
以前から、振動のひどい自動車での使用を考えると、いつかはこういった、非接触、非光学式のメディアから音楽データを再生できるカーステレオができるのが望ましいと思っていました。
パソコンに差し込めるUSBメモリーに、圧縮した音楽データを保存し、そのメモリーを車内に持ち込んでオーディオに接続して、音楽を再生できるカーステレオが、ちょっと前から登場し始め、最近は普及機にも搭載されるようになって来ました。
しかしながら、USBポートが本体正面にあったり、対応しているファイル形式が少なかったりと、購入にはいたりませんでした。
今回購入した
カロッツェリアDEH-P620は、iPod系が使っているAACと、Windowsパソコンが音楽を取り込むときに使っているWMA、汎用性の高いMP3と一通り、使いそうな形式全部をサポートし、裏側にあるUSBのポートから好きなところにUSBの差込を持っていける構造であること。実勢価格が2万3千円と、手の届く値段であったことから、買うことにしました。
取り付けは、USBの線が増えること以外、特に難しくはなく、普通の1DINオーディオとして取り付けることができました。
取り付けて、早速USBメモリーから音楽を再生してみると、デッキ自体の性能が高いためか、前のデッキのCDを再生していたときより、音質がよかったので、驚きました。前のデッキが、新品で1万2千円ぐらいの物だったので、これぐらいの値段差でも、結構音質って変わるものだなあと思いました。
ちなみに、メモリーに入れた音楽の元になったCDをそのまま再生してみると、さらに音質はよかったです。しかし、走行中、騒音の大きい車内で聞く分には、圧縮されているメモリーの音質で、十分でしょう。
あえて難点を言うなら、ゴルフ1純正の緑と電球色のイルミネーションに対して、LEDと思われる青色のイルミネーションが、若干浮き気味なことぐらいでしょうか。いまどき緑のイルミネーションのカーステレオは少なく、まぶしいほどではないので、まあしょうがないかなと思っていますが。
iPodなどのポータブルプレーヤーと、FMトランスミッターでカーステレオ側をいじらないで対応するよりも、確実に音質はよく、もし新たにポータブルプレーヤーを購入してまでこれをやろうとしている人には、このデッキはお勧めできます。
Posted at 2008/01/01 11:31:30 | |
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