今日のブログは、モータースポーツ観戦が好きな者、一人の個人的な日記として記します。
アメリカ時間の8月23日に行われた、インディカーシリーズ第15戦、ポコノ500マイルレースでアンドレッティ・オートスポート所属のジャスティン・ウィルソン選手が他車がクラッシュした際に発生した破片を頭部に受けて、意識不明の重体となり、24日に37歳で亡くなりました。
ご冥福をお祈りすると共に、インディカーリーグには、残された家族へのサポートをお願いしたいです。
ジャスティン・ウィルソン選手について、以下、引用します。
かつて2003年にミナルディとジャガーからF1にも出走した経験を持つイギリス出身のウィルソンは、同年9月にインディアナポリスで行われたアメリカGPで8位に入賞している。その後はアメリカに戦いの場を移し、チャンプカーやインディカーシリーズで活躍。インディカーではトータル174レースに出走し、通算8度のポールポジションと7勝という実績を持っていた。
自分としてのジャスティン・ウィルソン選手の印象は、191cmの長身で、イギリス英語のナマリが激しくて、英語が分からない自分でもナマってるのが分かり、どこか素朴な感じで心が優しく、クラッシュが少ない技巧派ドライバーと言う印象でした。
今シーズンは、中々、レギュラーシートを得る事が出来ず、スポット参戦が続き、やっと第12戦から今シーズン最後までアンドレッティのレギュラーシートを得る事が出来て、おめでとうジャスティンって思って、期待をしていた選手でした。
まだまだ若く、小さな娘さんが2人居る、いいお父さんだったようです。
これから、やりたい事も沢山有っただろうに、本当、残念で悲しくて仕方有りません。
モータースポーツ観戦が好きで、テレビの観戦のみならず、実際にサーキットへ足を運んで見る事も有ります。インディカーシリーズが茂木に来ていた時も、何度か見に行きました。
ジャスティン・ウィルソン選手の走りを、この目で見た事も有ります。
レースを見る上で、コースの特性上、バトルが少なくて見ていてつまらないレースも正直有ります。
そんな時に、レースを単なるエンターテイメントとして見るならば、マシントラブルが起きないかなとか、クラッシュしてイエローフラッグが出ないかなとか思って観戦している自分がいます。
好きなドライバーやチームが劣勢の時は、ライバルチームが逆に劣勢に陥るのを祈ってしまうのもファン心理として仕方ない事だと思ってます。
今回の、ポコノのレースも、日本人ドライバーの佐藤琢磨選手が一時はリードラップを取るまで順位を上げ、凄く盛り上がりました。
ポコノのコースは、名前は可愛いけど、普通のオーバルとは違いコーナーが3つしかない三角形のコースで、Tricky Triangleと言うニックネームを持つコースです。
以下、引用
コース幅が非常に広く走りやすいトラックではあるが、全体的にバンク角が浅いためラインの自由度は少ない。故にNASCARでは縦に長い展開になり、スピンやクラッシュが起こりにくい。
確かに、クラッシュは起き難く、昨年は1度しかコーションラップは有りませんでした。
しかし、今年は昨年とはマシンの形が変わり、そのせいなのかスピンやクラッシュが多数起きて、11回も(うち1回は狐の乱入)イエローコーションが出る激しいレースで見てる側としてはエキサイティングなレースでした。
インディカーシリーズは、他のカテゴリーよりもハイスピードな為、クラッシュが多く、重大事故が起こる確率が高かったので、2012年から車が他車に乗り上げても宙に浮かないようにホイールガードを取り付けたり、リアバンパーを付けたりとフォーミュラカーとしてはF1に比べると奇妙な形をしています。
その安全なマシンを開発をしたダン・ウエルドン選手が安全なマシンデビュー前のシリーズの2011年最終戦で亡くなって以来、死亡事故は起きてませんでした。
確かに、安全になったなと昨年までは思いました。
でも、今年から、エアロを取り付ける事が出来るようになりダウンフォースを付ける事が出来るようになったからか車速が上がり、そのエアロのせいなのか、少しの乱気流やドライブミスで、スピンやクラッシュも増え、宙に浮く事も多くなったなぁと素人ながらに感じ、本当に安全なの?って思っていました。
ただ、死亡事故が起こっていなかったので、それもエンターテイメントの一つとして捉えていました。
でも、今回、ジャスティン・ウイルソン選手の死を受けて、またインディカーリーグは、更なる安全を考えなくてはならないのではと思います。
今回の死亡事故の要因は、トップを走っていたルーキードライバーが、何故か突然単独でスピンをしウォールへぶつかり、その際に外れたノーズコーンが宙に舞い、後方を走行していたジャスティン・ウィルソン選手の頭部を直撃した事が原因でした。
近年のマシンは、クラッシュをした際にドライバーへの衝撃を減らす為にカーボンモノコック以外は、バラバラになるように出来ているので、破片を飛ばさないようする事は、厳しいとは思います。
フォーミュラカーにキャノピーをなんて声も出ているようです。
そんなの格好悪いじゃんて思ってしまいました。
ですが、人が死んじゃ駄目だと思います。
その為には、やはりエンターテイメント性を多少犠牲にしてでも、安全なレースを運営出来るようにして欲しいですし、モータースポーツ観戦が好きな者として、それを受け入れようと思います。
それが、受け入れられなかったら、モータースポーツ観戦を辞めようと思います。
今週末は、インディカーシリーズの最終戦が行われます。
今年のインディカーシリーズも最終戦まで、チャンピオンが決まらない混戦状態。
今回の死亡事故を受けて、ドライバー達はレースを出来る状態ではないと思います。
でも、レースを愛した、ジャスティン・ウィルソン選手の為にも、フェアでエキサイティングなレースを期待したいと思います。
そして、これからも、モータースポーツを応援して行きたいと思います。
ジャスティン・ウィルソン選手よ永遠に。
何言ってるか分からないブログとなり申し訳ありません。
おわり
Posted at 2015/08/26 00:03:54 | |
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