
弟の黄色ですが、昨日、鈴鹿サーキットからの帰り道、バッテリーチャージランプとCATランプが、エンジン回転数が低いときに、ぼんやり点灯していることに気がつきました。
アイドリングから、2千回転までぐらいの間で、回転数が低いときほどはっきり点灯し、回転を上げていくと、徐々に消灯します。
参ったな、こりゃあダイナモが死に掛けていて、充電不良かもしれないと思いながら、ライトの明るさなどが変化しないか、注意しながら、なるだけエンジン回転数を高めに保ちつつ(せっかくの5速化が…涙。)、だましだまし帰ってきました。
今日、弟には軽トラで出勤してもらい、黄色のダイナモをチェックしました。
まず、最初に考えたのは、ダイナモのブラシが消耗し、なくなりかかって、接触不良になっているのではないかと言う可能性です。そこで、ダイナモからブラシをはずし、見てみると、減ってはいますが、まだ残りも十分あり、しっかり接触している様子。念のため、家にあった部品取りのダイナモのブラシと入れ替えてみても、完全に病状は同じでした。
実際にどれぐらい充電しているのか、測定できたらいいのですが、安物の普通のテスターしかないので、そんな大電流は測定できません(汗)。とりあえず、充電不良になっていないか、エンジン停止時と運転時にそれぞれバッテリー電圧を測ってみると、12.7~12.8Vと、まったく問題ありませんでした。
ん?そうなると、機能的には、ダイナモは大丈夫なのかな??となり、僕の考えうる範囲では、これ以上トラブルシューティングが思いつかなかったので、主治医の方に、電話して聞いてみました。
その結果、チャージランプの点灯は、ダイナモが正常なら、メーター基盤から、途中の回路から、どこに原因があっても起こり得て、ちょっと大変だよと言われました。とりあえず、警告灯からの配線がダイナモに接続されている部分の端子を、きれいに磨いてみてくれと言われました。

端子と接点を磨き、CRCを吹き付けて組み立て、エンジンを始動すると、見事に警告灯消灯。さすが数を見ている専門家の言うことは違うなと実感しました。
また、ラジエターのバイパス回路についている、たぶんジェトロニック用に水温を測定している水温センサーの、水温センサーとホースの継ぎ目から、クーラントが少し漏れていたので、
この部分を新品に交換しました。
ゴルフ1のここのセンサーの鋳物のパイプは、腐食して穴が開いたり、鋳物が割れたりするトラブルが起こりやすいです。実際、初めて親父が購入した82年式のATのCIでも、ここに腐食で穴が開いて、冷却水が漏れ出し、路上でストップしてしまったことがあります。
僕が小学5年生ぐらいの時だったと思うのですが、止まった場所の近所の、小学校の友達の家に、水道水をもらいに行き、ラジエターに足しながら家まで運び、ヤナセのメカニックの方に家まで来てもらって、交換していただいたことがありました。交換した穴の開いた水温センサーを、親父から手渡され、こいつが原因だったんだと言われたのを覚えています。
今回は、幸いに、どちらも大事に至る前に交換できたので、大きなトラブルにはなりませんでした。日ごろからなるだけ用心しておくと、出先で帰れなくなると言ったリスクを、少しは減らせるかなと思います。それに、普段から点検すること自体が、趣味みたいなものですから(笑)。
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Posted at
2008/06/30 23:34:08