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イイね!
2008年08月24日

不動燃料ポンプをブレーキクリーナーで掃除して復活させる。命がけですけどね。

不動燃料ポンプをブレーキクリーナーで掃除して復活させる。命がけですけどね。 朝、起きると、早朝からレース資金調達のために、バイトに行っている弟が、黄色'81GLEのエンジンがかからなかったので、代わりに別の車で出勤したのと、言われました。

昨日、乗って帰ってくるまで、問題なく動いていたのに、今朝いきなりエンジンがかからないとなると…?いろいろ考えられますが、この車の場合、ちょうど1年ぐらい前にも粘着性のヤニのようなもので詰まってしまい、燃料ポンプが不動でエンジンがかからなくなったことがあったので、とりあえず、この線が怪しいと思いながら、朝食を食べました。

我が家は車がたくさん駐車できるスペースがあるのですが、なにぶん、「うなぎの寝床」方式の駐車スペースでして、一番前の車を出さないと、それ以降の車を動かすことができません。

運悪く、この日は黄色は前のほうに止まっていたので、とりあえず、動く車を運用できるようにするべく、セルモーターEVで脱出し、他の車を逃がした後、駐車スペースに戻して、作業開始としました。

簡単なトラブルシューティングの結果、やっぱり燃料ポンプの固着に行き着きました。去年、
不良で外したポンプを分解してみると、中のモーターの寿命は十分残っていたのに、ポンプが粘着質のヤニで固着して、動かなくなっていたので、同じようになっていると考えて、

固着した燃料ポンプの内部を洗浄し、復活させました。

バッテリー直の電気を流した状態で、燃料ポンプ内部を、ブレーキクリーナーで洗浄すると言う一歩間違うと、爆死しかねない危険なアイデアは、たぶんオリジナルだと思いますが(そりゃあ、そうだ)、この方法を思いついたいきさつは、出先で燃料ポンプのトラブルで、止まってしまったときに、燃料ポンプ自体をたたいてショックを与えると、たまに動き始めることがあると言う裏技を知ったからです。

手元にあった駄目になったポンプのストックを、プラハンマーで叩いてみて、バッテリー直につないで見ると、いくつか復活したものがありました。そこから、調子に乗って、動かないポンプに、電気を流しながら、プラハンで叩いたら、もっと効果があるだろうとやってみたところ、目覚しい効果があったので、そこから派生して、電気ショックを与えながら、有機溶媒で洗浄したら、効果があるだろうと考えたわけです。

ゴルフ1の燃料ポンプは、1つしかなく、ここで加圧された燃料が、そのままジェトロニックで分配されて、インジェクターに入ります。そのため、燃圧がとても高く設定されています
(その昔、シビックへの流用が、流行ったそうですよ)。

ですから、ブレーキクリーナーを吹き込んで、洗った後、ポンプに通電して作動させると、ガソリンまじりの高圧のブレーキクリーナーが噴射?!されます(爆)。当然引火すれば、爆発しますので、とても危険です(汗)。ポンプ側のターミナルで、火花が散ろうものなら、確実に爆発するので、ポンプ側のターミナルに、しっかりブースターケーブルの端子を接続し、火花が出ないように注意して、バッテリー側を接触させて、電気ショックを与えています。

ポンプを、正規ルートで日本で買うと、約3万円。アメリカなら、1個100ドルちょっとですが、今回は、手持ちに予備のポンプもなかったですし、ブレーキクリーナーで洗浄できるかどうか、確かめたかったのもあって、やってみました。

まさか、これを真似する人は、いないと思いますが、自己責任でお願いしますね(笑)。
ブログ一覧 | ゴルフ1 | クルマ
Posted at 2008/08/24 20:32:16

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この記事へのコメント

2008年8月24日 20:42
決して真似をしないで下さいと言いつつやっちゃってますね。
コメントへの返答
2008年8月24日 21:09
う~ん、見せたがりの本能でしょうか。

大体、大きな事故は、予見できる状態で起こると言う事例から考えると、今回成功したから、安全だとはいえないですね。

ただ、この車の状態からして、また1年ぐらいでやることになるかもしれないですが、そのときは、キャブクリーナーを使って、ポンプ内に残留する有機溶媒の量を減らし、少しは安全な方向にしようと考えています。
2008年8月25日 9:08
こんにちは!
過去の経験が生かされましたね。
また,整備手帳にある要因分析も感心します。

今後の課題は,やはり燃料タンクから発生する粘着質のヤニの除去ですかね。
ゴルフ1の燃料タンクは,金属?だったでしょうか。
そうするとヤニの発生原因は,タンク内部の塗装が経年劣化で分解してしまい,これが流出して詰まったのかな。
悩ましいですね。

コメントへの返答
2008年8月25日 11:55
こんにちは。

過去の故障事例から、たぶんここだろうと疑ってかかりました。リレーについて、何も調べずに、いきなりポンプを引っ張り出して、電圧を測りましたから。

後、整備記録に書き忘れましたが、ポンプの作動音が、電圧がかかってもぜんぜんしないので、おそらく固着だろうと考えました。

黄色の粘着質のヤニについては、タンクの載せかえで対応しようと考えています。そのために、去年、GTDから燃料タンクをはずしました。ディーゼルのタンクと、ガソリンのタンクが、同じかどうか、調べ切れていないのですが、たぶん、いけると思います。

粘着物質の由来については、なんとも分からないのですが、この車以外のゴルフ1では発生しないことから、おそらく、タンクに何か入った(入れた)ものが、原因ではないかと思います。ゴルフ1は金属タンクなので、確かに中に塗装されていますが、塗装がはがれているわけでもなさそうです。

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