中華そば 三昧軒（さんまいけん）＠上田市

2024/11/8にオープンしたばかりのお店へ。上田市役所のすぐ隣。5年前に訪れた「ひばりや」が今夏閉店し、その居抜きにできました。



「三味軒」ではなく「三昧軒」、読みも濁らず「さんまいけん」とのこと。

ちなみにこちらの新店は「凌駕」「麺とび六方」などの有名店を手掛ける「KING SWING」の系列店です。そのためでしょうか、そうそうたる有名ラーメン店からの開店祝いのお花が店内外にずらり。



お店に入ってすぐ右手に券売機があります。紙幣は1,000円札のみ対応。新紙幣は未対応で、その場合は両替してくださいます。

麺類を注文するとご飯が無料に。開店当初は券売機の前に置かれたプラスチックの札を取って渡すスタイルだったようですが、現在は[ごはん無料]のボタンを押して発券する形に。



店内はコの字型のカウンターのみで14席ほど。カウンターの下にはティッシュと荷物入れがあります。



カウンターの上にウォーターポットとコップが置かれていて、お水はセルフ。



カスターにある「昭和の素」という謎の容器。どうやら門外不出の粉末で、その中身を教えるとクビになるレベルだとか…。懐かしい味を演出するもののようで、香辛料っぽいものの胡椒のような辛さがメインではなく、香り付けに近い印象。“中華そば”に加えると効果的のようです。



今回いただいたのは“つけそば(900円)”です。



はじめにつけ汁だけ出てきたのですが、大きめの湯吞みくらいのサイズにちょっとびっくり。



「丸長」っぽい強い甘みと酸味、更に黒胡椒が効いた濃いめのつけ汁。その中には刻んだチャーシューと濃い色をしたメンマが沈んでいます。油層も厚く、熱々感とコクの面でプラスに効果。



麺の上には刻み海苔だけとシンプル。



ツルリとした麺はコシより喉越しを強調。食べ終えた後にはスープ割りも対応。カウンターにつけ汁を置くと、柄杓でスープを注いでくださいます。昔ながらの雰囲気が漂い、全体的なコンセプトは昭和を感じさせる、いわゆる「ノス系」「ノスラー」という感じ。



お昼時は早くも行列という注目の高さ。ピークタイムを外して訪れたので席の埋まり具合は1/3ほど。あわよくば店内連食で“中華そば”も…と思っていましたが、直後から3組ほどが立て続けに来店されたので後ろ髪を引かれつつ退却。

駐車場は10台分。そして通し営業というのも非常にありがたいですね。


上田市大手１丁目１０−５
10:00〜20:00 ※材料終わり次第終了
無休