
僕の車好きは、
親父から
伝染しました。
それが証拠に、弟もレーシングドライバーを目指し、おかんもユーザー車検自力合格
(ちなみに、母の次の目標は、ダブルクラッチヒールアンドトーでのダウンシフトだと言うから、恐るべきバイタリティです)など、明らかに一家が全体的に車に牽引されている感じがします。
まあ、それで家族みんなが仲良くやっているので、良いんですけどね(笑)。
さらに厄介なことに、この
病は、明らかに
伝染性があり、直接親父と会ったことのない僕の友達や、弟の友人までも車好きにしてしまうという始末です(笑)。
大学1年のとき、僕は2人の友達と、3人でよく一緒にいました。
僕は、朝から晩まで、車話をしていました。
その結果、一人は
以前ブログにも登場したゴルフ2のマニュアルを購入し、もう一人は、プジョー106 S16を購入しました。
まあ、洗脳された?!2人が買った車から、
僕の話の内容は、容易に想像できると思いますが、
「やっぱり、ホットハッチは面白い」と言う話を、ずっとしていたわけです(笑)。
さて、そのプジョーですが、このたび、スタッドレスを購入する運びになり、
旅行かたがた、こちらまで遊びに来てもらいました。
普段、日本車とドイツ車に触れ合っているものとしては、フランスやイタリアなどのラテンの車は、なんだか気になるけれども、なんだか踏み込んではいけない禁断の誘惑のように、考えていました。
ラテンのホットハッチと言えば、ノーマルでもさぞ乗りにくい、とんでもない車なんだろうなという先入観を持っていました。中でも、プジョーは、欧州車にしては、高いカタログスペックを持っていて、とんでもなく乗りにくいのでは?と思っていました。
スタッドレスへの組み換え作業は、いつもどうりの話なのでおいておいて、
こちらに来てもらったときに、チョイ乗りさせてもらったときの印象を書きます。
エンジン始動は、普通のキー式。ちょっとあいまいな感じのするクラッチを踏み込んで日本車と同じ6速の位置にリバースがあるシフトパターンを1速に入れてスタートすると、意外にも?!低速トルクは確保されていて、エンストはしない感じです。
回転フィールは、むしろロードスターより滑らかな感じ。低速域のアクセルへのツキも良く、普段付き合うのも、特別な覚悟は無用な感じです。サスペンションは、スポーツグレードのためか、ノーマルでしたが、"猫足"と言われるすごい滑らかさはなく、ダンピングが効いたフラットな感じで、結構ドイツ車に似た感じがしました。
左ハンドルだったのですが、ゴルフ1,2などの左とは、ウインカーとワイパーが反対(つまり、右がウインカー、左がワイパーで、レバー配置は日本車と同じ)で、シフトパターンともども、なかなか混乱させられました。慣れの問題だとは思いますが、プジョーとワーゲンと日本車を所有すると、しばらく晴天時に交差点でワイパーを作動させてしまいそうです(笑)。
組み換えのために、タイヤを8本積んで、スタンドまで行ったわけですが、やはり室内の収容能力は、ゴルフ1のほうがかなり高いです。ボディデザインが、ルーフに向けて絞られているためだと思いますが、リアシートを倒しても、8本積むのは、いっぱいいっぱいでした。余裕で10本つめるゴルフは、この点では明らかに勝ります。
内装は、上級グレードのため、革張りのシートなど、かなり高級感があり、さすがに時代の違いを感じさせられます。ライトの光軸調整機能は、なぜかフランス車は好きですね。確か、ルノーにもついていたような。
ラテン系といえば、トラブルが多発しそうな感じがしますが、聞いた限りでは、それほどシリアスなトラブルは、出ていないようです。ただ、車の時計が、何度あわせても、どんどん進んでしまうとか、キーレスのボタンの片方だけ、効きが悪いとか、それなりに、古きラテン車を思わせるトラブルが、ないわけでもないようです。
結論としては、むしろロードスターより乗りやすく、十分普通に付き合うことができそうだと思いました。ただ、それなりにメンテできるショップさんを見つけられないと、すべてディーラーさんに頼んでいると、高くつきそうですが。
Posted at 2007/12/24 23:45:47 | |
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