2月10日に行ってきた、大阪オートメッセシリーズ第3弾、レースカーたちです。
まずは、トヨタさんのF1から紹介します。
F1の車両は、ちゃんと展示されているのは、初めて見ました。
さすがに、F1になると、機能美と言うか、本物がかもし出す凄みと言うか、オーラがすごいですね。
サイドラジエターからの熱い空気は、画面中央部右の裂け目のように黒く写っているダクトから排出されるようですが、おそらく、サイドポンツーンのせいで、このあたりが負圧になるんでしょうね。
エキゾーストは、集合して1本になった直後で終わっていて、必要最小限です。生で走っているのを見たことはないのですが、鈴鹿の観客席でも、隣の人と会話できなくなるくらいの音だと聞いていましたが、これなら納得です。
GT選手権のZのリップスポイラーとカナード、普通の視線で見ると、こんなに出っ張っています。
うーん、どう考えても、公道は無理ですね
←当たり前。本物カーボンのつやのない感じが、すごいです。
GTのZの中をのぞくと、ロールゲージがこれこそとんでもない状況です。
GTの場合、横から見て、ドアとルーフの部分だけ、市販車のボディを使っていればよく、事実上、パイプフレームのレーシングカーに、市販車のコクピット部分をかぶせたような構造になっているので、ほぼロールゲージだけで剛性を出しているために、こんな状態になっていると思われます。
同じZでも、スーパー耐久仕様のものは、こんな感じです。
スーパー耐久は、確か、エアロパーツ以外はグループNに順ずる仕様だったはずで、こちらは、ほぼ市販車をベースにしています。
よって、コックピットやロールゲージも、まだ僕らの想像の範囲内です。
ダッシュボードやシフト周りなど、かなり市販車の面影が見られます。ロールゲージもGTに比べればかなりおとなしいですね。おそらく、重量増を嫌って、できるだけシンプルに済ませていると思われます。
同じく、スーパー耐久仕様のシビックが展示されてました。
僕は知らなかったのですが、2007年スーパー耐久選手権で、クラスチャンピオンをとったそうです。
コクピットをのぞいてみると、以前見た
2008年に始まる
シビックタイプRワンメイクレース仕様車とは、
結構つくりが異なります。
ワンメイクレースのほうが、ロールゲージは凝ったつくりをしてましたね。おそらく、横から突っ込まれたときの安全性の確保に重点を置いているのでしょう。それに、ワンメイクレースのほうは、みんな同じロールゲージをつけないといけないので、重量増もみんな同じですが、違う車種と争うスーパー耐久では、重量増を嫌っているものと思われます。
最後はこぼれネタですが、こんなところにタイプRのロゴが鋳込まれているんですね。
見えないところこそ、おしゃれにするのが、男の美学?なんちゃって…。
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2008/02/20 21:10:56