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2021年08月22日

【試乗:新型スバルBRZ】第一印象は「マイルド」「安定」。しかし2速と3速の加速が気持ちよく、サウンドジェネレーターもいい仕事をするようだ

【試乗:新型スバルBRZ】第一印象は「マイルド」「安定」。しかし2速と3速の加速が気持ちよく、サウンドジェネレーターもいい仕事をするようだ さて、新型スバルBRZに試乗。

新型BRZは言わずとしれたGR86との兄弟車ですが、BRZのほうがグランドツーリング志向、GR86のほうがピュアスポーツ志向だと言われます。

新型BRZに設定されるグレードは「ピュアスポーツの愉しみを究極に磨き上げたスタンダードモデル」である”R”、「厳選された装備と質感を携えた、ハイグレードモデル」たる”S”。

エンジンはいずれも2.4Lと相違はなく、価格については「R」のMTが3,080,000円、ATが3,245,000円に設定され、「S」だとMTが3,267,000円、ATが3,432,000円という設定です。

ちなみにBRZとは「BOXERエンジン」「Rear Wheel Drive」「Zenith(究極のピュアスポーツカー)」の頭文字を取ったもの。

新型スバルBRZのプラットフォームは先代からのキャリーオーバー、しかし搭載されるエンジンは2.4リッターへと排気量がアップし出力は235馬力へ。

トランスミッションは6速ATもしくは6速マニュアル・トランスミッション、駆動輪は後輪のみで、トルセンLSDを搭載しています。

サスペンション形式はフロントがストラット、リアにはダブルウィッシュボーンを採用し、ブレーキはフロント16インチ/リア15インチ。

ボデイサイズは全長4265ミリ×全幅1775×全高1310ミリ、ホイールベースは2575ミリ、車体重量は1480kg〜1510kgという数字を持っています。

そして新型スバルBRZのデザインについて触れてみたいと思いますが、一見した印象は「日本車離れしている」というもの。

フロントフードや前後フェンダー、トランクフード等は豊かな曲面を使用した立体感溢れるもので、ヘッドライトのレンズはバブル状に膨らみ、テールランプは3D形状に。

そして特筆すべきは日本車にしてはかなりタイヤが外に出ている(つまりツライチ)ことで、これがさらにその雰囲気を「日本車離れているように」感じさせるのかもしれません。

ちなみにスバルは「ボクサーエンジン搭載車ならではのボンネットの低さ」を強調しています。

参考までに、フロントフェンダー、フロントフード、ルーフにはアルミニウムが採用され、前後重量配分や重心を最適化するといった配慮がなされ、このあたり「スバルの本気」が感じられる部分ですね。

さらには「サイドシルスポイラー」、エアアウトレットといった、スポーツカーであることを視覚的に主張する装備も見られ、視覚的な刺激にも溢れていると思います。

なお、ぼくが新型BRZでもっとも気に入っているのは「ダックテールトランクリッド」。

そこで早速試乗開始ですが、けっこう低いクルマであるにもかかわらず乗降性は悪くなく(サイドシルも低い)、シートへ体を収めるにも苦労することはないという感じ。

シートの座り心地も良く、ドライビングポジションも決めやすいうえ、ミラー類の視認性も良好です。

全体的にコクピットは「タイトでコンパクトなスポーツカー」という印象で、ベルトラインが高いために囲まれ感が強く、そのために安心感も伝わってきます。

その後エンジンを始動させて気づくのは意外と振動が小さくサウンドも抑えられているということ。

そして1速に入れて(試乗車はマニュアル・トランスミッション)スタートさせることになりますが、アイドリングスタートにてスルスルとクルマが動き出すのでクラッチミートにはさほど神経をすり減らす必要はなさそうです。

ただし1速と2速がかなりローギアードな設定になっているので、交通の流れに乗るには素早く1速→2速→3速へとシフトアップする必要があるという印象(2速だと、相当に引っ張らないと流れに乗れない)。

シフトフィールも悪くなく、短いストロークでしっかり決まるという感じ。

操作感はやや重め、そしてゲートに吸い込まれるというよりは「押し込む」に近く(無理やり押し込むという感覚ではない)、しかし気持ちよく「ギアが入った」という感じでシフトチェンジが可能です(そのため、シフトレバーが弾かれたり、シフトミスをすることもなさそうだ)。

クラッチはけっこう軽い部類で、ストロークも短く操作は容易。

加速感も悪くはなく、2速と3速の加速はなかなかに強烈(それ以上は公道なので試しにくい)。

ちなみに新型BRZにはフェイクサウンドを流す「アクティブサウンドコントロール」なる機能が備わりますが、一定回転数を超えるとかなり刺激的なサウンドを聞かせてくれます(どこまでが本当のエキゾーストサウンドで、どこからがフェイクなのかの区別は不可能に近い)。

気になる点といえば「やっぱりもうちょっとパワーがあれば」ということ、そして高圧インジェクターのカタカタという音ですが、このあたりは致命的ではなく、乗っているうちに気にならなくなったり、うまく扱えるようになれば問題とならない可能性も。

ブレーキからは非常によく効くという印象を受け、踏み始めから停止の瞬間まで安定した制動力を発揮し、かなり自然なフィーリング。

ちなみにヒルスタートアシストを搭載しますが、坂道で発信する際、発進する(ブレーキホールドが解除される)直前に一瞬だけ下がるようです(少し焦った)。

サスペンションについてはけっこう硬く(走り出した瞬間に驚いた)、しかし不快ではなくしっかりと路面の情報をドライバーに伝えてくれるというイメージ。

ハンドリングについても極めて自然で、切り始めはちょっと鋭く、そこから切り込んでゆくとややマイルドな反応を示すようですね。

今回は試乗時間が短く、ワインディングロードなどで走行性能を試すことは出来なかったものの、少し乗った印象では、スバルの言う「GT的な性格を持たせた」というのは間違いなさそう。

サウンド、クルマの挙動、ブレーキ、ハンドリング等すべてが自然かつマイルドというイメージを持っており、どっしりとした安定感を持っている模様(積極的にブレーキやステアリング操作で挙動を制御するタイプではないようだ)。

(乗り比べないとわかりませんが)GR86のほうがより「荷重移動やアクセルにてコーナリングをコントロールする」という間隔が強いのかもしれず、もしかするとBRZに関してはATのほうが相性が良いのかもしれません。

まだまだATの試乗車が出てくるのは先になるようではあるものの、機会があればAT版の新型BRZにも乗ってみて、その差を比較したいと思います(できればもうちょっと長い距離を、様々なシチュエーションにて乗ってみたい)。

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Posted at 2021/08/22 20:43:50

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