
さて、ランボルギーニ大阪さんへとウラカンEVO RWDの残金を支払いに行った時、ショールームに展示されていたバルーンホワイトのウラカンEVO RWD。
このバルーンホワイトというのはちょっと特殊な背景を持っています。
なお、ランボルギーニのボディカラーの大半はギリシア神話に因んだネーミングを持っていて、たとえばぼくが以前乗っていたウラカンのボディカラー、ビアンコ・イカルスはあの「囚われの身から自由になるために、鳥の羽根を集めてロウで固めた翼をもって大空へと旅立った」青年の名(ただし太陽に近づきすぎ、その怒りを買い、熱によってロウが解け、翼を失い墜落死する。ぼくはこの話が大好きだ)。
そしてヴェルデ・マンティスの「マンティスは」ギリシア神話における預言者を指し(預言者が信託を得る際に両手を合わせる様子がカマキリ=マンティスに似ている)、ジアッロ(イエロー)ミダスの「ミダス」はなんでも触れたものを黄金に変えてしまう王の名。
ブルー・アイゲウスの「アイゲウス」はギリシャ神話上だとアテネの設立者にしてその王であり、エーゲ海の名称の由来とされるもの。
ジアッロ・インティはランボルギーニにしては珍しくギリシャ神話ではなく「インカ神話」に出てくる太陽神の名称で、インティ神は「水・土・火」を司る絶対的な存在とされ、のちに「ビラコチャ」として語り継がれることに。
余談ですがナオト・インティライミの「インティライミ」は、「インティ(太陽神)」「ライミ(祭り)」、つまり「太陽神祭り」という意味。
ただ、ランボルギーニのボディカラーの中にも、こういった神話由来ではないものもいくつかあり(ブルー・ル・マンなど)、このバルーンホワイトもそのひとつ。
そしてこのバルーンホワイトがその中でも特別なのは、「日本人がガヤルド発注時に、この色をランボルギーニにカスタムオーダーし、その後定番オプション色になった」ということ。
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Posted at 2020/10/17 08:10:22 |
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ランボルギーニ ウラカン | 日記