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15年ほどのブランクを経て、久しぶりに訪れてきました。



以前、木曽方面での仕事の際によく利用していたお店。



以前の記憶と変わりない、レトロなドライブインの趣。元々は運送業の社員食堂だったという話も。





メニューの多さが人気の1つ。常連客の求めに応じながら数を増やし、優に100種類以上あります。





各席にも、以前は無かったメニュー表が置かれていました。



創業は昭和40年9月なので、もうすぐ60年という長年愛されたお店なのですが、従業員の高齢化と後継者不足のため4/29から休業されるとのこと。



今回は一番多く頼んだメニューとラーメンの2品を。



先ず出てきたのは“とん汁定食(770円)”、通称“とん定”です。

メニュー筆頭にある“普通定食(640円)”の味噌汁が豚汁になったもの。



大きな器に盛られた“とん汁”。



このメニューのメインは間違いなく濃く甘い味付けが絶品のさば煮。



写真を撮って食べはじめたところに“中華そば(510円)”が到着。



トラックドライバーが多い場所柄、塩分強めの味を想像していました。実際はやや薄味で見た目の印象通りの『昔ながらの中華そば』。これで510円というのは正直破格。更に小盛も450円で提供。



「閉店」ではなく「休業」ということで、いつか再開されることを期待しています…

線路の上にお店を構える人気店。日曜日とはいえ11時台前半で外待ちになるほど。



この日は毎年春に登場する限定が狙い。今年は2つのスープから選べます。



いただいたのは初登場の“透明スープの桜えび二郎 並(1,300円)”。ニンニクと一味は[あり]でお願いしました。



“いつもの桜えび二郎”は豚骨スープですが、こちらは鶏ガラベースの清湯スープ。スープ全体が香ばしい桜えびの風味で印象的。天地返しすると底からたっぷりの桜えびが出てきます。しんなりやわらかな野菜にプツッと歯切れの良い中太麺のコントラストも楽しい。

既に提供が終わった限定ですが、記録として。



店主体調不良による約1ヵ月間の休業を挟み、4/8に再開。休業明けから早速提供された限定を。



“鶏塩つけそば 〜めかぶ餡〜 (1,500円)”です。

以前より店主から勧められていた石巻産の「わかめ」を使ったメニューをようやく初食。



昆布や蓴菜とはまた違う、ドュルンドュルンの色鮮やかな「めかぶ餡」を絡めながらいただく専用の細麺。このままいただいても充分美味しいクオリティ。



めかぶと絡めた麺をつけ汁に浸すと、重厚な鶏の旨みとシャッキリとしたわかめの食感が相まって絶品。つけ汁には鶏の肉団子も。麺に乗った鶏モモ肉は、魚料理で用いられる柚庵焼きにして提供。

復帰後初の週末とあって店主は少しお疲れのご様子でしたが、無理せず長く続けていただきたいですね。営業再開に合わせて一部商品で値上げが行われましたが、元々原価率が非常に高いお店でしたので、こちらも無理のないように調整していただければと。

毎月のように繰り返される原材料費の高騰を受けてか、4/16からメニューをリニューアルすると発表した「月の兎影」。



定休日を挟むため、翌日で終売となるお気に入りだったメニューをいただきに。



“豆乳潮ラーメン(1,200円)”です。

貝出汁と豆乳を掛け合わせた、クラムチャウダーっぽいスープ。



まろやかでクリーミーな豆乳の優しい味わいの中に貝の旨みとバターのコクが好バランス。このほか、つけ麺や醤油系も打ち切りになるのだとか。

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当初予定にはありませんでしたが、リニューアル初日の4/16にうかがうチャンスができたため訪れてきました。中2日での訪店に、スタッフさんから『早速ありがとうございます』と(汗)。





リニューアル後のメニュー表がこちら。定番は残しつつ人気だった過去の限定を一部レギュラー化。



新たに加わった中から“煮干しラーメン(900円)”を。



去年10月の限定“アジとアゴを贅沢に使った煮干し背脂ラーメン”から、背脂を引いたような感じ。

直感的には当時店主の1人として営業されていた白板時代の「俺らラーメン ちょもらんま」の“鯵醤油 背脂なし”を思い起こしました。



つけ麺の休止は残念でしたが、5月からは限定も再開されるようですので今後の展開も楽しみですね。

仕事の合間の昼食に。





去年2月の訪店以来ですが価格は据え置き。変更点としては“ねぎそば”の提供が限定10食になり、期間も2月までになったこと。



今回は“しょうゆ（支那そば）(670円)”を。筆頭をいただくのはかなり久々です。



併せて“ねぎチャ丼 並(250円)”も。



サイズ感は並べるとこんな感じです。



はじめに鶏の風味がふわっと広がったところに、ドンッ！とコク深い醤油が押し寄せます。飲むほどにどこまでも広がり続ける醤油の芳醇さがとても印象的。色白の熟成自家製麺は表面滑らかでモチっとした食感。スープに負けない存在感があります。

“ねぎチャ丼”には残ったスープをかけてサラサラっと完食。