
さて、ポルシェ・マカンSを洗車。
現在の走行距離は約15000kmですが、今までの経験上、どんなクルマでも15000kmを超えるととたんに見た目の劣化が大きくなると考えています。
そして、ぼくがその大きな要因だと考えているのが「タイヤ」と「ブレーキディスク」。
ぼくはタイヤとブレーキディスクの摩耗がクルマの見た目の印象を大きく左右すると考えているのですが、まずはタイヤについて。
新品のうちはショルダー部もしっかり立っており、トレッド面の厚みもちゃんと保持しているものの、走行がかさむとトレッド面が薄くなり、見るからに「すり減っている感」が出てくるわけですね。
これは見た目の質感を著しく下げることになりますが、ポルシェ・マカンSの場合はその重量と出力を考慮するに、「思ったよりもすり減るペースが遅い」という印象も持っていて、ここはちょっと助かっている部分です。
そのクルマの性質上、ハイグリップよりも「エコ」を重視したコンパウンドを持っているのかもしれませんね。
そしてもうひとつの「ブレーキディスク」。
これは新しいうち、まだ走行が少ないうちはさほどローターの表面が削れているように見えないものの、走行が進むにつれ、当然ながらこの表面が削れることになり、しかも削れ方が場所によって「不均一に」なってきます。
こうなってくるとブレーキローターの表面が「波打っているように」見えることになり、これもまた劣化を視覚的に感じさせる部分と言って良さそうですね。
なお、このブレーキローターについても、マカンの車体重量の割には「摩耗の速度が遅く」、けっこう保ってるんじゃないかとも考えています。
ちなみに欧州車は一般にブレーキローターが「柔らかく」、ブレーキパッドがブレーキローターを削りながら制動力を発揮するとされ、よって「ブレーキパッドの交換2回に対し、ブレーキローターの交換一回」が目安だとも言われることも。
たしかにこれまで乗ってきた欧州車はいずれも「ローターがかなり削られていた」ようで、ホイールがすぐに「(削れた鉄粉によって)赤茶色に」汚れたり、洗車時にホイールに水をかけると、表面についた鉄粉が参加して赤茶色に変色していたようですが、マカンSの場合はそういったこともなく(確かにホイールはかなり汚れるが、ローターが削れた鉄粉というよりは、ブレーキパッドから出た粉のように見える)、こういった事象から見ても、多少は”ブレーキローターが削れる速度が遅い”のかもしれません。
今回洗車していて気づいたのは、上で述べた「タイヤ」「ブレーキディスク」といった部分ですが、その他の部分については気になる部分はほとんどなく、樹脂部分含めて全体的には劣化が非常に小さいと考えています。
加えてサスペンションやボディについてもやれ感じられず、このあたりは「さすがポルシェ」という印象で、まだまだ高い品質を維持したまま乗ることができそうですね。
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Posted at 2021/05/03 19:01:34 |
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