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2021年12月17日

【動画】新型ポルシェ・マカンSに試乗してきた!先代マカンS乗りからすると悔しく思えるほど洗練された乗り心地へと進化を遂げる

【動画】新型ポルシェ・マカンSに試乗してきた!先代マカンS乗りからすると悔しく思えるほど洗練された乗り心地へと進化を遂げる さて、新型ポルシェ・マカンSに試乗。

新型マカンSは先代マカンGTSと同じ380馬力の出力が与えられたことが最大のトピックかと思いますが、これは先代の354馬力からの大幅なジャンプアップです(エンジンそのものは2.9リッターV6のまま)。

そのほかの変更点としては前後バンパーや一部パーツのリニューアル、インテリアだとセンターコンソール周りのスイッチの多くが物理式からタッチ式へと置き換えられたこと、装備の充実が図られたこと。

そこでひととおり走ってみたのち、新型マカンSは先代マカンとどう違うのかということについて述べてみたいと思いますが、第一印象としては大きく快適性が増したというもの。

エンジンやトランスミッションそのものは大きく変わっていないはずで、しかしスタート時のなめらかな走り出し、そしてその直後のシフトアップについては先代マカンとは比較にならないほど洗練されているもよう。

今回の試乗では新旧マカンの差がわかるように(自分の)マカンSに乗っていったのですが、新型マカンSは走り出して数十メートルもしないうちにその差を思い知らされることになってちょっとショックです。

さらに試乗コースについては、ぼくがほぼ毎日走っている道とほぼ同じなので、より「新旧マカンSの違い」を体感できることになり、そのほかに気づいた違いは低速時のギクシャク感が解消されているところ。

先代マカンは低速で走行しているときにブレーキを踏み、また加速する際には、もたついたり(トランスミッションが)ギクシャクすることがあるのですが、新型マカンではそういった傾向が感じられず、非常にスムーズといった印象を受けます。

そしてそのスムーズさにおいては坂道発進の際にも現れ、先代マカンでは「アイドリングストップ中に坂道発進をすると、エンジンが再始動してクルマが動き出すまでに一瞬下がり、その後にエンジン回転数が上がってクラッチを滑らせながら動き出す」のですが、新型マカンでは一瞬たりとも下がることなく、そしてエンジン回転数が一瞬上がることもなくそのまま「スルスルと」スタートし、このあたりは非常に洗練した印象を受けます。

その他気づいた点としてはウインカーレバーのタッチが高級な感触になっていたり(ポルシェは以前からウインカーレバーのタッチがあまり良くない。この1〜2世代ではずいぶん改善したけれど)、足回りが今まで以上にしなやかに動くということ。

そして加速の際にもエンジンが「がんばって唸り声をあげ」たり、その際のザラついた振動もなく、とにかく快適という感じ。

ひとまず新旧マカンの相違をまとめてみると、新型マカンでは「騒音や振動が少なく、アイドリングストップからの復帰もなめらかで、トランスミッションの変速ショックや振動も小さく」高級車然とした乗り心地に進化しているように思います。

雰囲気としては「カイエンに近づいた」という感覚もあり、ひとクラス上に移行したといってもいいかもしれません。

なお、先代までのマカンは「ポルシェのスポーツカーラインナップと比較すると」乗り心地に優れる方ですが、たとえばレクサスやメルセデス・ベンツなどプレミアムカーメーカーのSUVに比較すると、トランスミッションのマナーがやや「スポーツカー寄り」でもあり、いうなれば「スポーツカーと高級SUV」との中間だったという印象ですが、新型マカンは「限りなく高級SUVに近づいた」ということになりそうです。

そして先代マカンSとではなく、レクサスやメルセデス・ベンツ、BMW、アウディといったプレミアムカーメーカーとの比較だとどうなのかということですが、ぼくの考えるマカンの優位性というと「ハンドリング」と「安定性」。

ハンドリングについては改めて言及するまでもないと思いますが、「切ったら切っただけ曲がる」という当たり前のことができる”凄さ”がさすがポルシェといったところです(多くのSUVは思ったように曲がらなかったりしてステアリングホイールを切り足さなければならないことが多い)。

加えてセンターの正確さやビシリとした直進性も特筆すべき点であり、こればかりはポルシェでないと実現できないとも考えています。

そして「安定性」についてもポルシェならではだと考えていて、たとえばレーンチェンジにおける車体の揺れの少なさ、収まりの良さは特筆すべきものであり、ほかメーカーのSUVだと「車線変更後に2〜3回横に揺れる」ものの、マカンだと「1回で揺れがビタリと収まる」という印象です。

これはすなわち安心感にも繋がり、スポーツカーからの乗り換えでもさほど不安は感じないかもしれません。

ただ、こういった足回りを持つといえども突き上げが硬いわけではなく、段差や継ぎ目を越える際に伝える衝撃はひたすらマイルド。

それでいてダンピングが硬めに設定されているので姿勢の変化が小さく、安心して乗れるということになりますが、こういった乗り味を実現するのは非常に難しいと見え、ぼくの知る限りだとこういった「柔らかい足回りと安定した姿勢」を実現しているのはほかにレンジローバーのみ(そのほかは、突き上げが鋭かったり、もしくは柔らかすぎて安定感に欠ける)。

逆に、マカンSがほかのライバルに劣るところというとインフォテイメントシステムやインテリアにおける見た目の豪華さといったところで、このあたりはとくにメルセデス・ベンツにはかなわない、と思います。

ただしこれはメーカーの考え方の差であり、ポルシェはドライバビリティに重点を起き、またあるメーカーはインフォテイメントシステム含む快適性を重視し、またあるメーカーは悪路走破性を重視しているということになるかと思われ、それぞれ優劣をつけることができるものではなく、様々なクルマに乗ってみて、自分に「もっとも合う」一台を見つけるべきである、ということになりそうですね。



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Posted at 2021/12/17 20:08:36

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