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2021年01月10日 イイね!

なぜスポーツカーは人気が出ないのか?「スポーツカーを擬人化したら、現代ではまったく魅力のない人間になることがわかった」。もう安いスポーツカーを作っても絶対に売れない

なぜスポーツカーは人気が出ないのか?「スポーツカーを擬人化したら、現代ではまったく魅力のない人間になることがわかった」。もう安いスポーツカーを作っても絶対に売れないさて、世の中でときどき議論されるのが「なぜスポーツカーの人気が下がったのか」。

その理由について、価格が高騰した、マニュアル・トランスミッションが減った、魅力的なスポーツカーの選択肢が少なくなった等言われますが、ぼくが思うのは「スポーツカーは単に(もう)イケてないから」。

逆にスポーツカーに人気があった時代っていつなん?といえば1980年代から1990年代だと認識していて、この時期はスポーツカーに乗っていればモテたわけですね。

じゃあなぜスポーツカーの人気があったのかということですが、それは「乗っているとカッコよく見えたから」なのだと思います。

当時はまだミニバンやSUVという選択肢がなく(これの人気が出てきたのはホンダS-MXが登場してからだと思う)、市場に存在したのはセダン、コンパクトカー、軽自動車、ワゴン、スポーツカーといったボディ形状。

当時の軽自動車は「安く作って安く売る」という考え方が反映されていたもので、乗用車を買えない人向けに作られたのが軽自動車だという意識が根付いており、これが今でも一部で尾を引いているのかもしれません。

そしてセダンはオッサン臭く、ワゴンについてもレガシィとアコードワゴンが登場するまでは商用車としてのイメージが強かったわけですね。

ただ、スポーツカーだけは違った。

どう違ったのかというと、「実用車っぽくなかった」ということで、つまりこれに乗っていると「あくせく働かなくていい人」「余裕がある人」のように見えたのですね。

今となっては信じられないことではあるものの、当時は携帯電話が普及していなかったので腕時計を身に着けている人が多く、しかしそんな中で腕時計をあえて身に着けないことにより「スケジュールや世の中の決まりに縛られない自分」を演出できたという事実も。※映画「イージーライダー」で、キャプテンアメリカが腕時計を外して投げ捨てる演出も同じ理由

そんなワケで、当時雨後のタケノコのようにニョキニョキ発生したカフェバー(死語)ではこんな会話があちこちで見られたものです。

女:「あら。腕時計を身に着けていないの?」

男:「ああ。時間に縛られたくないんでね。いつでも自由でいたいのさ」

女:「素敵!」

実際のところ、高度経済成長期からバブルにつながる時期では「24時間戦えますか」のコピーでおなじみのリゲインが人気化したり、とにかく世の中のサラリーマンは働き続けて過労死したり、都心に家を購入することが不可能になって「ベッドタウン」が出現したり、満員電車が恒常化したりした時代。

そういった中において「経済力もあるが時間もあり、世の中の”必死で働くサラリーマン”とは違う自分を演出できるアイテム」としてスポーツカーが人気であったのだとも(ぼくの分析では)考えられており、当時の女性(と女性にモテたい男性諸君)はスポーツカーに対して「経済力と余裕のある男性像」を重ね合わせていたのかもしれませんね。

そして現代はどうなのかということですが、理想の男性像がそもそも変わってきており、バブルの頃の男性に求められた「高身長、高学歴、高収入」ではなく「安定」「安心」「家庭的」と言った要素へと変化そして多様化。

この背景にはバブル経済崩壊による先行きの不透明化があるとされ、こういった状況で「ミニバン」といった家庭的かつ地に足がついたクルマが人気化したのだと思われます。

そして、それと同時にスポーツカーに乗る人は「家庭的ではない」「先のことを考えてない」「浪費家」「自分勝手」というレッテルを貼られることになってしまい、スポーツカーの存在ともどもメインストリームから押しやられることになった可能性が大きそう。

更にその後には「SUV」という新ジャンルが登場しており、こちらはバブル後の停滞期から日本が抜け出し、明るい光とともに登場した救世主。

これのイメージとしては、「アクティブで活動的、殻にこもらず自分の道を自分で切り開く」というものだと考えており、こういったイメージを持つクルマがもてはやされたり、そういったクルマに乗る男性に対して女性が好意を抱くのは自然なことなのかもしれません。

そして相変わらずスポーツカーについてはイメージが改善せず、「不便」「家族で乗れない」「燃費が悪い」「乗り心地が悪い」「うるさい」といったイメージが先行しているように思います。

ここでちょっとそのイメージを「人」に置き換えてみたいと思いますが、スポーツカーがもしも「人」だったらこういった感じだと思うんですよね。

もしもスポーツカーが人だったら
不便=役に立たない
家族で乗れない=友達が少ない
燃費が悪い=金遣いが荒い
乗り心地が悪い=気難しい
うるさい=声が大きい
どうでしょう?

こんな人の人気が出るわけはないとぼくは考えていて、こうやって見ると「そりゃスポーツカーも衰退するわな・・・」という感じです。

あくまでもこれらはぼくの考えていることではありますが、スポーツカー衰退の理由はその金額(高騰)でも選択肢の減少でもなく、世間一般でのイメージの悪化、それによる購入選択肢からの除外ということになり、相当に根深い問題だと考えています。

よって、スポーツカーが復権させるには、「安くて買いやすいクルマ」を作ることではなく「性格はアレだけどとんでもないイケメン(=かっこいいクルマ)」「やはり性格はアレだけど運動能力がブッチギリ(=とにかく突出したパフォーマンス)」というクルマだと考えていて、実際にそういった人物は人気が出ることが多い模様。

つまりは現在のスポーツカーに対する印象を軽く吹き飛ばすような”新しい”スポーツカーを作ることができないため、自動車メーカーはこの状況を打破できないのだと考えています。

ただ、これまでスポーツカーが時代に翻弄されたように、これから一周回ってスポーツカーが注目される時代がやってくる可能性もゼロではないのかも。

現代において、腕時計をしていると「時間に縛られた可愛そうな人」と思う人や、腕時計を外すことで「自由になれる」と考える人がいないと思われるのと同様、スポーツカーについても時代とともにその認識が変わる可能性がありそうだ、と思います。

そしてスポーツカーと切っても切れないのが「走り屋」。

スポーツカーとともにこちらの人気も低迷していますが、そもそも走り屋の根本にあるのは「アウトロー精神」だと考えていて、社会に対するやり場のない怒り、鬱積した感情、世の中とうまく馴染めない自分の「居場所」を求めた結果だとも考えているのですね。

つまり走り屋とは「行為ではなく思想である(哲学的だな!)」と考えていて、その表現方法が時代によって「暴走族」だったり「ヤンキー」であったり「走り屋」であったと考えているのですが、こういった”社会に対するやり場のない怒り、鬱積した感情、世の中とうまく馴染めない自分の「居場所」を求める”方法についても変化しており、かつては「社会の規範から逸脱する」ことでそれを解決していたものの、今ではネット上で「同じような考えを持つ人々とつながる(SNSであっても、ゲーム上であっても)」「それによって承認欲求を満たせる」「自分と同じような人がいる環境に身を置くことができる」ようになり、これによって極端な行為に走る必要がなくなったとも考えています。

加えて、そういった反逆者がもう「カッコよくない」という風潮へと変化しており、そのためアウトローに憧れる人も減ってしまい、よってヤンキーが絶滅危惧種となってしまったのと同様、走り屋もまた滅びゆく運命なのだろうと考えています。

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2021年01月10日 イイね!

ボクの考える「大阪でもっともスーパーカーを停めやすい駐車場」、インターコンチネンタルホテル大阪

ボクの考える「大阪でもっともスーパーカーを停めやすい駐車場」、インターコンチネンタルホテル大阪さて、以前にも紹介したことがあるインターコンチネンタルホテル大阪の駐車場。

こちらは1台あたりの駐車枠が比較的広く、そして「1台のみ」で駐車できるスペースが多いことからも、ぼくは「スーパーカーやスポーツカーにもオススメの」駐車場として捉えています。



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Posted at 2021/01/10 21:03:20 | トラックバック(0) | ランボルギーニ ウラカン | 日記
2021年01月10日 イイね!

ちょっと困ったな・・・。アリババ創業者にして中国首位の富豪、ジャック・マー氏が行方不明。よってボクが持っているアリババ株も値下がりを続け、どんどん利益が失われることに

ちょっと困ったな・・・。アリババ創業者にして中国首位の富豪、ジャック・マー氏が行方不明。よってボクが持っているアリババ株も値下がりを続け、どんどん利益が失われることにさて、最近ちょっと困っているのが、中国の大手IT企業、アリババの創業者であるジャック・マー氏(中国の長者番付では首位)が失踪している件。

なぜこれで困っているかというと、ぼくはアリババの株を大量に保有しているためで、しかしこの失踪事件以来アリババの株価が下がっており、含み益がどんどん減っているわけですね。

そこで気になるのが、なぜジャック・マー氏が失踪したのか。

一部には「中国政府に消された」というウワサすら流れているほどですが、時系列でいうとこんな感じです。

●ジャック・マー氏失踪の流れ
2020年10月に開催された金融フォーラムにて、中国政府の批判とも取れる発言をする
アリババ子会社のIPOが直前になって延期される
中国国家市場監督管理総局が、いきなりアリババグループを独占禁止法違反の疑いで調査すると発表
ジャック・マー氏のSNSが更新ストップ
11月に出席を予定していた会合もキャンセルし代役を立てる
1月のミーティングにも欠席

ことの発端は金融フォーラムにて、中国の古い体制を”老人クラブのようだ”と批判したことから中国政府を敵に回してしまい、身柄を拘束されたと見られているわけですが、一説によると「拘束されたわけではなく、自主的に雲隠れしている」というものも。

なお、アリババは中国政府との関係性が深く、信用情報機関「芝麻信用」を運用したり、そのほか様々なデータを中国政府に提供するなど蜜月を過ごしていたはずですが、ちょっとした発言だけで今までの関係性が180度逆転してしまうのが中国の恐ろしいところ。

すでに皆さんお忘れだとは思いますが、以前に中国では「脱税した大物女優」が突如行方不明になり、その後中国当局に監禁されていたという事件も発生していて、中国では「だれであろうと」国家の意向にそぐわなければ、問答無用で人権を剥奪されてしまうこともあるわけです。

ちなみにジャック・マー(馬雲)氏は独特の風貌を持っており、そのため「宇宙人」と(親しみをこめて)呼ばれることがあるそうですが、かつて外国語の習得が禁止されていた時代においても、英語を習得しようと、外国人の宿泊するホテルの前に陣取り、外国人を見かけては話しかけ、ついに文通相手を獲得して英語を学んだと言われます(ジャックという英語名は、文通相手がつけたものだとされている)。

その後はBtoBサイト「アリババ」を立ち上げ、中国Yahoo!を買収したり、アリペイを開始したりと様々なサービスを展開しており、2007年から2020年まではソフトバンクの取締役に就任していたことも(ソフトバンクの”ペイペイ”のロゴがアリペイに似ているのもそのためだと思われる)。

ぼくがアリババの株を購入したのは、上述のような政府との関連性の強さ、人々の生活の中にすでに入り込んで欠かせない存在となった安定性、そしてその安定性をベースにした中国市場での爆発力に期待してのことではありますが、現在の状況については「弱ったな」と頭を抱えているわけですね。

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Posted at 2021/01/10 21:01:30 | トラックバック(0) | 日記

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「 今の時代、スーパーカーは「貯めてから買う」のは難しい?お金を借りて「買ってから返す」べきその理由 http://cvw.jp/b/261031/48505605/
何シテル?   06/23 21:57
登録名は「intensive911」ですが、HNは以前より「JUN」で通しています。 ランボルギーニ・ウラカン、ポルシェ・マカンS、ホンダCBR250RRに乗...
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