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2020年11月14日 イイね!

フェラーリやランボルギーニなどスーパーカーはどうやって購入するのか?購入検討開始からディーラー訪問、支払い、納車まで

フェラーリやランボルギーニなどスーパーカーはどうやって購入するのか?購入検討開始からディーラー訪問、支払い、納車までさて、よく質問を受ける、「スーパーカーの買い方」。

正確に言うとどうやって注文し、支払い含めて納車までどんな段取りになるのか?ということですね。

ここでは(どうやってその分のお金を稼ぐのかということではなく)ぼくがポルシェやランボルギーニなどを購入してきた経験をもとに、一般的と思われる「購入検討から納車まで」の順序を記載しています(新車、かつ本国オーダーの場合)。

まずはどのクルマを購入するのか、検討を開始
文字通り購入を検討する段階ですが、ひとくちに「スーパーカー」といってもブランドによって相当に残価(売却価格)や支払いプランに差があり、冷静に検討する必要があります(5年後の残価が50%のものあれば25%のものも)。

一旦特定の車種について購入の検討を始めるとほかが目に入らなくなったりしますが、「いやいやちょっと待てよ」と思いとどまり、ほかブランドの車の見積もり、支払いプランも検討したほうが良さそうです。

支払いプランまで考えてみると、意外と「手が届かないと思っていた車が買える」と気づく場合もあり、たとえばフェラーリは残価が高いのでローンの場合は毎月の支払いが安く上がり、マクラーレンは毎月の支払額を自由に設定できたりするので、思ったよりずいぶん安く購入できる場合も。

仮に同じように車両本体価格が3000万円であっても、ローンで購入する場合、毎月の支払額が倍以上変わる、ということだってあります。

信じられないかもしれませんが、冷静に計算してみると、中古よりも新車のほうが安上がりというケースもあったりして、とにかく先入観にとらわれず、様々な状況を考慮すべきなのがこの段階。

さらに、そのクルマを売るときのことも考えておかねばならず、売りにくいクルマを購入してしまうと後々かなり苦労することになるので、買おうと考えているクルマの中古価格をチェックし、それなりの相場を維持している車種を選んだほうがいいかとは思います。

ただ、せっかく気に入ったクルマを買うのであれば、売却時のことなど気にせず、あとのことはどうにでもなれと考えて”飛び込む”のもひとつの考え方ではありますね(ぼくにとって最初のランボルギーニであるガヤルドはそうだった。あの頃、ランボルギーニは売りづらく、買取価格も低かった)

あと気にしなくてはならないのは「メンテナンス」。

サービス工場はどこにあるのか、本国送りでないと修理できないケースはないか、代車はあるか、その費用は、などなど。

フェラーリのようにメンテナンスパックが付属している場合もあり、正直この有無で維持コストははかなり大きく負担がかわるところ。

加えて部品代金なども気をつける必要があり、R35GT-Rのように「買うときはポルシェの半分、しかし部品代はポルシェの倍(今はずいぶん安くなった)」というケースがなくもありません。

購入検討と並行する形になるかと思いますが、とにかくディーラーに行ってみないとはじまらないのがスーパーカーの購入。

実際に行って話を聞いてみると非常にためになることが多く、加えてディーラーでは様々なオーナーの様々なケースを見ているので、自分の状況に合った、的確な(新車/中古や、購入形態、支払いなど)アドバイスを貰えることが多いかと思います。

なお、スーパーカーのディーラー訪問というとハードルが高いようには思いますが、ぼくの知る限りだと実際にそんなことはなく、度のスーパーカーディーラーも至って親切。

ちなみにフェラーリについて、「一般人には売ってもらえない」というのは都市伝説です(これについては、けっこうそう信じている人が多く、よく聞かれる事柄でもある)。

スーパーカーディーラー訪問について、飛び込みでも良いかと思いますが、礼儀として事前に試乗含めて予約したほうが良さそうです(そのほうが丁重に扱ってもらえる)。

なおフェラーリ、マクラーレン、ランボルギーニ、ポルシェ、アストンマーティンなど欧州スーパーカー/スポーツカーはまず試乗車を手配することが可能(ディーラー個々で試乗車を保有している場合もありますが、場合によってはインポーター保管もクルマをディーラーへ配車したりするので、やはり予約しておいたほうが良い)。

反面、GT-R、NSXなど国産スーパースポーツの場合は基本的に試乗車がなく、こういった面を見ても、スーパーカーディーラーのほうが販売検討者に対するサービスが手厚いと言えるかもしれません。

ぼくの持つ印象だと、スーパーカーはそう簡単に購入できる金額ではないために購入を急かすようなことはなく、しかし国産車ディーラーの方が「購入を強く勧めてくる」ことが多いようにも感じます。

ちなみに着てゆく服は「なんでもいい」と考えており、清潔であって相手に不快感を与えないものであれば問題はなさそう。

参考までに、アメリカ随一のエキゾチックカー販売を誇るプレステージ・インポーツによると「スーツを着てくるヤツはだいたい詐欺師で、短パンの人は今までヨットで遊んでいたお金持ちであるケースが多い」とも。

パガーニCEO、オラチオ・パガーニ氏は「顧客の殆どはア・ベイジング・エイプを着ている」とコメントしていますね。

ぼくの経験上だと、スーパーカーオーナーには「ディースクエアード」を着ている人がかなり多いように感じます。

そこからは具体的に商談に入ることになると思いますが、新車購入であれば納車までの期間を聞いておいたほうが良く、これによって資金計画や、フェイスリフト/モデルチェンジが入りそうであれば注文時期をずらす等の対応が求められることに。

一般には新規オーダーから7ヶ月位が新規オーダーから納車までの目安期間ですが、人気モデルだと1年半~2年は待つ必要があります。

とくにフェラーリのミドシップモデルだとはかなり納車までの期間が長く(2年くらい)なりますが、その間に「お金を貯める」こともできるので、この「納車までの期間」については、資金計画の観点からも意外と重要です。

そしてじっくり考えねばならないのが支払い計画。

現金で購入する場合は別として、ローンで購入するとなると、対象金額が大きすぎると「審査に通らない」こともあるわけですね。

よってローンの額によっては数年分の所得証明や、法人で購入する場合は決算書の提出を求められる場合もあり、そして注文した後にローンを組めないとなると問題なので、心配な場合は(ここはディーラーさんのほうが気にしてくれますが)ローンの「事前審査」をしておくとベター(これによってローンが組めるかどうかが事前にわかる)。

この段階ではオプション、納車後に取り付けるものなど「かかる費用」はすべて明確にしておき、支払いプランもおおよそ確定させておいたほうが安心です。

なお、まれに問題となるのが「自動車保険」で、これは保管条件その他によって加入できない場合も(ぼくは駐車場について、シャッターの有無や人通りなどの調査を受けた)。

これについても予め加入予定の保険会社に加入可能か聞いてみたり、ディーラーさんに聞いてみると良いでしょう。

もうひとつ注意すべきは「生産月」で、多くの欧州企業は7月で年度が終わり、8月から新年度に。

ここでいわゆる「モデルイヤー」が変わることになって、8月以降生産分から大なり小なり仕様も変更されることになります。

できれば新しい仕様の車に乗りたいので、もし年半ばの生産になりそうであれば、8月以降の生産になるように調整してもらう、もしくはそうなるように注文すると良いかと思います。

そして万難排してついに注文となると、ここでは普通の自動車と同様に契約書を交わしますが、ここまで来ると後戻りはできない状態です。

なお、ディーラーさん独自の設定になる場合が多いものの、殆どの場合、注文と同時に「保証金(購入金額に充当)」として車両本体価格の10%程度、もしくは一定の額をこの時点で(現金で)支払う必要があり、よってこのお金だけは現金で、かつ注文時に用意しておく必要があります(これもどこかから借りてくる、という手もありますが)。

なお、一旦注文するとキャンセルは基本的に不可。

キャンセルできたとしても、支払った保証金は戻ってこないので、キャンセルするならばその分のお金は捨てる覚悟が必要です。

注文して保証金を支払うと、あとは気長に納車を待つのみ。

ひたすら車が出来上がるのを待つ状態ですが、新規オーダー(本国オーダー)だと7ヶ月~2年位待つので、その間資金の段取り等に対し時間を割くということになりそうです。

なお、保証金を差し引いた残りのお金は大抵の場合、生産が完了して車両が日本へ到着し、その後ナンバープレートを「登録する前」に支払うことになり、しかしNSXなど一部車種では「(生産国での)生産開始前」に残金を支払う必要があって、納車の数ヶ月前(生産してから輸送~納車されるまでに2-3ヶ月かかる)にお金を用意しなくてはならない、ということに。

そして残金の支払いについては現金もしくはローン(リース)ということになるかと思いますが、ローンの場合は審査期間もあるので、ここはを持って行動する必要も出てきます(このあたりはディーラーさんがスケジュールを組んでくれる)。

残金を支払うのと前後して、もしくは残金を支払った後あたりからこちらも納車の準備を行う必要があり、車庫証明の手配(ディーラーに委任できる)、印鑑証明の取得、何か取り付けるパーツがあればその手配など。

これらの手配をすべて完了すれば、晴れて納車と相成ります。

なお、下記は購入検討開始から納車までのおおよそのタイムライン。

1.購入検討開始
2.ディーラー訪問(商談や試乗)
3.注文
4.保証金の支払い※車種やディーラーによっても異なるが、車両価格の10%くらいが目安
5.本国で生産
6.日本に到着
7.残金の支払い
8・印鑑証明の取得、車庫証明のための書類等を準備
9・登録
10.任意保険の手配
11.納車

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2020年11月14日 イイね!

シュプリームが身売り!買ったのはルイ・ヴィトンではなくティンバーランド等を擁するVFコープ。これまで以上にコラボが加速?

シュプリームが身売り!買ったのはルイ・ヴィトンではなくティンバーランド等を擁するVFコープ。これまで以上にコラボが加速?さて、ルイ・ヴィトンとのコラボレーションにて、それまでのストリートブランドから一気にセレブブランドへと成長したシュプリーム。

今回はザ・ノース・フェイス、ティンバーランド、ヴァンズ(VANS)等のブランドを保有するVFコープが、21億ドル(約2170億円)でシュプリームを買収した、と報じられています。

なお、シュプリームは1994年に創業したストリートウェアブランドですが、様々なコラボレーションによって知名度を挙げ、ファッション業界だとヨウジヤマモト、コムデギャルソン、ナイキ、ア・ベイジング・エイプ、アンダーカバー、リーバイスなど、そして自動車業界だとランボルギーニやシンプソンとの実績があり、さらにVFコープの有するブランドともコラボ済み。

後にシュプリームは発行済株式の半数にあたる5億ドル分を投資ファンド「カーライル・グループ」へと譲渡しており、ここからルイ・ヴィトン、リモワといった高級ブランドとのコラボレーションを加速させています。

こういった流れもあり、シュプリームは(ルイ・ヴィトンを筆頭とする)LVMHグループが買収するのではというウワサが流れるものの、両者ともにこれを否定して今日に至ります。

なお、カーライルグループは取得した株式の価値を上げることを目的に活動しており、そこで目的通り(ルイ・ヴィトンとのコラボ等を通じ)シュプリームの価値を上げることに成功していますが、そこで今回「比較的安価で購入し、価値を吊り上げた」シュプリームの株式をVFコープへと売却することで巨万の富を得たということになりそう。

こういった「安く買って高く売る」のはビジネスの基本でもあり、日本だと考え方に馴染みはないものの、スポーツ選手を青田買いし、有名選手に育ててほかチームに高いお金で移籍させる、という手法にもよく似ています。

ちなみに今回の買収にかかわらず、創業者のジェームス・ジェビア氏はじめシュプリームの主要メンバーはシュプリームに残り、拠点もニューヨークに置いたままになる、とのこと。

シュプリームはルイ・ヴィトン、リモワとのコラボレーション以降、「創業時のスピリットを忘れてセレブになった」と旧来のファンから多くの批判を浴びましたが、今回買収したのがLVMHではなくVFコープというところを見るに、これまでのストリート色を継続することになりそうですね。

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2020年11月14日 イイね!

プリウスをフェラーリ風に、ハリアーやライズをランボルギーニ風にカスタムしたアルバーモ。さすがにタダでは済まされず、すべてが「無かったこと」に

プリウスをフェラーリ風に、ハリアーやライズをランボルギーニ風にカスタムしたアルバーモ。さすがにタダでは済まされず、すべてが「無かったこと」にさて、トヨタ・プリウスをフェラーリFF風に、そしてトヨタ・ライズ/ダイハツ・ロッキー、そしてトヨタ・ハリアーをランボルギーニ・ウルス風にコンバートしてしまうエアロキットにて一躍有名になったエアロパーツメーカー、アルバーモ(Albermo)。

とくにトヨタ・ハリアーをウルス風にカスタムするキットは「あまりに似すぎ」ており、(つい先日までは”近日発売”という表記で、CGのみの公開だったので)そろそろ発売か?と思ってアルバーモのサイトを見たところ、現在全てのコンテンツが削除され、トップページには「お詫び」が掲載されている状態です。

そしてお詫びにとともに「デザインを変更させていただくことになりました」という記載も見られ、ここから察するにランボルギーニやフェラーリからクレームが入ったものと思われます(どちらか一方からのクレームであれば、もう一方のコンテンツは残っていると思われるので)。

ちなみにインスタグラム、Facebook等のSNSも閉じられており、これまでの活動は「なかったこと」に。

たしかにここまで似ていればメーカー側も黙ってはいられず、クレームも「やむなし」と思われます。

こちらは以前にアルバーモが提供していた、ダイハツ・ロッキー、トヨタ・ライズをランボルギーニ・ウルスにカスタムする「X51」エアロキット。

こちらはプリウスをフェラーリFF風に(エンブレムもフェラーリっぽい)。

さすがにこれはフェラーリも黙っていないだろう、という感じですね。

世の中には様々なレプリカが存在しますが、それらの中には「個人で楽しむもの」のほか、「それを販売して利益を得る」ために作るものも。

前者は状況次第といったところですが後者は同義的にも法的にも許される行為ではなく、これまでに報じられたところだと、ランボルギーニは自社のエンブレムに酷似したマークを使用したステーキハウスを訴えたり、フェラーリだと訴訟の件数は数知れず。

もちろんメーカー側としてはこういった行為を放置すると「レプリカを黙認する」ことになってしまうため、厳正に対処してゆく必要があるのだと思われます。

逆に、ランボルギーニは「息子のためにアヴェンタドールのレプリカ」を作った父親を支持したこともあり、個人製作のレプリカに対しては「状況によりけり」のようですね。

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何シテル?   06/08 16:19
登録名は「intensive911」ですが、HNは以前より「JUN」で通しています。 ランボルギーニ・ウラカン、ポルシェ・マカンS、ホンダCBR250RRに乗...
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