
2007
鈴鹿クラブマンレース最終戦に、弟がFJ1600で参戦しました。
前回の第6戦でレースデビューした弟にとって、2回目のレース。何かミスをしても「まあ、初めてだからねぇ」と言ってもらえた前回とは違い、今回からは、中身を問われます。
今回、予選は土曜日に行われたので、予選は観戦にいけませんでした。
予選の詳細は、
本人のブログに譲りますが、
最後のアタックまで6,7番手タイムを出していたらしいのですが、最後のアタックでいまいちタイムが伸びず、
11位で終了となりました。
予選ダメダメだった前回に比べれば、悪くない位置でスタートできますが、周囲の選手のレベルも高い場所からのスタートとなるので、後ろからのプレッシャーと言う新たなファクターも考えなければなりません。
とまあ、いろいろ考えながら、日曜日、応援に行きました。
決勝は15時からだったので、昼過ぎにサーキット入りしました。
今回は、フルコースでの開催。ピットもF1が行われていたメインピットです。
順位が表示されるモニターや、サーキットカメラの映像も、当たり前ですがすべてホンモノで、ちょっと興奮しました(笑)。
ピットで少し弟と話しをして、落ち着いているのを確認後、走行画像を撮影するために、前回に引き続いてスプーンコーナーに向かいました。

メインピットから行くと、最も離れたコーナーなので、一度車でゲートを出て、南コースのほうから入りなおし、やっとのことで到着しました。
天気が良かったので、東のほうを眺めてみました。

天気が良いと、伊勢湾が見えるんですね。水平線付近の陸地は、どの辺りなんでしょうかね。セントレアが見えればわかると思って探しましたが、わかりませんでした。
スタート進行でフォーメーションラップをこなす弟を見ながら、さあ、今度こそはタイトな戦いになるだろうなと思い、こちらも緊張してきます。
今回、サーキット内の観客向けの放送がなく、オフィシャルのいるポストからもれ聞こえる連絡放送でしか、レースの状況がわかりませんでした。遠くのエンジン音と、ポストの連絡から、全車スタートしたと聞こえ、少しほっとしてスプーンになだれ込んでくるのを待ちました。
1、2ラップ目辺りでは、順当なスタートで、ほぼグリッドどうりの状態で進行しました。その後、1位が少し逃げ、2位以下10位ぐらいまでは、テールtoノーズで続きます。弟は2位から10位までグループの一番後ろ辺りでがんばっています。前回とは違い、回りとのレベルが接近していて、順位はちょくちょく入れ替わりながらも、簡単には前にいけない状況。弟もスプーンでもラインを変えたりして、前に揺さぶりをかけたりしながら、全力でバトルを繰り広げます。
何とか2台ほど抜いて、後ろとのリードを確かなものにしましたが、バトルが起こったために、2位争い集団からは少し離され、残り2ラップぐらいで、順位を上げるのは苦しい状況。それでも何とか2位争い集団に追いついて、無事フィニッシュとなりました。
結果
、見事7位獲得。がんばってくれました。
今回、前回よりはいいグリッドからスタートしたため、レベルが近いライバルと純粋にバトルに集中できたことは、大きな収穫だったろうと思います。また、いくら瞬間的にすごいパフォーマンスを発揮しても、コースアウトや接触でリタイヤしてしまっては、元も子もないので、手ごわい相手と全力で戦いながらも、大きなミスをせずに着実に順位を上げることができたのは、評価できると思いました。
次戦は、今年は鈴鹿東コースで行われる
FJ日本一決定戦に、恐れ多くもエントリーするらしいです。「そんなの、まだビギナーで実績もないのにエントリーできるのか?」と聞いたら、今は特に実績は問われず、誰でもエントリーできるそうです。鈴鹿クラブマン以外に参戦している選手もエントリーしてくるでしょうし、全日本のFJ使いの中で自分のレベルを確かめられるいい機会だとは思います。しかし、強豪にもまれて、どうなっちゃうんでしょうか。大丈夫なんだろうかと心配になってしまう小心者の兄なのでした(笑)。
しかし、サーキットって、広いですよね。自分が走っているときは思いませんが、撮影のためにうろちょろしていると、撮影ポイントに行ったり、パドックに戻ったりが大変です。

ポストにいるオフィシャルを拾って回るバスに、乗せてほしいなあと、いつも思うのですが、観客側がコースの内側に立ち入ることなどできるはずがないので、(そうでなくても、F1などで観客がコースに侵入して問題になるくらいなので)無理な話なのは、わかっているんですけどね。レース屋さんが移動の足に原付や自転車を持ってくるのが、わかります。
Posted at 2007/12/10 19:03:52 | |
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