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【過去ログ】



佐久市役所や佐久総合病院の近くにあるラーメン店。



道を挟んだ向かいに共用駐車場があり、看板があるのが9台分。情報誌などの情報では14台分あるとか。細長い店内で、カウンターには冷蔵ケース。寿司店の居抜きっぽい雰囲気。





看板メニューと思われる“塩拉麺(780円)”をオーダー。



淡麗かと思いきや節や焦がしネギなどがブレンドされ結構複雑な味の重なり。塩ダレはまろやかで優しい。具材にカボチャのソテーが乗るなど、なかなか個性的な一杯。入店前とイメージがガラリと変わりましたが、そのポテンシャルは高そう。



やや平たい自家製麺はサクサク歯切れの良い食感。優しいスープに対して個性が強く、個人的にスープとマッチしていない印象。濃厚担々麺などには合いそうな麺。



カスターにはホワイトペーパーのほか、柚子胡椒と豆板醤。



アレンジ推奨なのが面白いですね。スープに溶くと味が激変しそうなので、低温調理の鶏チャーシューに柚子胡椒を乗せていただきましたが、これがバッチリ。



食後を見計らって「口直しに」と、一口サイズの杏仁豆腐のサービス。

ピークタイムを外したせいか貸し切りの状態。そんな中、仕込み中の炒め物のツンと刺激のある匂いが店内に充満して強烈。ニンニクかニラか、嫌いな匂いではないのですが…。淡麗系のお店かと思いきや、白湯や背脂など多加水麺と合いそうな濃厚系も豊富なので、次回試していきたいお店です。


佐久市中込3466-5 ミヤザワビル1F北
11:00～15:00、17:30～21:00
火曜日定休

【過去ログ】



元々は「三ツ矢堂製麺」でしたが独立。今月末をもって長野店・篠ノ井店と同時に閉店されるとか。



なかなかのキャパの店内。つけ麺をメインに、ラーメン・まぜそばも提供。つけ麺は“担々”ですが汁なしは“坦々”と、表記の違いが気になるところ。メニュー横の説明書きの「手偏」と「土偏」がそれぞれ逆なのも一興。何も考えていないのでしょうね（本部が）。

オーダーは筆頭の“すだちゆずつけ麺(830円)”を。せっかくなので大盛で。





酸味のあるサラッとした魚介系つけ汁。一口目から柑橘系の爽やかな風味。中にはチャーシューと極太メンマ。



麺は中太で小麦の味が感じられる自家製麺。



スープ割はポットで同時に提供。鯛の出汁のようですが青魚のような強い魚の旨みがたっぷり。このスープ割はかなり印象的。

濃厚魚介豚骨のつけ麺が席巻する昨今、「三ツ矢堂製麺」や「つけ麺貴族」など個性のあるあっさりつけ麺は、個人的に好きですし有難い存在。ただ、理由は不明ながら閉店というのはやはり残念。

｢凌駕Vein｣、｢麺花四天｣を経て、FC店として12年前にオープン。また今度、また今度…と繰り返した結果、数年ぶりの訪店に。



新型コロナに伴う営業時間短縮の貼り紙の下に、今月22日の昼営業をもって閉店というお知らせが…。



ただ、店内の営業カレンダーを確認すると「出来ないメニューが…」としつつ24日営業とあります。スタッフに確認したところ「24日までやります」とのこと。ただ提供できるメニューは絞られるかもしれませんね。ちなみに独立や移転ではなく、完全閉店だそうです。





現在のメニューはこんな感じ。

仕事で汗をかいたので、久々となる“にごらせつけ麺(950円)”を。



とろみのある濃厚な豚骨魚介のつけ汁は、魚粉たっぷりで甘みが強く、密度が濃い。つけ汁に沈むゴロゴロチャーシューとメンマ。それらに負けないガッチリとした歯応えの極太麺。単調になりがちですが刻み海苔の風味がさり気なく効果を発揮。

閉店まであと僅か…Ninja店限定を求めて最後にもう一度行こうかなと画策。


安曇野市豊科5443-3

長野冬季五輪のスピードスケート会場「Mウェーブ」のすぐそばに今年4月オープン。以前は「ラーメン大学」だったでしょうか。



餃子のお店が移転を機にラーメンをメインにしたのだとか。







“つけ麺W盛り”がとてもお得な印象。

個性的な冷やしメニューも提供中。



初訪なので筆頭の“ブラックらーめん(740円)”をオーダー。



見た目は富山ブラックっぽさもありますが、あそこまで塩辛い感じではないです。それでもなかなかの味の濃さ。魚介とブラックペッパーが効いたパンチのあるタイプ。



スープの色がしっかり滲みこんだ麺。



店内の完成度から個人店というよりチェーン店の雰囲気があります。


長野市南長池196-1
【平日】11:00～15:30、17:00～22:30
【土日祝日】11:00～22:30（いずれも30分前L.O.）
火曜日定休（祝日の場合は翌日休み）

2021/8/7オープンの新店。



「アグリシノノイ」の敷地内なので駐車場はたっぷりあるのが助かります。



店内に入ると消毒液＆検温の機械。その横にディスプレイの付いた筐体があるので券売機かと思ったら、帰りに使う自動精算機でした。

店内はコの字型のカウンター14席と、テーブル3卓、小上がり4卓。テーブルと小上がりには注文用のタブレット端末があります。正午前に着いたので客入りは1/3ほど。年代は幅広いですね。





何はともあれ筆頭の“醤油らぁ麺(780円)”を。

私が座った時はカウンターに２～３人。そのあと単独客が続々とカウンターに着きます。店内を観察しながら様子を見ていたら、醤油か塩かは分かりませんが、同じ単品のラーメンを頼んだ後客から先に提供されていきます。その挙句、レンゲが付いていないとクレーム。更にその人のラーメンに虫が入っているといって、作り直したものまで私よりも先に出てくるくらいオペレーションはバタバタ。



それでも10分程度で提供されました。鶏ガラベースのクリアで上品なスープ。雰囲気としては「朧月夜＠松本市」が県内では近いでしょうか。甘みがあり油層はかなり厚めながらキレキレで、旨みの奥行きが凄い。



麺はホシ入り全粒粉。パツンとコシ強め。チャーシューは豚ロースと鶏胸肉の2種。ロースは燻製感があります。穂先メンマはクセというか独特な風味が感じられます。全体のクオリティは非常に高く、正直価格設定が心配になるレベル。

場所柄、高齢の方も多いのでタブレットでの注文や精算機でのセルフ会計は少し心配になりますが、そうしたところでメニューの低価格につなげていきたいのかもしれません。店内連食は回避しましたが、ちょっと目が離せないお店になりそうです。




長野市篠ノ井布施五明3213
11:00〜22:00(L.O.21:45)
定休日なし（不定休あり）