2018年08月18日
フィットハイブリッド渋滞中にガクガク??になる。仕様か異常か?
先日、猛暑のお盆渋滞で上り坂をダラダラと止まったり動いたりしながら登っていました。
事故渋滞だったため速度はとても遅くて、止まったり動いたりという程度です。
普段私はクーラーは弱めなのですが、この日は同乗者の都合もあり25℃のオートに設定していました。外は猛暑ですしファンスピードは80%ぐらいでガンガンにクーラーをかけている状態です。
旧車じゃあるまいしこんなことで現代の車は何も起こらないだろうと思っていまして、さすがにロードスターよりクーラーの効きがいいな(床暖房がなくて快適)などと気楽に走っていましたが、ある時それまでと同じように発進しようとすると、突然力が抜けたようにアクセルレスポンスがなくなり、発進できず非常に焦りました。
上り坂のためこれは車が下がると思って、反射的にサイドブレーキを引いてアクセルを踏み込んでみたところ、力はないもののガクガクと何とか発進はできました(何も知らない妻は突然サイドを引いた私にビビっていました)。
その後メーターを見てみると、バッテリー残量が最後1目盛りから回復せず、常にエンジンでしか走行しなくなっていました。通常、すぐにバッテリー残量は回復してくるのですが全く回復せず、ずっと1目盛りのままです。
右車線でしたし、ここで止まると非常にまずいと思いつつ、その後もガクつきながらもなんとか渋滞を抜けることができました。渋滞を抜けたのちは特に異常はなく、正常に充電できてガクガクすることもなくなりました。
帰宅後調べてみると、どうやらこの現象は他でも見られるようです。
フィット3ハイブリッドは7速DCTなのですが、1速はモーターでしか駆動できず、通常は発進時はいつもモーターで発進します(Sモードはどうやら2速でエンジン併用で発進するようです)。
よって、1速しか使えないような低速の渋滞の時に、エアコンを多用すると(フィット3ハイブリッドはコンプレッサーをモーターで回している)バッテリー電力が消費されつくしてしまい、モーターで発進できなくなり、フェールセーフで上り坂で2速でエンジンのみで発進する羽目になるようです。
この状況、もっとひどくなると停車してパーキングに入れてしばらく充電してくださいという警告表示が出るようなのですが、今回のように自動車専用道路ではおいそれと停車も難しく、少々厄介だなと感じました。
取扱説明書に記載があるようですが、もちろん読んでおらず、このフィットで初めて「壊れた!!」と焦った瞬間でした。猛暑の渋滞でストップしたら、まるでオーバーヒートした古い車みたいですね(汗)。現代車は現代車なりの弱点があるものだなと痛感しました。
結論:どうやら仕様のようです。しかしながら、最近後部座席下バッテリーからの温風がシート座面のベルトアンカーの穴から出てきて暑いですし、バッテリー劣化の懸念はありますね(汗)。
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Posted at
2018/08/18 21:51:34
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