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2020年01月02日

使ってみてはじめてわかった「買って後悔した腕時計」3選。「ベル&ロス」「ブライトリング」「セイコー・アストロン」

使ってみてはじめてわかった「買って後悔した腕時計」3選。「ベル&ロス」「ブライトリング」「セイコー・アストロン」 さて、今日は「買って失敗したと思う腕時計」について述べてみたいと思います。
ぼくはこれまでに様々な腕時計を購入してきましたが、もちろん購入前には実物を見ますし、試着したり、様々な下調べを行うわけですね。

それでも購入後にあらためて気づかされることも多く(やはり買ってみないとわからない)、そこで「ああ買ってよかった」という期待以上の満足を得ることもあれば「もっとよく調べてから買うんだったな・・・」と期待以下に終わることも。

まずはベル&ロス。
ぼくはこれまでにベル&ロスの腕時計を4本購入していますが、BR01についてはこれはやっぱり大きすぎたということもあり、かつ作り自体も大雑把。
ケースの精度もいまひとつで、なによりローターの巻き上げ精度もイマイチです。
具体的にはローターを巻くとどこかで「シャリシャリ」という摩擦音がするのですが、このあたりはロレックスやオーデマピゲでは「絶対にない」現象。※ローターの音に関しては、どのモデルでも等しく摩擦音が出る



身につけているとどうしてもローターが回るため、よってこの音が出てしまうわけですが、一旦気になりだすと気になって仕方がなく、しまいには身につけるのが楽しくなくなるほど。
なお、リューズを引っ張ったときのクリック感、操作感もいまひとつで、そのほかに購入したBR02、BR03でもこれはあまり変わらず。

ちなみにアプライドインデックスの場合は「面」が出ておらず、光の反射に歪みがあり、これもまた今ひとつなところでもありますね。

ケースにカーボンコーティングを施している場合は「けっこう剥がれやすい」のもまた注意を要するところで、これもまた「気にしながら身に付けなければならない」ため、着用をためらったり、それによって愛着が薄れることも。
加えて補修用部品が高価なこともネックであり、交換用のラバーベルトはオーデマピゲのラバーベルトよりも高価です(安価なサードパーティーの製品もあるが、あまり数が出ていないBR02用は存在しない)。

なお、ぼくはベル&ロスについて、「20万円台であれば我慢できるが、それ以上は許容できない」とも考えていて、逆に「20万円台であれば、デザイン性を考慮して非常にいい買い物だ」とも考えています。

実際のところ、中古のベル&ロスを購入するのはけっこういい選択だと考えていて、格安で手に入れたベル&ロスを(傷やコーティングの剥がれなどを気にせず)ガンガン使用するという使い方が良さそうですね。※ベル&ロスは中古になるとかなり安い

ただ、ベル&ロスも自身の弱みについては十分把握しているようで、最近ではムーブメントの自社開発を行ったり、ケース精度(とくにビスの向きが揃うように)、各パーツのクオリティが大きく向上していて、今後が楽しみなブランドの一つであるのは間違いない、とも考えています。

そして次に後悔したのはブライトリング。

過去にはナビタイマー、クロノマットを購入したことがあり、しかしいずれもベル&ロスと同じくローターの精度が低かったりリューズの操作性がイマイチ、というところが”失敗した”と思う部分です。

加えてケースやラグ部分の加工や磨きもあまり優れず、映り込んだ像が歪んだり、エッジがきれいに出ていなくて「カドが丸い」のも気になるところ(デザイン上うんぬんという問題ではない)



そのほか「機能性に特化していてデザイン性が高くない」ところも買ってから失敗したと感じた部分であり、ぼくはつくづく「腕時計を見た目で選んでいる」ということを再考させられる結果に(ぼくは、ブランド力やムーブメントでは腕時計を選ばない)。

ただ、これはブライトリングが悪というわけではなく、ぼくが自分の好みを把握しないままに購入してしまったという「自分自身の過ち」でもありますね。

ぼくは細かい目盛りを持つダイヤルが好きではない
そしてぼくは「細かい目盛りを持つ文字盤」が実は好きではないのだということにも気づかされることになり、ここもぼくが判断を誤った部分。
腕時計には様々なデザインがあって、ブライトリングやIWCのように精緻な目盛りを刻んだ腕時計、ベル&ロスやパネライ、ロレックスだとサブマリーナのような「大きくシンプル」なインデックスを持つデザインなどがありますが、ぼくは後者のほうが好みであるということになります。

じゃあなぜブライトリングを購入したのか?

その理由としては、「ブライトリングは腕時計単体で見ると格好いいから」。
これについては補足を要し、まず腕時計には「それ単体で見ると格好良いが、身につけるとイマイチ」という製品があります。

これはスニーカーにも言えることで、スニーカーだけを見ると格好いいのに、実際に履いてみると「あれ?こんなはずじゃなかったぞ・・・」と感じることも。

そしてブライトリングも同様に「実際に購入し、それを身につけた自分を鏡で見るとイマイチだった」ということになるのですが、これは他の人がブライトリングを身につけているのを見ても同じく「イマイチ」と感じなかったり、むしろ「カッコイイ」と思うことがあるので、つまり「ぼくと(もしくはぼくの好む服装と)ブライトリングとがマッチしていない」ということになりそうです。

ここをさらに考えてみると、ぼくはだいたいにおいて「ジャージ」を着ていますが、さらに言うとジッパー、ボタンの少ないものを選びます。
つまりは着ている服が「のっぺり」しているわけですね。

そしてこの「のっぺり」とブライトリングが似合わないということになり、逆に「シャツやジャケット」などボタンや襟がついているなどディティールが複雑で、かつ素材感のある服をよく着る人はブライトリングが似合うのかもしれません。
いくらスニーカーが好きな人でも、ビジネススーツにスニーカーを合わせる人はまずいないのと同様、単にぼくがブライトリングという「ミスマッチな選択」をしてしまったということに。
なお、なんとか自分にマッチさせようと様々なベルトに交換してみましたが、どうしてもその印象を変えることはできず、ついには「仕事でスーツを着る機会(ほとんどないのですが)」用の腕時計となってしまい、ふだんは出番がなくなっています。

その意味でも、高額な腕時計を購入する場合、必ず試着することを強くお勧めしたいと思います(いくら欲しいと思っている腕時計でも、試着するとイマイチすぎて興ざめすることがある)。

そして、こういった経験をして以来、IWC、ヴァシュロン・コンスタンタンも同じ理由(腕時計はカッコイイと思うが、それを身に着けている自分を想像できない)でなかなか購入できずにいます。

ちなみに「細かい」といえど、ウブロや最近のタグホイヤー、リシャール・ミルのような「精緻なパーツの見えるスケルトンダイヤル」は上述のような「細かい目盛り」とはまた違う意味を持ち、こちらは「ドレスよりもカジュアル寄り」、つまりジャージにも似合うと考えていて、積極的に選びたい選択肢でもありますね。

よくセイコーの技術は世界一と言われますが、ぼくにとってセイコー(グランドセイコー含む)は「価格に見合わない」ブランドの一つ。
どういったところが価格に見合わないかというと、ケースやベルトの加工品質。
ケースの表面は面が出ていなくて、かつエッジも美しくなく、高級とは程遠い仕上がり。
ちなみにグランドセイコーはその「磨き」の良さが高い品質の例として語られるものの、これはロレックスに遠く及ばないとも考えています(ロレックスの場合、ケース側面に映った像がまったく歪んでいない)。



そしてこのアストロン(ジウジアーロモデル)の場合、ベルトのバックルも安物然としていて、数十万円の腕時計とは思えないほど。
画像はアストロンのジウジアーロモデルですが、ぼくは「初代」そして画像の「2代目」の二本を購入していて、しかしいずれも同じようなバックルを使用しています。



ベルトのコマとコマとの隙間も大きく、そのためにちょっと腕を動かすと「カチャカチャ」音がするのも気になるところ。
たとえばこれを身に着けてマニュアル・トランスミッション車のシフトノブを操作すると、そのたびに腕時計のブレスレットが音を発することになり、これは「ドライバー向けの腕時計なのに、もうちょっとそのあたり考えてほしかったな・・・」と感じさせられる部分でもありますね(コストを考えると、このモデルのために特別なブレスレットを採用することはできないかもしれないが、それでもモデルに応じた特別な仕様を与えてくるメーカーもある。よって、それをしないのはセイコーの怠慢だとぼくは考えている)。



そしてコマとコマとの接続も「ピン丸見え」。
このあたりは「ピンを見えないよう」に特殊な構造を考えて実現しているロレックスやシャネル(J12)とは大きく異る部分。
ほかの腕時計メゾンは外観の美しさを実現するためにどんどん新しい構造を採用しているのに対し、アストロンは「ブレスレットに関しては」1980年代から進化していないとも考えられます。

それでもこの腕時計を購入したのは、ぼくがイタリア車とくにジウジアーロによるデザインが好きだということに理由がありますが、それがなければまず購入しなかっただろうな、と思います。

ただ、「機能」としては非常に優れている腕時計であることは間違いなく、バッテリーいらず、そして時刻合わせも不要というのは絶対的な強みであり、「絶対に時間を守らねばならない」ときにはこれを着用して出かけることも。

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