
14日に、弟のクラブマンレース第5戦が開催されました。
結局、僕がブログで報告しなかったのですが、6月29日の第4戦は、それまでと似た感じの展開で、予選そこそこ、スタートで後退、炎の追い上げで3位表彰台確保と言う展開でした。
第4戦が6月29日に終わった後、7月、8月と丸々クラブマンレースはなく、第5戦は2ヶ月以上ぶりのレースとなりました。
今回は、1dayイベントで、午前中に予選があり、午後に決勝と言うパターンでした。いつものとおり、荒れる?!FJ1600は、予選も決勝も一番最後というタイムテーブルで、進行します。
今回、当日見つけて驚いたチームは、スーパーFJに参戦してきた、かの有名な「童夢」です。

最初、何かの間違いかとも思ったのですが、あの、GTでNSXを走らせて、ルマンにも出場していた、あの童夢です。
何で、童夢がスーパーFJに?さすがにプロは反則やろ??思いっきり、底辺カテゴリーなのに??もしや、他のスーパーFJと同じシャーシーと見せかけて、自社製作のF1バリのフルカーボンモノコックか?!と、カウルの継ぎ目を探してしまいました(笑)。
タネを明かせば、童夢の社員さんのクラブチームで、他の参加者と同じく、サンデーレーサーとして、参戦されたとのこと。
(でも、黒光りする後ろのツールチェストの立派さは、異次元でしたけど)レースでも、元気いっぱい走っておられて、プロっぽい結果を狙ったレース運びに終始するわけではなく、残念ながら上位ではなかったですが、思いっきりクラブマンを楽しんでおられる様子でした。
お友達の某りんこさんが、以前、
ト◎タのお偉いさんが見たら、まさしくひっくり返りそうな爆弾ネタを披露しておられましたが、FJ1600は、古式ゆかしいレオーネのエンジンなので、ヘッドカバーに純正の?!ロゴが入っていました。

よろしかったら、参考にどうぞ♪
わき道にそれましたが、今回も僕は、スプーンでの撮影係をやらしてもらいました。

予選、弟の走りを見ていましたが、まぁ無難な感じ。さりとて、それほどの速さも感じられませんでした。何と言うか、いまいち、気持ちが乗っていないというか、緊張しすぎで手につかないわけではなく、メンタル的に、テンションのピークをうまくもってこれていないような感じを受けました。
悪い予感は当たってしまい、予選10番手と、かなりの出遅れを喫してしまいました。上位は、第1戦でカートからステップアップし、デビューウインを飾るも、その後ツキに見放されていた選手や、第4戦から、マシンのリフレッシュ効果が現れて、急速に速くなった選手など、実力伯仲です。
弟は、ポールからコンマ8秒落ちといった状況なので、後はレース運びで何かないと、勝つのは難しい状況でした。
マシンのほうには、何も問題がなかったので、微調整のみで、決勝に進みました。決勝では、無難にスタートを決めるも、スタート直後の西コースショートカットでオーバーランし、ほぼ最後尾まで順位を落とすと言う、今までの弟にはなかった展開。その後、5周目くらいで中盤まで挽回したところで、他の選手のクラッシュがあり、セーフティーカーが導入されました。
今回、FJは12周の決勝だったのですが、5周目くらいで導入されたセーフティーカーが、なかなか出て行ってくれません。通常、燃料補給やタイヤ交換などのないスプリントレースでは、あまり長くセーフティーカーを出すと、残り周回が少なくなるので、赤旗で、一時中断として、全車をピットに戻した後、コースを片付けて、残り周回数で、レースをするというのが一般的です。
しかし今回、何と5周にもわたって、延々セーフティーカーが居座り、残り2周というウルトラスプリントな状態で、レース再開となりました。
この時点で、弟は10位前後を走っていたと思います。一つ前には、今、ポイントランキングで1位を走る選手がいる状態で、冷静に考えれば、絶対に1つは前に出たい状況です。
セーフティーカーが退出し、各車がコントロールラインを超えたところから、レースが再開されるのですが、まだラインを超えていないのに、前走車を追い越してしまうジャンプスタートが続発し、荒れた再スタートとなりました。
ここで、再び、弟はショートカットでオーバーランをやらかし、この時点で勝負あったなと思いました。後1周と言う状況で、ほぼ最後尾まで落ちれば、さすがにどうしようもないでしょう。
結局、決勝は、16位完走と言う、今季最悪のリザルトとなりました。
ゴール後の弟の車を見ていると、ノーズコーンやフロントサスペンションに、他車との接触の後がありました。

弟に聞いてみると、1回目のオーバーランのときや、再スタート時に、他車と接触したとのこと。再スタートは見ていた通り、荒れた展開になったようで、追突された選手や、ジャンプスタートで抜かれた選手などから、次々と抗議書が出され、ゴール後2時間経過した、17時30分になっても、ペナルティーの結論が出ず、正式結果が出ないと言う後味の悪いレースになってしまいました。
今回は、いつになく荒れた展開や、セーフティーカーの居座りなどのファクターはありますが、いまいち乗り切れなかった予選や、決勝での2回のオーバーランなど、決定的なところでの、ミスが目立つ週末となりました。
あえて、兄として、厳しい意見を言わせてもらいますが、やはり、荒さが目立っていたように思います。サートラとは、レベルが違うのは認めますが、こっちが、完璧と思うほど準備していっても、時としてそれが裏切られるのが、レースの世界。準備不足で行った部分を、勢いで当日補おうとしても、やはりそんなに簡単には、いかなかったということを見せ付けられたと思います。
幸い、次のクラブマン第6戦は、11月までお休みです。それまでの期間を使って、キチンと体制を立て直し、ベストパフォーマンスで堂々と上位争いを展開してほしいと願う兄でした。
Posted at 2008/09/17 21:52:55 | |
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