
さて、先日アップした通り、手持ちのフェラーリ株をすべて売却。
ぼくはフェラーリの上場以来フェラーリの株を買い集め、利益が出たところで一部を売り、下がった局面や円高となったときにまた買うという行為を繰り返してきたわけですが、これによってそれなりの利益を得たわけですね。
そしてフェラーリ株はこれまでにも一貫して上がり続け、ぼくはフェラーリ株に裏切られることもなくここまで来ていますが、「ここから先、フェラーリはもう業績を伸ばせないだろう」と判断してすべての株を売却。
その理由としては「もはやハイパフォーマンスカーには(いかにエレクトリック化されようとも)未来はない」と感じたこと、そしてF1を核としたフェラーリのビジネスモデルが崩壊する可能性があること。
前者については、カリフォルニアはじめ多くの地域で「そう遠くない未来にガソリンエンジン搭載車の販売が禁止される」ということがハイパフォーマンスカーの未来に影を落としており、仮に現在のスーパーカーがすべてエレクトリックカーに置き換わったとなると、売り上げは相当に減るだろうと考えています(現在のエレクトリックカーに対する人々の反応からすると、そう判断せざるを得ない)。
そしてもうひとつの「F1」のほうですが、フェラーリはF1で勝利をあげ、これによってブランド価値を高めることで「市販車」と「ライセンスビジネス」での利益を最大化するというビジネスモデルを持っていますが、今後F1の人気が拡大する可能性は非常に低く、そしてそれにかわってフェラーリのブランド価値を押し上げるコンテンツも今のところ存在せず、よってこの側面からもフェラーリの成長は今まで通りにはゆかないだろうとも考えています。
そしてフェラーリ株を売って乗り換えたのが「テスラ」。
ぼくはこれまでにもテスラ株を買って買って買いまくっていますが、テスラ株はそのリターンが圧倒的であり、フェラーリ株を売って得たお金をテスラに投資した方がずっと割がいい、という判断です(これまでにも、あまり動かない株を全部売ってテスラに投資した)。
テスラが2020年第一四半期の業績発表。3期連続の黒字達成、高値ながらもまだまだテスラ株は買いだと考えるそのワケ
ただ、今回は一気にテスラの株を買ったわけではなく、様子を見ながらチョコチョコ買いあがっている状態。
というのも、テスラの株は何かあると大きく下がることが多く、その「大きく下がった」ところを買えばすぐに反発する場合がほとんど。
よって、チャンスを見ながら今後もテスラ株を買い足してゆくことになりそうです。
なお、ここで重要なのは、自分が下した判断を振り返らない、ということ。
フェラーリ株はこれからも(短期〜中期的には)上がるかもしれませんが、売ったことを振り返らず、たとえ株価が上がったとしても「売らなければよかった」とは考えない、ということですね。
そして、テスラの株を買ったあとにも「もっと安く買えたのに」とウダウダ考えないということも重要。
実際のところ、最も高いところで株を売ったり、もっとも安いところで株を買うことを期待するのは「不可能」であり、それは何も間違いをおかさずに人生を完璧に生きようとするのと同じ。
そして、一つや二つ失敗したところで人生が終わるわけではなく、どこかで過ちを正す機会が与えられるのと同様、一番高いところで売れなくとも、一番安いところで買えなくとも、どこかで必ずリカバリーできるチャンスが来るとも信じており、つまりは「最後に笑うことができるならば、途中経過にはこだわらない(その必要もない)」と考えているわけですね。
なお、ぼくが株式取引においていつも思うのは、「高く売る」「安く買う」よりも重要なことがあって、それは「自分の決断を信じて動くこと」。
さらに、動いた結果の失敗であれば後悔する必要はなく、しかし動くべきときに動かなかったときにこそ後悔すべきだとも考えています。
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フェラーリ関連 | 日記
Posted at
2020/10/10 17:43:30