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2020年02月22日

ウラカン売却にあたり、これまで乗ってきたランボルギーニたちを振り返って「これから」を考える

ウラカン売却にあたり、これまで乗ってきたランボルギーニたちを振り返って「これから」を考える さて、ついにこれまでに乗っていたランボルギーニ・ウラカンを売却し、その引き渡しを行うことに。
乗っていたのは4年11ヶ月ほどで(そんなに乗っていたとは!)、走行距離は約4800kmくらい。
このウラカンに対しては非常に強い思い入れがあって売却には涙を禁じえないものの、感謝の気持を交え、快く送り出した次第です。

なお、世間の(ランボルギーニは壊れるという)イメージとは裏腹に、思い起こしてみると「一回もトラブルはなかった」というのが現実であり、これは実際に乗っていた身としても意外な事実。
ただし現在の「フォルクスワーゲン傘下に入ってからの」ランボルギーニは極端に品質を向上させていて、ウラカンの前に乗っていたガヤルドも「一回だけEギアが入らなくなった(エンジン再始動で回復)」「ウォッシャータンクのフタが割れた」くらいで大きなトラブルはナシ。



ちなみにガヤルドの場合、(ぼくにとって初めてのスーパーカーであったせいか)いつも”壊れやしないだろうか”と心配しながら乗っていたのも事実であり、いつもでかけて無事に家に戻ってきたとき「今日もトラブル無く帰ってこれて良かったなあ。ガヤルドに感謝」という気持ちがあったものの、ウラカンの場合はそういった不安を全く感じさせることはなく、何の心配もなかったというのが正直なところ(トラブルが出ないのが当たり前)。

どこにそういった差があるのかはうまく説明できませんが、エンジンやトランスミッションのフィーリング、音に理由があったのだろうとぼくは考えていて、例えばガヤルドはエンジン始動の際もちょっと重かったり、渋滞したらアイドリングがやや不安定になったり。
さらにトランスミッションは「ロボタイズドMT(いわゆるシングルクラッチで、MTのクラッチをアクチュエーターが切ったり繋いだりする)」だったので変速ショックやその際の音が大きく(実はそのフィーリングが好きだったのだけれど)、そういった”メカニズムの直接的な動作を感じさせる”部分がぼくを神経質にさせたのかもしれません。

逆にウラカンはといえば、どんなときにも同じ感触、同じ音、同じタイミングでエンジンやトランスミッションが機能し、非常に「乗りやすい」クルマ。
普通になってしまったと言えばそれまでですが、「スーパーカーを普通に乗れる」というのは非常にありがたいことで、それまで「スーパーカーはやはり特有の音や衝撃がないとな」と考えていたぼくの認識を改めさせたクルマでもあります。



なお、ガヤルドを購入する際に比較したのはフェラーリF430ですが、こちらは「あまりに乗りやすく」スーパーカー的な印象が薄かったため、より乗り味がスーパーカー的なガヤルドを選んだという経緯も(あの清水草一氏ですら、当時ランボルギーニの試乗に出かける際は一種の緊張感を抱いたという)。

要はそれくらいハードなドライブフィールを好んでいたぼくが「いや、これもアリなんじゃなあいか・・・」と思ったのがウラカンでもあります。

なお、ぼくはクルマを購入する際にはそれぞれ「意味」を求めますが、ランボルギーニにおいてはやはり「挑戦」。
ガヤルド購入金額の3000万円、ウラカン購入金額の3500万円というのは「大金」で、ぼくにとってはすぐに動かせるお金ではないわけですね。

ただ、そういった大きなお金を投じてモノを買う、自分のクルマとして乗るということには大きな意味があり、様々な不安があったとしても、「オレはランボルギーニにクルマをオーダーし、自分だけの仕様を持つ一台を作らせたのだ」という自信と満足感は他に代えがたいものがあると考えています(ぼくがいつも言う、「3000万円を借金にせよ何にせよ使えないようであれば、3000万円を稼ぐことなどは到底無理」ということ)。

そして、その金額の車を購入することで、その車にふさわしい自分になろうとする、そうすることで自然とお金がついてくるのだとも信じています(少なくとも、ぼくはそうやってきた)。

実際に、ぼくがガヤルドを購入(2009年)したとき、ウラカンを購入(2014年)したときも、人生において様々な不安、行き場の無い鬱積した感情を抱えていた時期であり、スーパーカーの購入によって何かを変えたかった、もっと違う自分になりたかったと考えていた時期。
そして、それでなにかが変わったのか、よりよい人生になったかといえば答えは「イエス」。
でなければガヤルドの後にウラカンを購入したり、今回ウラカンEVO RWDを購入したりということにもなっていないかっただろう、とも考えています。

そしてボディカラーについてもぼくは「意味」をいつも考えていて、たとえばガヤルドのボディカラーとして選んだ「ビアンコ・モノセルス」。
これは「一角獣の白」つまりユニコーンを指すわけですが、ユニコーンは御存知の通り獰猛な生き物で、その獰猛さ故にノアの方舟に乗せてもらえず、現代に生き残れなかったという伝説上の生き物。
ガヤルドはぼくにとって初めてのスーパーカーでもあり、そしてその獰猛さを表現したボディカラーでもあります。

その後のウラカンは「ビアンコ・イカルス」。
これはギリシャ神話に登場する「イカルス」なる人物の名で、幽閉された塔から脱出するため、訪れる鳥の羽を集め、その羽を蝋で固めて翼をつくり、空へと飛び立ったという物語の主人公。
結局のところ太陽に近づきすぎたので(太陽の怒りを買い)熱で蝋が溶けて羽が分解して海中に没することになり、しかし重要なのはそこではなく、ただ座して待つのではなく、自分で脱出の機会を作り、自力で行動したこと。
当時ぼくはどうしようもない状況に陥っていたので、「自分でやるしかない」という強い思いをこのボディカラーに反映させたということになります。

なお、ガヤルド、そしてウラカンのナンバーは「99」。
これはTOTOの楽曲から頂戴したものですが、「皆が感情をコントロールされ、一様に白い服を着ている管理された未来の世界において、誰もが名前ではなく”番号”で呼ばれる中、自分は”99”という番号の女の子に恋をしてしまった」という内容。
つまり人が人として扱われず、社会を動かすための機械としてのみ扱われ、感情もすべて抑え込まれているはずなのに、それでも感情が芽生えてしまった(人の感情はコントロールできるものではない)、ということを意味しています。
これはもちろん、ぼくが「クルマは単なる機械ではない」と考えていること、その白いボディカラーになぞらえたことであるのは言うまでもありません。

そして今回のブルー・ル・マン。
もちろんこれはフランスにある、有名な24時間レースが開催されるサーキットの名で、これまでにもいくつかのドラマを生んできた舞台でもあります。
もともとぼくはウラカンEVO RWDにおいて「鮮やかなブルーを選ぼう」と考えていたため、ボディカラー名を優先してこの色を選んだわけではないものの、いくつか候補としてあげたカラーの中、そして最終的な選択においてこの名が影響したことは否めません。



やはりル・マン24時間レースというと「挑戦」という言葉がピッタリで、シリーズ戦のように「今回勝てなくとも次のラウンドで盛り返せる」ということはなく、「チャンスはその1日だけ」。

その1日のためにすべてを注ぎ込む潔さ、数々の挑戦の歴史がぼくの心を捉えて離さないわけですが、やはり記憶に残るのは 、不可能と思えることに挑戦しそれをやり遂げた 「1966年のル・マン(フォードVSフェラーリとして映画化)」。

そしてもうひとつは「3分前での逆転劇」が起きた2016年のル・マン24時間レース。
これはレース終了3分前までトップを走っていたトヨタTS050ハイブリッドが突如「ノーパワー」に陥り、2位を走っていたポルシェ919ハイブリッドが勝利を持っていったという劇的な幕切れとなったもので、ぼくにとってはいかに「一見、勝ち目がないように思えても諦めないことが重要であるか」「いつチャンスが来るかわからず、そのときにチャンスをモノにするために準備しておくことの重要さ」を教えてくれたレースであったと思います。

こういったこともあり、今回の「ブルー・ル・マン」をボディカラーに持つウラカンEVO RWDのナンバーは「66」しかないだろう、と考えているわけですね。

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ブログ一覧 | ランボルギーニ ウラカン | 日記
Posted at 2020/02/22 10:58:10

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