• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

intensive911(JUN)のブログ一覧

2020年02月01日 イイね!

いいクルマなのになぜ売れない!ポルシェ718ケイマン/ボクスターの4気筒ターボ化は失敗だったのか?

いいクルマなのになぜ売れない!ポルシェ718ケイマン/ボクスターの4気筒ターボ化は失敗だったのか?さて、2019年通年での販売で顕著となったのが「718ケイマン/ボクスターが売れない」という事実。
北米においては911の販売台数が前年とほぼ変わらなかった(911はモデルチェンジのために一時供給がストップしていた)のに対し、ずっと生産と供給がなされていた718ケイマン/ボクスターの販売がなんと26%も減少した、と報じられています。
この理由は定かではないものの、いくつか「考えられる」理由は存在していて、ここでその理由を考えてみましょう。

718ケイマン/ボクスターはそれまでの「981ケイマン」「981ボクスター」からのモデルチェンジという扱いとなり、コードネーム自体は「982」。
じゃあ718ってなんなのということになりますが、オリジナルの718の歴史は1957年にポルシェが550スパイダーを改良して作ったレーシングカー「718RSK」にまで遡ることが可能です。

そしてなぜポルシェが新しいボクスターとケイマンに「718」という名称を与えたのかということについて、これは「4気筒化のためのエクスキューズ」。
718シリーズは水平対向4気筒ターボエンジンを搭載していますが、これは981までに採用されていた水平対向6気筒自然吸気に比較するとじつにドラスティックな変更です。

もちろんポルシェ自身も「水平対向6気筒」「自然吸気」エンジンの(商業的)重要性を理解していたと思われ、よって4気筒ターボ化にあたって、これまでのファンの反発は必至だと考えていたはず。
そこで反発を抑え込むための「理由付け」が、過去に活躍したレーシングカー、718(水平対向4気筒をミドシップマウント)だったということですね。

つまり718ボクスター/ケイマンはフラット4をミドマウントしたスポーツカーであり、そのルーツはポルシェの歴史の一部でもある”レーシングカー”として718シリーズまで遡ることができて、6気筒から4気筒へとダウンサイジングされたものの、むしろ原点に回帰したピュアなポルシェであると主張したかったわけですね。

ただ、それでも718ケイマン/ボクスターの4気筒化は市場に受け入れられなかったと見え、モデルチェンジ前の981ボクスター/ケイマンの中古価格が大きく上昇したことでもそれは判断可能。

そしてとくに北米や欧州、日本など、昔からのポルシェマニアが多い国や地域で718が好意的に受け止められることはなく、その結果として718の販売が落ち込むことになったと思われますが、ポルシェはそこで718ケイマン/ボクスターについて、「(4気筒ミドシップの元祖である)914の系譜」というキャンペーンも展開。
ただ、それでも718シリーズの販売は回復しなかったようですね。

ちなみに914は(911より)安価にて販売することを目的にフォルクスワーゲンと共同にて開発され、フォルクスワーゲン製の4気筒エンジンを搭載。
そのため「ワーゲンポルシェ」として認識されることになり、古くからポルシェが販売されている地域においては「4気筒ポルシェはポルシェ本来の姿ではない」という認識が潜在的にあるのかも。

ちなみにポルシェの歴史が古くはない中国においては「ワーゲンポルシェ」が知られていないためか、”4気筒”のイメージがスポイルされていないと見え、718シリーズの販売好調が伝えられています。

そして718シリーズが受け入れられていないもうひとつの理由は「ターボエンジン」。
ポルシェは比較的早い時期から(BMWと並んで)ターボエンジンを市販車に採用してきたという経緯があり、それはレーシングカーにおいても同じ。

ただし現代においてはGT3系に採用される自然吸気エンジンのインパクトがあまりに強すぎるためか、「ポルシェのエンジンはNAでないと」という人も多数。
これはひとえに「ターボラグ」を嫌うためではありますが、実際に718ボクスター/ケイマンのターボエンジンはターボラグが大きく(911のエンジンとは異なりターボラグ解消デバイスが採用されていないということもある)、これは理解のできるところでもあります。

なお、911は現在GT3系を除くとすべてターボエンジン化されていて、911最強モデルのGT2RSもやはりターボ。
そしてレーシングカーの911RSRもターボ化されていて、これらについては批判もなく、市販モデルの911シリーズについてはセールス好調、そして911RSRの戦績も優秀という状況です。

それを考えるに、「ターボエンジンだから受け入れられていない」というよりは、NAのフィーリングが感じられずターボラグの大きい718ボクスター/ケイマンのエンジンが受け入れられていない、ということなのかも。

実際のところ718に積まれるターボエンジンは「ポルシェらしい」鋭い吹上がりがなく、かつスコンとタコメーターの針が下がる回転落ちもないため、これは今までずっとポルシェに乗ってきた人からすると「え?」と感じられる部分だとは思います(実際にぼくもそう思う)。

ただ、718は「2リッター」化されたことで自動車税が安くなり、燃費についても981に比較して1割ほど優れ、パワー/トルクにおいても981よりも上(サーキットでのタイムについても、718のほうが圧倒的に速い)。
参考までに、ぼくは981ボクスター、そして718ケイマンの両方を所有してきたわけですが、どちらがいいかと言われると「718」を選びます。

サウンド、エンジンのフィーリングについて981が優れることは疑いようがありませんが、実用域においては718に分があり、かつ常に加給をかけるうような回転数で走れば718の走りは痛快そのもの。

よってぼくは718のほうがいいと判断していて、もっと売れてもいいクルマだと考えているのですが、それだけに現在の718の状況についてはちょっと「正当に評価されていない」とも捉えているわけですね。

こうやって考えてみると、718シリーズが「売れない」のはクルマの出来が良くないせいでもなく、また他のライバルに押されているわけでもなく(これは数字が証明している)、つまり「718シリーズはポルシェの名がつくがために、ポルシェが過去に築いてきた成功体験に沿っていないことで評価を受けられない」。

たとえば944や968が「非常に優れたFR」であり、もしポルシェ以外の自動車メーカーから発売されていたら絶賛されていたであろうと考えていますが、944や968はポルシェから発売されてしまったがために「911の影に隠れ」大きな評価を得られなかったのとよく似ているのかもしれません(そしてポルシェ=911であり、911に採用されるフラットシックス、リアエンジン以外は受け入れられにくい)。

そして、それに対するポルシェの新たな回答が「6気筒自然吸気エンジンを積む、718ケイマンGTS4.0」なのでしょうね。



★「お友達」「フォロー」は随時募集中!SNSにも「いいね!」「フォロー」お願いします!★
Facebook
Instagram
Twitter
Pinterest
Youtube
2020年01月24日 イイね!

”空冷最後の911”、993世代のポルシェ911ターボSが約1億円で販売に。それでも「高くない」とボクが考えるその理由

”空冷最後の911”、993世代のポルシェ911ターボSが約1億円で販売に。それでも「高くない」とボクが考えるその理由1997年モデルのポルシェ911ターボSが米ebayに899,900ドル(邦貨換算で9860万円)で出品されて大きな話題に(現在は売れずに終了)。
なお、この価格には理由があり、そのひとつは年式にもかかわらず走行距離がわずか856kmにとどまっていること。

加えてボディカラーはウインブルドングリーン、インテリアはネフライトグリーンという「希少」かつカスタム感満載のカラーコンビネーションもその価値を押し上げることに。

この911ターボSは「993世代」となりますが、993世代の911は1994年〜1998年と生産期間が短く、そのために生産台数も他世代に比較するともっとも少なく、この世代そのものが「希少」と言えます。
とくに「911ターボS」は1996年登場なので生産台数はわずか2年程度しかなく、相当に希少なのは間違いなさそう。
なお、世代ごとの911の生産台数は下記のとおりですが、これを見ると993世代の911は「ほか世代の半分以下」といったところですね。

1964-1973年 901型 111,995台
1974-1989年 930型 198,496台(累計310,491台)
1990-1993年 964型 134,734台(累計374,253台)
1994-1998年 993型 68,881台(累計443,134台)
1999-2005年 996型 175,262台(累計618,396台)
2006-2012年 997型 213,004台(累計831,400台)
2103-2019年 991型 223,540台(累計1,054,940台)

加えて993世代の911は「空冷エンジンを搭載する最後の世代」であるためにもともと人気が高く、さらにこの個体のトランスミッションは「マニュアル」でもあり、高い価格をつけるに値する要素が揃ったのがこの個体ということになります。

993ターボSは3.6リッター・ツインターボエンジンを搭載し、北米スペックだと424馬力を発生し、0−100km/h加速は3.6秒、最高速度は297km/h。。※エンジンは911GT2に使用されるM64/60R型を転用

インテリアはフルオプション状態となり、8ウエイパワー&ヒーター付きシート、カーボンファイバーパッケージが装着され、昔懐かしの5ディスク「CDチェンジャー」も。

なお、デフロスター/シガーソケットのノブにも内装同色レザーが巻かれ、リアシートは純正オプションにて「レス」。
相当にお金のかかった個体であることも容易に判断でき、今後の値上がりを考えても「買い」だと考えて良さそうですね。

今このボディカラーを見ると「変な色」と感じるかもしれませんが、これは当時「もっともイケてたボディカラー」。
というのも、993世代の911の開発を主導したのはウルリッヒ・ベッツ氏で、そのウルリッヒ・ベッツ氏がデザインしたコンセプトカー「911パナメリカーナ」も同様のボディカラーを持つため。
つまり、993プロジェクトを率いた本人が「一番似合う」と考えたカラーがこの「グリーン」だと言えます。

★「お友達」「フォロー」は随時募集中!SNSにも「いいね!」「フォロー」お願いします!★
Facebook
Instagram
Twitter
Pinterest
Youtube
2019年12月11日 イイね!

ポルシェ・タイカンの内覧会に行ってきた!

ポルシェ・タイカンの内覧会に行ってきた!
さて、ポルシェ・タイカンの内覧会(大阪会場)へ。
場所は楽天市場のワイン販売で有名な「タカムラ ワインハウス」を借り切っての開催です。
そしてこの内覧会は当日1日のみの開催となり、その1日の中で「10回」に分けて1時間づつ、20人程度のみを対象にプレゼンテーションを行う、というもの。

当日、会場に持ち込まれたのは「タイカン・ターボ」。
ここで当日の様子、そしてタイカンがどんなクルマなのかを見てみましょう。





他の画像はフォトアルバムにもアップ中。

★「お友達」「フォロー」は随時募集中!SNSにも「いいね!」「フォロー」お願いします!★
Facebook
Instagram
Twitter
Pinterest
Youtube
2019年12月09日 イイね!

スーパーカーを停めやすい駐車場「ザ・リッツ・カールトン大阪」

スーパーカーを停めやすい駐車場「ザ・リッツ・カールトン大阪」スーパーカーが駐車できそうな駐車場、ザ・リッツ・カールトン大阪。
ホテルのエントランスがロータリーとなっており、車高の低い車や幅の広い車はホテル前にて預かってくれます(ホテル前で車を預けるとホテルの人が車を停めておいてくれる。自分で停めてもOK)。
ここだとホテルの人が車を見てくれるので、いたずらされたり当てられたりといった心配はまず皆無です。



★「お友達」「フォロー」は随時募集中!SNSにも「いいね!」「フォロー」お願いします!★
Facebook
Instagram
Twitter
Pinterest
Youtube
2019年12月08日 イイね!

新型ポルシェ・カイエン・ターボ”クーペ”を見てきた!

新型ポルシェ・カイエン・ターボ”クーペ”を見てきた!さて、ポルシェセンター北大阪さんに展示してあるカイエン・ターボ・クーペ。
ポルシェは現在「カイエン」「カイエンE-Hybrid」「カイエンS」「カイエン・ターボ」「カイエン・ターボS Eハイブリッド」にクーペを追加していますが、その呼称について注意すべきは「カイエン・クーペ・ターボ」ではなく「カイエン・ターボ・クーペ」といった具合に「クーペ」が一番最後に来ること。

ポルシェはこれまでにないほどモデルラインナップを拡大しているためにこういった事態が起こりうるわけですが、ポルシェは昔からけっこうモデル名が長い傾向にあるようです(”ポルシェ911カレラ2カブリオレ・ターボルック”など)。

それはともかくとしてカイエン・ターボ・クーペ。
第一印象は「かなり低い」というものですが、そのボディサイズは全長4939ミリ、全幅1989ミリ、全高1653ミリ。
カイエンの4925ミリ、1985ミリ、1675ミリと比較すると「長く広く低い」ということになるものの、そこまで低いというわけでもなく、しかしこの印象の違いはやはりスロープしたルーフとリアウインドウにあると言って良さそう。



★「お友達」「フォロー」は随時募集中!SNSにも「いいね!」「フォロー」お願いします!★
Facebook
Instagram
Twitter
Pinterest
Youtube

プロフィール

登録名は「intensive911」ですが、HNは以前より「JUN」で通しています。 フェラーリ296GTB、トヨタ ランドクルーザー250、ホンダCBR25...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     1 2
34 5678 9
10 111213 141516
171819202122 23
24252627282930
31      

リンク・クリップ

フォローお願いします→TikTokアカウント 
カテゴリ:自分関係
2025/08/14 07:42:33
 
フォローお願いします→Instagramアカウント 
カテゴリ:自分関係
2025/08/14 07:40:37
 
ぼくの基本ブログ→Life in the FAST LANE 
カテゴリ:自分関係
2014/01/19 08:51:18
 

愛車一覧

トヨタ ランドクルーザー250 トヨタ ランドクルーザー250
2023年4月20日に発注、納車は2025年8月。 ボディカラーはサンド×ライトグレー、 ...
フェラーリ 296GTB フェラーリ 296GTB
2022年3月21日に契約済み、2025年5月に納車。 なぜフェラーリ296GTBを買 ...
ホンダ CB250R ホンダ CB250R
日常の足として、「軽量」「扱いやすい」「そんなにハードじゃない」「ライディングポジション ...
フェラーリ ローマ フェラーリ ローマ
突如として購入したローマ。 ボディカラーはヴェルデ・ブリティッシュ・レーシングです。
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation