が経営者。1人で何か喋りながら渡した伝票を見て会計を進めます。イヤホンマイクで電話をしたまま会計して「680円です」。多店舗経営でお忙しいようですね。レジ横に置かれたショップカードをもらってきたら先述の渋谷のお店のものでした。


【追記】
「地鶏焼き鳥 鳥屋花 大町店」として2022/10/15リニューアルオープン。


大町市常盤４８３５－１
営業時間不明
水曜日定休？