
今回、
アウトシュタットを訪問するに当たり、できれば自分で運転できるアトラクションに参加したいなと考えていました。
ホームページを見る限り、トゥアレグでの悪路走行、ティグアンでの悪路走行、ゴルフでのセーフティトレーニングの3つがあったので、セーフティトレーニングに参加してみることにしました。
工場見学が出発する船着き場に、専用の船で迎えに来てくれ、フォルクスワーゲンスタジアムの前を横切って会場に連れて行ってくれます。
船着き場にはすでに教官が待機してくれており、挨拶もそこそこにトランシーバーと車のカギを渡され、「君が乗るのはあの車だ。準備ができたらトランシーバーで呼んでくれ。好みのラジオ局を選ぶのも忘れるなよ」と、陽気な感じの人でした。
教習車はゴルフ7GTIのDSGです。ゴルフ7オーナーじゃないのでよくわかりませんが、特に変わったところはなさそうです。
さて、今回のSafety Trainingですが、大まかに分けて4つの体験をすることができます。
レーンチェンジ中のESC作動体験(30,40,50km)
定常円周回からのESC作動体験
低ミュー路での緊急回避体験(30,40,50km)
低ミュー路でのABS作動およびその後の自動油圧保持機能体験
文字で紹介するより、動画を見ていただいたほうが早そうなので、こちらの動画をご覧ください。
レーンチェンジでは、片輪が滑りやすい部分を踏んだ状態でも大きくは姿勢が乱れず停止することができました。
定常円周回からの滑りやすい部分での急ブレーキは、むしろ私が普通に定常円を回っている時の方が乱れが大きいぐらいで、ハンドルを切ったまま急ブレーキを踏んでも全くラインが乱れることなく停止できています。
低ミュー路での緊急回避では、ESCが左右のブレーキバランスを調整していると思われる回り込み感があり、また、スピンしていく過程が遅く、ステアリングで車をコントロールできる領域が広がっていることを体感できます。
講師曰く、このコースの目的は、フルブレーキング状態でもハンドルでコントロールできることを体感し、パニックになってあきらめてしまわないようにすることとのことでした。
私が参加した会は英語だったこともあって、参加者は私だけというぜいたくな状態でした。時折講師はABSやECSに関するクイズを出題してくれたりと、終始フレンドリーで楽しい時間を過ごせました。
おそらく、何度もいける場所ではないですが、とても貴重な体験ができて大変れしかったです。ゴルフ7のESCを体感し、もはや自分の腕で太刀打ちできるレベルではないこともはっきりしましたし。電子制御恐るべしですね。
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Posted at
2015/08/30 20:06:53