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以前からラーメン店以外の老舗や名店も少しずつ訪ねておきたいと考えていて、今回はこちらへ。



国宝・松本城の近く。書道部による書道パフォーマンスが全国的に有名な「松本蟻ヶ崎高校」の真正面です。



「1分ナンテ待たせるもんですか！」の看板で有名な「モーリ」です。このインパクトから「カレーのモーリ」という店名かと思い込んでいましたが、正式名は「キッチン モーリ」なんですね。



駐車場は店舗北側に4台分ほど。



昭和33年創業のレトロな食堂。





洋食がメインですが、丼や定食などもあるのを初めて知りました。1分で提供されるのはシンプルな“ポークカレー”と思われます。



今回は少し奮発して“カツカレー(980円)”をオーダー。さすがにカツカレーは約8分かかりました(笑)。コンソメスープ付き。



カレー粉と小麦粉をメインに作られた、家庭的な昔ながらのカレー。昭和感ただようビジュアルと、辛さ控えめでまったりとした見た目通りのマイルドな味わい。揚げたてのトンカツは、薄めですがこれがまた最強のマッチング。スパゲッティーも脇役ならぬ準主役級。



お会計の際、レジ横にあったマッチをいただいてきました。ちなみに本店だった「上土店」は平成14年に閉店されています。




松本市蟻ケ崎2-1-7
11:00〜14:30、17:00〜20:30
日曜・祝日定休

現在提供中の限定をようやく。



長野放送（NBS）の情報番組「土曜日はこれダネッ！」とのコラボメニューです。



“サーモンとあさりのホワイトラーメン(1,280円)”。

クラムチャウダーをイメージしたもので去年の“クラムチャウダー風シチューまぜそば”に近いでしょうか。今回は豆乳ではなく牛乳とのかけ算。



貝出汁の旨み強めのスープです。結構まったりしつつも重たさはあまり感じません。卓上の胡椒を一振りすると更に引き締まるかも。たっぷり入ったホロホロの鮭とも当然ながら相性ばっちり。この鮭、1本も骨が出てこなかった処理が秀逸。ブロッコリーやポテト、それにホタテに玉子と食べ終えてみると結構ボリューミー。

提供は今週末の10/30まで。

先月29日で、あっという間に開店5周年を迎えました。



土日の2日間限定で出された周年記念ラーメンは、夜明け前から並ぶ人がいるなど店主も驚くほど反響があったとか。ただ、私は仕事のため行かれず…。



この日は水曜日。開店30分前に着き「平日なので早すぎたかな…？」と思いつつ名前を書いて待っていると、なんだかんだで11:00の開店時には20人待ちに。平日でも侮れません。



今回は“煮干し醤油らぁ麺(900円)”。そして通常はロスとなってしまいがちの”割れ味玉(50円)”も。



煮干しの旨みを余すところなく抽出した、シャープながら上品なスープはやはり好み。永遠に飲めます(笑)。麺は香り高く、モチっとした弾力もしっかり感じられます。味玉はヒビが入っているとはいえ全く気にならないレベル。賄いでも利用できるかもしれませんが、こうして少しでも利益になるのは食べ手としても嬉しい。

水曜は定休日ですが、本日限定というメニューがあるとのことで訪店。



ピークタイムを外してうかがいましたが、ほぼ満席。



お目当てはこちらの黒板メニュー。券売機には限定のボタンがないので、同じ900円の食券を購入して口頭でオーダー。



“土佐ののどぐろと帆立の塩らーめん(900円)”です。



高級魚「のどぐろ」で取ったスープは白身魚らしい超淡麗でクセのないもの。かなりあっさりです。実はしっかり炊いて白濁させたかったらしいですが、仕込みの時間が足りず清湯になったとか(笑)。



かなり繊細な味わいなので鴨肉チャーシューとメンマは別皿で提供。



茹で時間1’50”の真っ白な麺。パツパツとした歯応えと弾力があります。麺の上のフレークはのどぐろではなく鰹。柚子味噌風味でピリッとした辛さがアクセントになっています。

一緒に頼もうと思った“愛媛産真鯛の鯛めし(150円)”は残念ながら売切れでした。サッカーJ3松本山雅のサポーターでもある店主。先日逆転勝利をもぎ取ったFC今治（愛媛県）を意識した産地のチョイス…かどうかは未確認です(笑)。

2年近いブランク。入店時、営業開始直後ながら「20分ほど待ちます」との声掛け。



メニュー表が新しくなっていました。前回より醤油系は50円ほど、味噌系は70円ほど値上がり。



トッピングのメニューも別に用意。ニンニク、生姜なども有料。逆に炒め野菜やメンマ、ゆでたまごなどの安さが際立ちます。



新メニューも登場。



今回は“肉味噌ラーメン(970円)”をオーダー。



あっさりした味噌スープと混ざりあう野菜炒めの香ばしさがたまりません。肉味噌は濃いめの味付けで、混ぜていただくとちょうどいい塩梅になる印象。



個人的には珍しく“餃子(380円)”も一緒に。初めて食べましたが、厚めの皮がモッチリ、餡はお肉メインでたっぷり。食べ応えがあり価格以上の価値ありに感じます。