以前お届けしたDA65Tキャリィについて、燃料系メンテナンスを含めてハイオクを注入してみたのは以前に記したが、それ以来、3回ほどハイオクを満タンにしている。
軽トラにハイオクって意味ないように思われがちだが、注入後、明らかに走行中のエンジン音が静かになり、わずかながらトルクが増したような感じを受け、要するに以前より明らかに調子がいいので連続投入となった。
元々、軽トラは全般的に低速寄りのギヤ設定で、平坦路なら2速発進でも楽々こなしてしまう特性を持っている。
がしかし、4速・5速にシフトするのも、回転計がないので詳細には言えないが、以前より低い速度域でシフトできるようになったのは間違いない。それに従って燃費もわずかながら向上していると思われる。
今までの最高燃費は、純正サイズより大きい155/80r13(VRX2)を履いて17㎞/ Ⅼ越えを記録している。街乗りでも15㎞/Ⅼ付近で推移してくれているので、自家では1、2を争う高燃費車になった。自家に於ける燃費のライバルは、新しくきたNT100クリッパートラックとなり、くしくも軽トラ同士が上位を争う構図となっている。
燃費の話で少し話が横道にそれたが、レギュラーとハイオクの価格差は10円/Lであり、3回分約100L給油したとしても1,000円程の価格差しかない。ハイオク給油だけで、清浄効果・パワーアップ・静粛性向上・燃費向上につながるなら、フューエルワン等燃料添加剤を投入するより確実に効果的で安上がりだと推察する。正直なところ、過去の記憶を遡るば、フューエルワンではここまでの効果は体感できなかった。
フューエルワンの現在価格は、アマゾンなどで見ると約2,000円/本の費用を要するし、基本的にタンク満タン/本が必要になってくる。加えて、効果を発揮するためには、タンク内の燃料を使い切らねばならず、ギリギリのラインを狙えば燃料切れによるエンストリスクを伴いかねない。さらなる効果を期待するためには2本目を投入しなければならないし、その後のENGオイル交換も必要になってくる。要するに燃料添加剤は、燃料ラインを劇的に改善するのかもしれないが、何かと気を使い,手間がかかってしまう。
ガソリン車の場合、レギュラー仕様でも、人よっては「ハイオクしか入れたことない」という人も稀にいるらしいが、気軽にレギュラー仕様からの相乗効果を味わいたいなら、燃料添加剤ではなく何回かハイオクを入れた方が簡易的かつ安上がりだと再確認する機会となった。
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2024/03/09 20:52:41