8月28日(日) JSportsで生放送されたスーパーGT第6戦鈴鹿決勝をテレビ観戦しました。
12:30に決勝スタートでしたが録画してたので安心して気付いたらスタート時間を過ぎていたので追い掛け再生で観戦です。
台風10号の影響かハッキリしない天候で、レース前に鈴鹿は雨が降ったようで路面はハーフウエット状態。
ホームストレートは結構濡れている状態だったのでタイヤ選択に悩む状態でした。
でも、全車スリックだろうと思ってたら、2チームがレインタイヤを選んでました。
しかも、GT300で予選2位のNo,31 TOYOTA PRIUS apr GTがスリックを選択してました。
なんでフロントローなのに、ここでギャンブル?って解説陣が言ってましたが、自分も同意見でした。
フォーメーションラップが始まると、ホームストレート以外は、ほとんどのコーナーは乾いていました。
正直、ウエットタイヤ選択は失敗だったのかな?でも、1000kmの長丁場だし今回は限定ルールで5回のピットストップとドライバー交代が義務付けられたので、どうなるか分からないかなとも思ってました。
そして、レーススタート!ポールポジションスタートのドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GT(武藤選手)、2番手スタートのNo.46 S Road CRAFTSPORTS GT-R(本山選手)が続き、予選で失敗して後方に沈んだ8番手スタートのNo.38 ZENT CERUMO RC F(立川選手)が鬼神の走りを見せて15周目までに2位まで上がると、22周目のシケインで武藤選手のインを突き、8番手から一気にトップ浮上をしました!この走りはヤバ過ぎました。
(写真はHPから借用です)
我がスバルと言えば、1周目でスタートドライバーの山内選手が2台を追い抜き2位に浮上!
格好良過ぎるぜ!
25周目にルーティンのピットインをし井口選手にドライバーチェンジをし問題なくピットアウトをします。
アウトラップで同時にピットをし後ろを走っていたGAINER TANAX GT-Rに追突されコースアウトさせられ20位まで落ちてしまいますヽ(`Д´)ノプンプン
当然、GAINER TANAX GT-Rにはドライブスルーのペナルティーが出ますが、失った順位は戻って来ません。
ここでフテ寝をしちゃいました。
1時間後くらいに、自分的なレース再開(^^;
自分がGT500で応援するNo.36 au TOM'S RC Fと言えば、45周目のヘアピンカーブで伊藤選手が、WedsSport ADVAN RC Fをかわすと、同じ周にNo.46 S Road CRAFTSPORTS GT-Rをオーバーテイクして表彰台圏内まで浮上しました。
TOM'Sチームは、2年連続で鈴鹿1000kmを勢しているので得意なんです!だから、予選では失敗したけど上に上がってくれると信じていたので、その通りになってワクワクしました。
(写真はHPから借用です)
52周前後から、上位陣ではルーティンのピットインが始まり、59周を終えて2番手を走っていたカルソニックIMPUL GT-Rがピットアウトした直後に左サイドから火災が発生してしまいます。
どうやらピットインの際にオイルを足してる時にオイルが漏れてエキゾーストに掛かってしまって出火したそうです。前戦で勝っていただけに残念なリタイアでした。
さらに2番手を走っていたS Road CRAFTSPORTS GT-Rが、黄旗区間での追い越しがあったとして、10秒ストップのペナルティが課されてしまいます。
4連勝が掛かるGTR勢に暗雲が垂れ込み出し、レクサス勢のバトルが始まります。
82周目に2コーナー立ち上がりでGT300クラスの予選3位だった、シンティアム・アップル・ロータスがセカンドドライバーの高橋選手がドライブ中にクラッシュし、セーフティカーが導入され、レース展開が一旦リセットされます。
NSX勢は、予選では早かったですが、信頼性の面でまだまだなのか、中々上に上がって来れません。
PPを獲得して期待した、ドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GTは82周目で惜しくもエンジントラブルでリタイアとなってしまいました。
(写真はHPから借用です)
その後、素早いピット作業でNo.36 au TOM'S RC Fが115周終了時にピットに入り伊藤選手からニック・キャシディ選手に交代すると、翌周にピットインしたZENT CERUMO RC Fを逆転し、ついに首位に躍り出しました!!!!
125周を過ぎた辺りで雨が降り始めて西コースの雨量が多く、スプーンカーブでは多くのマシンがコースアウトをして、運命の分かれ道が129周目に訪れます。
スプーン出口で、Keihin NSXがコースアウトをしてグラベルにハマって救出の為に作業車が出たので、当然、イエローフラッグが出されます。
当然、イエローフラッグが出れば追い越し禁止になるのに、ZENT CERUMOの立川選手が前を走る
au TOM'S RC Fをオーバーテイクしてしまいます。
え!!ペナルティーでしょう???自分は、そう思いました。
Jsportsの放送でも、何度もスロー映像が出て、解説陣もペナルティーでは?となってました。
立川選手が追い抜く動作に入る前にイエローフラッグがダブル振動してると自分には見えました。
ダブル振動は路面が滑り易く非常に危険だからスピードを必ず落として追い越し禁止と言うルールです。
ダブル振動じゃないとしても、イエローフラッグ振動は追い抜き禁止です。
これは、F1でビアンキ選手が亡くなった時に明確された筈です。
なのに、結果はお咎め無しでしたヽ(`Д´)ノプンプン
協議委員会の裁定は、ドライバーの目線からは、イエローフラッグは見えなかったからとの事でした。
確かに、そうなのかも知れません。
ここからは、個人的な意見です。
イエローフラッグを見たから、キャシディ選手はスピードダウンをして反動で縁石の方に出てしまいラインが開いたから立川選手が前に出た、キャシディ選手は納得行かなかったから鬼のようなパッシングをしたと自分は、思っています。
これは、自分がトムスファンだから言うのでは有りません、立川選手も好きなドライバーなので、ただ安全のためのルールってなんの?と納得が行かなかっただけです。
熱くなってしまってゴメンなさいm(__)m
気を取り直して(^^)
残り5周になり、東コース方面にかなり強い雨が降り、各車ともスローな走りとなりましたがGT500のトップ争いは入れ替わる事なくトムスの3連覇は潰えてしまいました。
(写真はHPから借用です)
でも、レクサスとしては3連覇で、やっとGTR勢の連勝を止める事が出来ました。
これでなきゃ、残り3戦を楽しむ事が出来ないので良かったです。
まぁ、疑惑のイエローフラッグは有った物の、今日のZENT CERUMOチームの車は完璧な仕上がりで立川選手の鬼神の走りは他の選手を圧倒していたので勝利に値していたと思います。
GT500決勝結果
1位:No,38 ZENT CERUMO RC F
2位:No,36 au TOM'S RC F
3位:No,46 S Road CRAFTSPORTS GT-R
後は、気になる我がスバルチームの結果です。
コースアウトをさせられた井口選手ですが、一度は諦めかけるも辛抱強く走り続けて6位まで順位を上げて、53周目にピットイン、スバルはフロントタイヤだけ交換の奇策に出てピットタイムを短くして山内選手へとドライバーチェンジをします。
山内選手が堅実な走りを見せて3位まで順位を取り戻し、その後はセーフティーカーが入りギャップが詰まってしまうも、先手先手でピットインをして、リヤタイヤだけ交換とピットタイムを短くする作戦を続け、133周目のラストピットで井口選手にドライバーチェンジをして、他チームのピットタイミングや井口選手の堅実で力強い走りでついに147周目に首位に立ち、2013年鈴鹿以来、井口選手と山内選手のコンビになってからは初の、スーパーGT勝利を収めました!!
レースが終了して車を降りた直後の井口選手の喜びの表現、最高ですね(^^)
(写真はHPから借用です)
井口選手、山内選手、辰巳監督、スバルチームの皆さんおめでとうございます!
(写真はHPから借用です)
表彰台の二人、凄く格好いい!!
(写真はHPから借用です)
GT300決勝結果
1位:No,61 SUBARU BRZ R&D SPORT
2位:No,31 TOYOTA PRIUS apr GT
3位:No,0 S GAINER TANAX GT-R
2位になったTOYOTA PRIUS apr GTは、ウエットタイヤスタートで失敗も最終ラップでGAINER TANAX GT-Rを抜き表彰台ゲットは流石でした。
今回も、楽しくてエキサイティングなレースを見れて、本当に満足でした。
レース関係者の方々、ありがとうございました!
これからのスーパーGTのスケジュール
10/7 第7戦 タイ
11/12 第8戦 茂木
11/13 第9戦 茂木
今年は諸事情で、茂木でダブルヘッダーで幕を閉じます。
今回、スバルが勝利をしてくれてドライバーランキングも首位に立ったので、毎年、最終戦は観戦に行ってるので、今年も行けるように調整中。
今年も、残すところ後3戦、まだまだスーパーGTから目が離せません。
長々と失礼しました。
おわり