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intensive911(JUN)のブログ一覧

2017年03月13日 イイね!

★マクラーレン720Sを見てきた。多分現時点では最も先進的、そしてコスパに優れる一台

★マクラーレン720Sを見てきた。多分現時点では最も先進的、そしてコスパに優れる一台マクラーレン大阪さんに展示されている720Sを見てきました(いつもありがとうございます)。
展示車のボディカラーはホワイト(パールの入った3層エリート塗装)、カーボンパーツなどオプションがふんだんに盛り込まれたもので車両価格は4600万円くらい、とのこと。


なおマクラーレン720Sは装備の違いによって三種類あり、「スタンダード」、「ラグジュアリー」「コンフォート」。価格はスタンダードで3338万3000円となっています。
展示車は高級な仕上げとシックな内装が与えられた「ラグジュアリー」。
なお各仕様に置いて出力や足回りに変更はなく、単に見た目や内装の仕上げのみが差異となっています。


一見した印象は「すごいもん出してきたな」というもので、正直画像で見るよりも衝撃度大。
簡単に言うと、ランボルギーニとは異なる意味で「自動車の既成概念を超えている」もので、それはボディのデザインとエアフロー改善を目的としたダクト類の造形などに見られ、「ここまでやるか」というほど手の込んだもの。


そこで、ぼくが気づいた点など述べてきます。

まずはフロント。
これは既に述べた通り、「放射線状」のラインで構成されており、「正面から空気の壁に当たればこう空気は流れるんだろうな」ということが容易に想像できる造形ですね。



横から見ると、デイライト部分(多分)とフロントサイドウインカーには連続する流れが設けられているのがわかります。
このヘッドライト部分は非常に入り組んでおり、言うなれば「ダクトの中にヘッドライトがある」ようなもの。


ちょっと驚いたのは「グリル」。
これはハニカム状メッシュですが、今までに見たどの車よりも細く、これはおそらく軽量化を標榜したものと思われます(ランボルギーニだと、アヴェンタドールSVは軽量化のため、それまで採用されていた立体的なメッシュから平面の薄いメッシュになっている)。




キャビンは相変わらずコンパクトですが、「カーボンモノケージⅡ」では足元部分が大きく削られ、乗降性が飛躍的に向上。




キャビンといえば「視界」が劇的に改善しているのも720Sの大きな特徴。
540C/570S/570GTでもスーパーカーにしては良好な視界を持っていましたが、720Sでは「キャビンが全部ガラス」と言えるくらいグラスエリアが広くなっており、頭上からリアウインドウに至るまでガラス張り(とにかく後方、斜め後方の視認性が高く、フェラーリ488GTB、ランボルギーニ・ウラカンに比べて圧倒的に優れる部分)。
しかもピラーが細く、マクラーレンがこの部分にかなり力を入れたことがわかります。

なお、座席後方は「570GT」のような感じで荷物を置くスペースがあり、やはり居住性や日常性向上は720Sの一つのテーマなのでしょうね。




ディヘドラルドアはルーフからガバっと開くようになりましたが、これも乗降性を確保するためのもので、背の高い人にとっては嬉しい改良点。
もちろんフロントウインドウの左右も拡大し、前方の視界も良くなっています。



内装も大きく進化。
デザイン、造形、質感、仕上げなど申し分なし。
各種スイッチにもメタル調のトリムが設けられ、その質感も他メーカーを大きく超えていると思います(同日にレクサスLC500を見てきたのですが、レクサスを超える質感)。
センターコンソールが極端にコンパクトなのは左右座席を近づけてロールセンターを最適化するため。

内装に使用されるカーボン(オプション)はマット仕上げ、外装に使用されるカーボンはグロス仕上げとなっていますね。




全体的に「流れ」「ねじり」「絞り」が強く感じられるデザイン。
非常に独特で、しかも完成度の高いデザインであり、機能性と美しさを兼ね備えたものと言えそうです。


全体的に見るとマクラーレンらしさが貫かれており、「最小限の構成で最大限の効果」を発揮することを考えられていると思われる構造多数。
排気量拡大、パワーアップに伴い熱量も増大しているはずですが、その熱量を処理するだけの風量を確保するための構造を持たせることで(ラジエター増加に頼らず)冷却を行い、かつそのエアフローもスタビリティ向上に役立てるなど、とにかくシンプルに、しかし最大効率を追求した車と言えます。


もちろんこれはF1コンストラクターならではの考え方であり、マクラーレンにとって「最大の武器」と言えそうです。
つまりはマクラーレン最大の武器はエンジンや駆動システムではなく、「考え方」ということになり、これも非常にユニークな部分ではありますね。


そして、その考え方を「形にした」のが720Sということになりますが、これは見れば見るほど「よくできているなあ」と思わざるをえません。
同時に「そう来たか」と思わせるところもあり、見ていて全く飽きない車ですね。


さらに驚きなのは、これだけの構造や素材を持っていながらも価格が3338万3000円ということで、これはフェラーリ812スーパーファスト、ランボルギーニ・アヴェンタドールSに比べても割安。
ウラカン・ペルフォルマンテの3180万円よりは高価ですが、カーボンモノケージを持ち、それ以外にもふんだんにカーボンコンポジットを使用したり、ととにかく「お金がかかった」という印象は受けます。



マクラーレンは総販売台数だとフェラーリ、ランボルギーニ、アストンマーティンにこそ劣りますが、「ほとんど同じ構造、同じエンジンの車」を販売している台数として考えると(フェラーリだと812と488、ランボルギーニだとアヴェンタドールとウラカン、というように共通性のない車を製造。しかしマクラーレンは540C〜720Sまで共通性が高い)他ライバルに比べ「スケールメリット」が出ているとも思われ、そこが価格設定にもメリットとして現れているのかもしれませんね。



いずれにせよ、「この価格でこの車が買えるのか」という衝撃を受ける新型車であることはまちがいなく、一気にスーパースポーツのベンチマーク的存在になるだろうな、というのは容易に想像がつくニューカマーだと思います。
Posted at 2017/03/13 08:08:36 | トラックバック(0) | イギリス車 | 日記
2017年02月22日 イイね!

★アストンマーティンDB11の見積もり取得。ブラックルーフ、ブラックホイールは必須

★アストンマーティンDB11の見積もり取得。ブラックルーフ、ブラックホイールは必須さて、先日試乗したアストンマーティンDB11の見積もりを取得。
アストンマーティンDB11の価格そのものは非常にインパクトのあるもので、購入しようと思わせるに十分な訴求力を持ちます。

なお購入する際の懸念は幾つかありますが、大きくは「信頼性」と「リセール」。
このエンジンを搭載したアストンマーティンはDB11が第一号ということもあり、さらに他の部分もこれまでと大きく変わっているので信頼性はまだまだ不明なところが多く、ここはどう言ったトラブルが出るのか、維持費はどんなものなのか、今後ディーラーさんにヒアリングを続ける必要がありそうですね。


もう一つの「リセール」について、これはライバルに大きく劣る部分。
残価設定だと一般的なところで(3年後だと)ポルシェ50%、マクラーレン50%、ランボルギーニ65%、アウディ50%、フェラーリ75%くらい。

ただ、試乗の際に記載したようにアストンマーティンDB11は「波長さえ合えば他はどうでもよくなる」車。
売却時はどう、ということを気にするような車ではなく、ここは紳士らしく自分の気に入ったものには投資する、という感覚が必要だと思います。

ぼくがランボルギーニ・ガヤルドを購入したころは日本におけるランボルギーニの知名度はフェラーリと比べて天と地ほど差があり、「どこで買うの?」「昔の車?」「今でも売ってんの?」「頭大丈夫?」というのが世間一般の印象。
ランボルギーニを知る人の間ですら「ランボルギーニを新車で買うヤツは”勇者”」と言われるほど不安定な中古相場を持つ車で(今ほど相場が形成されていない)、しかしガヤルドは「買ってよかった」と心の底から思える車でした(だからこそ今日のぼくがある)。


アストンマーティンDB11もそういった類の車に間違いはないと確信しており、「買って間違いのない」車だと考えています。
ここでその見積もりの内容を見てみましょう。

アストンマーティンDB11見積書
車両本体価格 23,800,000
自動車税 44,000
重量税 49,200
取得税 662,300
自賠責保険 40,040
検査登録印紙 2,700
車庫証明印紙 2,700
ナンバープレート代 4,748
シュレッダーダスト料金 11,240
エアバッグ料金 4,250
フロン類料金 2,610
情報管理料金 130
検査登録費用 59,400
車庫証明代行費用 12,960
登録代行費用 35,640
納車費用 30,240
リサイクル資金管理賞 360

(以下、オプション。合計3,049,920円)
グロスブラックホイールペイント 388,000
ブレーキキャリパーペイント 184,680
ベースフロアマット 34,560
グロスブラックスプリッター 184,680
ヘッドライニングアルカンタラ(レッド) 184,680
フローティングルーフアーチ(ブラック) 260,280
ルーフパネル(ブラック)184,680
デュオトーンレザー 86,400
コントラストステッチ(太) 69,120
ヘッドレストエンボス加工 51,840
タッチコントロール 86,400
トリム(カーボン) 435,240
V12フェンダーバッジ 17,280
ケイネスレザー 219,240
シートクーラー 184,680
アンブレラ 34,560
パワーストウェイジ 86,400
ETCセットアップ 44,200
フロントシートコーティング 70,200
ボディガラスコーティング 202,800

合計 27,812,438円

なおアストンマーティンDB11のボディカラー、オプションについて非常に豊富なのが特徴。
その選択範囲はカスタムメニュー「Q」を含めると実質「無限」に近く、必ず自分好みの一台を作ることができそうです。
なお、ぼくとしてはDB11ならではの「ブラックルーフ」、それにあわせたブラックのホイールや各部のグロスブラック塗装は必須。
とびきりクールな一台に仕上げたいところですね。
Posted at 2017/02/22 18:17:52 | トラックバック(0) | イギリス車 | 日記
2017年01月27日 イイね!

用意はいいか?2/18は「ボンド・ナイト」。ジェームズ・ボンドの仮装でアストンを見に行くぞ

用意はいいか?2/18は「ボンド・ナイト」。ジェームズ・ボンドの仮装でアストンを見に行くぞさて、様々なイベントで楽しませてくれる八光さんですが、今回はなんと「ボンド・ナイト」開催。
ドレスアップしてジェームズ・ボンド、ボンド・ガールを気取りながらアストンマーティンDB11を眺めつつワインでも頂きますかな、というイベントです。


現在参加するかどうかは未定ですが、せっかくの機会なので行ってみようかな、と思ったり。
なお八光さんはアストンマーティンのほかマセラティ、アルファロメオ、レンジローバー、ジャガーなどそうそうたる高級車を扱っており、歴史もあるので客層は老紳士からIT長者まで多数いると思われ、当日は相当ハイレベルなファッションバトルになりそうですね。

なお現在の6代目ジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)のスーツ、シャツはトム・フォード(途中まではブリオーニ)、サングラスもトム・フォード、グローブ(手袋)はデンツ、シューズはクロケット&ジョーンズ。※「スペクター」のモロッコ編で着用していたセットアップはブルネロ・クチネリ
シューズはいずれも現行品で、モデル名はキャンベリー、ノースコート、ラドナー、アレックス、ノリッジ、スォンジー、とのこと。
スーツはトム・フォード直営店で「ボンド・コレクション」としてジェームズ・ボンドが劇中で着用したものと同じ仕様を購入可能ですね。

先代(ピアース・ブロスナン)である5代目ボンドのスーツはブリオーニ、サングラスはペルソール、シューズはジョン・ロブとなっています。

腕時計は5代目、6代目とも(スポンサーの関係で)それまでのロレックス・サブマリーナからオメガ・シーマスターに。
メタルブレスレットを装着していることも多いですが、「スペクター」では往年のボンドが使用していた「NATOベルト」を使用したオメガ・シーマスターも登場。

大阪だとトム・フォードは阪急メンズ館、ブリオーニとオメガはヒルトン・ウエスト、ジョン・ロブはヒルトンプラザ、クロケット&ジョーンズはエストネーションで取り扱いがあったと記憶しており、お金さえあればボンド風コスプレができそうではありますね。

男性はジェームズ・ボンド、女性はボンドガール風の格好をして行けば、当日はワンドリンクをサービスしてくれる模様。
ぼくは到底スーツが似合いそうにないので、できるコスプレとしては「カジノ・ロワイヤル」時のチンピラみたいな格好になりそうです。
Posted at 2017/01/27 17:38:29 | トラックバック(0) | イギリス車 | 日記
2016年12月12日 イイね!

★540Cと570Sのいいとこ取り。快適かつ俊敏なマクラーレン570GTに試乗する

★540Cと570Sのいいとこ取り。快適かつ俊敏なマクラーレン570GTに試乗するマクラーレンは非常に特殊なメーカーであり、F1をバックボーンに持つのはフェラーリ同様ですが、カーボン製のバスタブシャシーなど、F1との共通性はフェラーリよりも高いのかもしれません。
その高い剛性を背景としてよく動く足回りを持っており、そのためにこのクラスのスポーツカーとしては望外に快適な乗り心地を持っていると考えていますが、これは一般道の不整路や、高速道路においても継ぎ目の多い場面で大きく威力を発揮することになり、「固められただけ」の足回りとは異なり、しっかりと路面をつかむという印象もあります。
Posted at 2016/12/12 09:40:14 | イギリス車 | クルマレビュー
2016年10月03日 イイね!

ロータスが身売りの危機。親会社プロトンがロータス放出を希望

ロータスが身売りの危機。親会社プロトンがロータス放出を希望ロータスの親会社、プロトンがロータスの売却を検討中。
プロトンはすでに20社ほどにロータス受け入れについて打診したと報じられ、スズキ、ルノー、プジョー等から返答があったものの未だ話はまとまりそうにない、とのこと。
先日ようやく黒字化し経営が安定しそうだというニュースが流れた矢先だけに、ちょっと残念ではありますね。
つづきはこちら
Posted at 2016/10/03 10:51:08 | トラックバック(0) | イギリス車 | 日記

プロフィール

「 フェラーリ296GTBの任意保険は年間いくら?ランボルギーニ・ウラカンの倍、ローマとポルトフィーノの約1.8倍 http://cvw.jp/b/261031/48568901/
何シテル?   07/28 16:16
登録名は「intensive911」ですが、HNは以前より「JUN」で通しています。 ランボルギーニ・ウラカン、ポルシェ・マカンS、ホンダCBR250RRに乗...
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