
えらく時間が経ってしまいましたが、
4月6日に、弟の参戦する鈴鹿クラブマンレース第2戦が鈴鹿サーキット西コースで開かれました。
詳細なレポートは、
弟のブログに譲るとして、ざくっと覚えている範囲で書かせていただきます。
今回は、予選、決勝ともに日曜にあるスケジュールだったので、日曜朝から家族で鈴鹿に行きました。

朝、到着し、「今日の調子はどうだ」的な会話を交わしている親子です(笑)。
↑いつもの光景ですけど、何か?(笑)。
パドックも見慣れた風景になってきましたが、さすがに本気の方々が多いので、サートラよりは、緊張感のある空気です。しかしながら、お互いケンカ腰かというと、全然そんなことはなく、特に、関係のあるチーム同士の間では、設備の貸し借りなども行われいるくらいです。
予選が午前中に行われるので、いつものビデオ撮影の持ち場であるスプーンに移動します。

今回の予選も、前回同様、順調な滑り出し。コンスタントに上位のラップタイムを記録し、瞬間的には1位にもなっていたと思います。
予選最終周に、皆さんフルアタックを行い、無事に予選3位の座を射止めることができました。

今回、ポールは久しぶりに上位に戻ってこられた、一発の速さでは定評のある選手。2番手は、前回弟と死闘を繰り広げたベテラン選手という状況。当然ながら、4番手以降も実力派の選手が並び、また大変な戦いになるなと感じました。
今回、FJ以外のカテゴリーのレースでは、比較的路面温度が高い割りに、気温が低いことに助けられて、コースレコードラッシュでした。各クラスの決勝が始まってみると、赤旗(レース中の事故で、救急車、レッカー車などを導入する必要があり、いったんレースを中断すると言う意味の旗)が続発する、荒れた展開になりました。
↑シビックは少なくとも1台は、完全に全損でした(汗)。
鈴鹿クラブマンの中でも、FJ1600は本気印のドライバーが多く、ただでさえいつも他のカテゴリーより荒れた展開になるので、今日は無事、何事もなくレースできればいいなと、祈っていました。
フォーメーションラップを経て、レースがスタートしました。僕はスターティンググリッドから最も遠いコーナーのスプーンでの撮影係だったので、場内放送を聞きながら、スタートの状況を把握していました。実況によると、全車スタートしたものの、予想どうり、スタート直後のコーナーで多くの車が巻き込まれる(車が別の車に乗り上げた)事故発生(汗)。当然すぐに赤旗が振られ、即刻レースは中断し、無事な車両はピットレーン入り口付近まで移動することになりました。
とりあえず、スプーンで、徐行で通過する車両の中に、弟の姿があるかを、必死に探しました。結果、無事発見。とりあえず自走はできているようです。
赤旗中断で、コース上で事故車両の撤去が行われ、再スタートできる車両は、スターティンググリッドに戻ります。実況で、弟の車両もグリッド上で修復を行っているとのこと。ダメージが軽症であることを祈ります。
(↑実は、カウルが軽く破損した程度で、たいしたことはなかったそうです。)
再スタートでは、今度は無事に皆さんオープニングラップをこなし、トップは前回第1戦の2位争いでで弟の前に立ちはだかったベテラン選手、2番手はまた別のベテラン選手で、弟は3番手でレースをスタートしました。
前回同様、弟が猛烈に2番手の選手に襲い掛かります。しかし、そこはイコールコンディションのFJ1600、なかなか抜くテクニックがないと、前には出られません。2周ぐらい、弟がべったり2番手選手に張り付いた後、やっとのことでパスして、総合2位に上がりました。
しかし…。ここも悲しいことに、前回同様、さきほどまでのえらい勢いはどこえやら、抜いた後、突き放すことができません。なんか、さっきまでより、ペース落ちてるんじゃないの?と、傍目に思うような走りになっています。
当然、さきほど抜いた選手は、弟にべったり張り付いていますから、これは危ない状況だなと思っていたら、案の定、終盤で再度抜き返されてしまいました。
結局、前回第1戦で弟の2位を阻んだベテラン選手が、危なげなく優勝。弟を再逆転した選手が2位、弟は3位でフィニッシュとなりました。
残念ながら、今回は表彰式の写真は撮れませんでした。弟のブログには載っていたと思うので、そちらでご覧ください。

第1戦、第2戦と連続表彰台をゲットし、成績的には十分ですが、内容には課題も見えてきました。僕もサートラで経験がありますが、抜くまでの集中力というのは、結構維持できるのですが、一旦抜いてしまうと、どう走って良いか、わからなくなる部分があると思います。
今後、さらに上を狙っていくためには、そのあたりを、メンタル面、技術面を含めて、つめていく必要があります。
選手権シリーズランキングでも、前回弟と戦って2位になったベテラン選手が、今回優勝ですから、現在弟は2位の状況で、シリーズチャンピオンを狙うには、このベテラン選手の攻略を避けて通ることはできない状況です。
さて、次回は6月1日に、弟の最も得意とする鈴鹿フルコースでの開催です。今度こそは、更なる活躍を期待したいと思います。
Posted at 2008/05/23 23:36:49 | |
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