
報告が遅れていましたが、'83GTIにワンオフステンレスエギゾーストシステムを装着しました。
僕のGTIですが、純正ダウンパイプ+特注中間パイプ+ジレットのイミテーションのステンレスマフラーというなんとも和洋折衷なツギハギ状態でがんばっていましたが、重すぎる特注中間パイプに、老化してきた純正ダウンパイプが耐えられなくなり、クラックやボルト折れなど問題が多発していました。
ざっと過去のブログを見返しても、問題が多発しています(汗)。
2007/4
ダウンパイプクラック発生
2009/7
ダウンパイプ損傷
2011/9
ダウンパイプクラック修理
2012/7
マフラー落ち寸前
これらの問題は、もはや付け焼刃では根絶不能であり、全面的なエギゾーストシステムの刷新が避けて通れない状況でした。
エギゾーストシステムの様子は、
整備手帳をご覧ください。
とても美しく仕上がったエギゾーストシステムでしたが、出来上がってから試走してみると、右ドライブシャフトのインナーブーツに軽く溶けた形跡がありました。そこで、近くの部分に遮熱バンドを巻いてみることにしました。

溶接部分はあまりバンドを巻いて高温にすると割れやすくなりますが、タコ足に比べれば低温だと思いますし、これだけきれいに溶接してあれば大丈夫でしょう。

ボルト類はきちんと銅が入った専用品ですが、もちろん固着防止のネバーシーズを塗って組み立てます。
今回、作るに当たっては、今後10年間の使用に耐えられることを目標とし、性能と耐久性を両立する仕様とできるよう、事前にコックス神戸さんと詳細な打ち合わせを行い、仕様を決めました。タコ足部分の処理や、メインパイプの直径等の肝となる部分は、あくまで性能重視で選び、出口だけは僕のイメージを形にしてもらうことにしました。
その結果、GTIにマッチした雰囲気のビジュアルの上に、エンストしにくくなり、高回転ではこれまでとは比較にならない鋭いふけ上がりを実現し、ワインディングでは往年のラリーカーを髣髴とさせる咆哮を奏でる、すばらしい仕上がりとなりました。トラブルが多発していたので、とにかく落ちないマフラーを手に入れられたのも、正直かなりありがたいです。
これで10年くらいはマフラーの心配はしなくてよさそうです(笑)。
Posted at 2014/09/29 23:31:42 | |
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