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2017年03月10日 イイね!

★昔のドバイはこんなに貧しかった。ドバイの歴史、発展の理由がわかるドバイ博物館へ

★昔のドバイはこんなに貧しかった。ドバイの歴史、発展の理由がわかるドバイ博物館へドバイの中ではかなり地味な「ドバイ博物館(ドバイミュージアム)。
ドバイというとかつて世界一の高さを誇ったブルジュ・カリファ、7つ星ホテルのバージュ・アル・アラブ、セレブの別荘が並ぶジュメイラ・パーム・ビーチなどが有名で、こういった「昔のドバイ」に着目する人は少ないかもしれません。


しかしながらぼくにとっては「ドバイを訪れたならば、必ず行ってみたい場所」であり、実際に行ってみて「良かった」と思えるスポットでした。
ドバイ博物館はドバイ最古の建造物と言われる、アル・ファヒディ砦(1787年建造)の一部を利用したもので、1971年に開業しています。
行き方としては、メトロ(MTR)だとアル・ファヒディが最寄り。
ゴールド・スーク、スパイス・スーク、オールド・スークと近いので、あわせて訪問するのも良さそうですね(ぼくはタクシーでオールドスークまで行き、一緒に見てきた)。



ここは入場口。
この奥でお金を払って入場します。



中には大砲のようなもの、船、昔の人の住居を再現したものが展示。



横の方には武器などを展示するスペース、ドバイの歴史を示すものが。



ただ、このあたりは「序章」であって、見ものは地下にあります。
入り口から見て左奥の螺旋階段を降りてゆくと、地価の広大な展示スペースが。



1930年代から現代までの様子もダイジェスト版で。



そこには交易を開始した時期のドバイ、そしてその頃の鍛冶屋、商店、学校などがリアルな人形とともに再現。




その他には砂漠の生き物、鷹使い、治水に関する展示も。



ここは石油が出る以前のドバイの人々の生活を再現した展示物。
素潜りで海に潜って魚を採ったり、真珠を採ったりというのが主な生活ですが、石油が出る前の主な収入源は「真珠」(ただし日本が真珠の養殖を実用化した後はそれも廃れてゆくのですが)。



その後に石油が出て人々の生活が一変したわけですが、問題はそのお金の使い方。
貧しかった人々が急にお金持ちになると、お金を使いまくって破産するのが世の中の常ですが、貧しい時代を経験したドバイは「その時代に戻りたくない」という想いが強かったのかオイルマネーを「投資」に回したわけですね。



砂漠の真ん中に雪を降らせるスキードーム、世界一の高さを誇ったブルジュ・カリファ、人工衛星から見える唯一の人工島であるジュメイラ・パームビーチなどが有名ですが、それらは「ドバイの人が遊び呆ける」ためのものではなく、ドバイの名を知らしめ、外国からのお金を呼び込むためのプロモーションの一環と言えます。



そうやって有名になったドバイには実際に多くの資金が流れ込み、現在ではGDPに占める石油の割合はなんと1%台にまで小さくなり、逆に「金融」「流通」「観光」がメインになっているわけですが、石油で得たお金をしっかりと未来の為に投資し、外国人がドバイでお金を落とす仕組みを作っている、ということですね。



現在ドバイのGDPに占める石油産業の割合は1%台と言われ、「脱石油化」が奏功している、と言えます。
いまドバイの経済を支えるのは「金融」「流通」「観光」ですが、完全世襲制にてドバイを治めるマクトゥーム家が相当に優秀であることがわかりますね(同じ石油産出国でも、独裁者が支配し戦争に明け暮れる国もある。条件は同じなのに、統治者の能力でその国が反映するかどうかが決まる、という例)。



ちなみに2016年の人気渡航先の4位はドバイ、現地での消費額No.1はドバイ、航空機の発着数ナンバーワンはドバイ国際空港。
つまりはドバイはその目的を達し、石油なしでも国家がお金を生み出すシステムを構築したと考えて良さそう。



オイルマネーで遊んで暮らしていると考えていたドバイですが、日本よりはずっと明確なヴィジョンを持って国を運営しているとぼくは考えていて、この博物館を見ると改めて「未来を考える事の重要さ」が理解できる、と思います。


もしかしたらこの博物館を作ったときにもそういった「過去の苦労を忘れるな」という想いがあったのかもしれず、ドバイというと華やかできらびやかなイメージがあるのですが、こういった「昔のドバイ」があるからこそ現在のドバイがある、ということをぼくらは知っておくべきだと思うのですね。

ぼく自身も現在はランボルギーニに乗れるようになったとはいえど、昔は貧乏で苦労したので、その時の苦労は忘れたくない、と考えています。
Posted at 2017/03/10 14:01:09 | トラックバック(0) | 外国ネタ | 日記
2017年03月10日 イイね!

★巨大すぎるドバイ国際空港(現在発着数世界一)。その様子を画像でお届け

★巨大すぎるドバイ国際空港(現在発着数世界一)。その様子を画像でお届けさて、ドバイ国際空港の様子。
発着数はかなり多く、2014年にはロンドンのヒースロー空港を抜いて発着数では世界一となっています。
ただしそのためかターミナルが圧倒的に不足しており、これまで全てドバイへの到着、出発ともに「ターミナルへの直付け」はなく、滑走路脇に飛行機を停め、迎えに来たバスでターミナルまで移動しています。



そのうえ、バスで走る時間も他の空港に比べると長く、空港がかなり大きいこと、とにかくターミナルが足りないということもわかります。
ただ、実際にターミナルについてみると、バンコクのように人が過密な印象はなく、ターミナルそのものは十分なキャパシティを持っているようではありますね(ただ単に旅客機をつける場所がない)。





空港内には多くの免税店がありますが、薬局や飲食店が多く、スーパーのようなものも。
他空港と圧倒的に異なるのは「お酒が売っていないこと」で、これはもちろん宗教的理由によります。
ドバイ市内でも種類を入手するのは困難で、ホテルの飲食店など限られたところのみが提供可能(しかも高い)。
よって、ドバイに入る人は外からお酒を持ち込むケースが多いようですね。




なおドバイ国際空港には有名な「ドバイ・エアポート・ラウンジ」があって、これはエミレーツ専用の「ターミナル3」の発着フロア上に位置。
「ファーストクラス・ラウンジ」と「ビジネスクラス・ラウンジ」がありますが、ファーストクラス・ラウンジはまあスンゴイみたいです。



その他空港内には(他の空港と)あまり変わったところはないように思いますが、ターミナル3にはいたるところにベビーカーの貸出があります(エミレーツだけあって高価なマクラーレンを使用)。



こちらは入国した所。
時間も遅く(夜10時くらい)、人もまばらです。
ビジネスクラス搭乗の場合はファストパスを渡してくれるのですが、逆にファストパスを持っている人のほうが多いくらい。
入国審査官は女性が多いようで、ほぼ何も聞かれることがないままに入国できます。



手荷物受取カウンター付近、出口付近の免税店には両替所があり、そこで両替するのが(日本国内や、ドバイ市内のホテルに比べて)レートが良いようですね。

そしてドバイならでは、といえるのが「懸賞つき当たりくじ」。
見ての通りポルシェ911やジャガーFタイプが当たる、というものです。



今回はビジネスクラスでの旅なので、空港からホテルまではエミレーツによる無料送迎付き。
出口を出るとエミレーツの「ショーファーサービス」なる看板があり、それに従って進み、カウンターで航空券を見せると「何番で乗って」と指示されるので、その番号のところへ向かうと、こんな感じでレクサスやBMW、メルセデス・ベンツ、ボルボなどが待機。
ビジネスクラスはボルボ、ファーストクラスはメルセデス・ベンツとなっているようですね。
ズラっと黒塗りの車が並ぶのはちょっと壮観。

Posted at 2017/03/10 12:01:06 | トラックバック(0) | 外国ネタ | 日記

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