真空管の新技術

KORG INC and Noritake Co., Limited Release Innovative Vacuum Tube: the Nature http://www.korg.com/us/news/2015/012207/
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音楽・音響機器用真空管 共同開発のお知らせ
2015年01月22日　株式会社ノリタケカンパニーリミテド
http://www.noritake.co.jp/company/press/2015/01/korg.html
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ノリタケ伊勢電子
https://www.noritake-itron.jp/index.html
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ノリタケ伊勢電子　youtubeチャネル
https://www.youtube.com/channel/UCUg26zrDfOSLhxeiiTgoaUA
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蛍光表示管(VFD)全般 アプリケーションノート 原理と構造
蛍光表示管の原理
https://www.noritake-itron.jp/cs/appnote/apf100_vfd/apf102_genri.html
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原理を見ればわかるけど、蛍光表示管の蛍光体の部分の電極から、ここで受ける電子を電流として出力するのが増幅用の真空管だ。ちょっと各部の電圧の掛け方とか違うけどね。（ちょっとか？）

んで、真空管を蛍光表示管の技術で作ると、立体配置ではなく平面配置での加工なので各部の寸法を極小にできる。グリッド迄の距離を最小にすると放出端の加熱も最小にできて省エネになる。構成的に大量生産に向くから低コストで作りやすい、などなど良い事づくめではある。大電流化に向けてはメッシュを大きくするとか、寸法を緩める方向だから作るのは難しくはないと思う。

それでも半導体には価格や数値的な性能では敵わないから今まで製品化されることはなかった。でも真空管の復活を望む声が多ければ、製品化されることもある、と言う感じだろうかね。





熱電子じゃなくて電界放出なFED（フィールド・エミッション・ディスプレイ）の技術を使えば、もっと省エネになるんだけど、そこまでやるのは開発コストが高すぎるのかな。
って、FED自体が開発が割に合わなくて、停滞した技術になっちゃってるんだけどね。（笑）