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2017年03月31日 イイね!

★けっこうカルチャーショックの大きかったドバイ。聞くのと見るのとでは大違いの印象を述べてみる

★けっこうカルチャーショックの大きかったドバイ。聞くのと見るのとでは大違いの印象を述べてみるドバイというと「オイルマネー」で、砂漠の真ん中に雪を降らせるスキードーム、世界一の高さを誇ったブルジュ・カリファ、人工衛星から見える唯一の人工島であるジュメイラ・パームビーチなどが有名。
とにかくお金を湯水のようにつかう、というイメージがあります。



しかし、2010年に上海万博を訪問した際、サウジアラビアやイラクなど中東のパビリオンを訪れて考えを改めたのが「中東に対するイメージ」で、それまでぼくは中東というと、石油という自然に湧いて出る資源を生産調整にて価格を吊り上げ、そのお金で遊びまくっている、と考えていたわけです。

ですが、いくつかの中東パビリオンを訪れ、共通のテーマとして掲げていたのが「脱石油」。
要は、中東はつい何十年か前までは真珠採取や裸で海に潜って魚を取るような貧しい国だったものの、石油が出て生活が一変。

さらに世界はモータリゼーション一色ということで一気に石油の価値が上がりお金を持つようになったわけですが、そこでふと心配になったのが「将来石油が必要とされなくなったとき、石油が枯渇したときにまた裸で海に潜る生活に戻るのか」ということ。
そこで石油に依存しない経済、石油が無くても必要とされる国を作ろうと考え、中東諸国が行動してきたということです。



てっきり遊んで暮らしていたと考えていた中東ですが、実は未来を見据えて堅実に努力していたのだということに衝撃を受け、それ以来ぼくは中東に対する考え方を改めるようになりました。

現在ドバイのGDPに占める石油産業の割合は1%台と言われ、「脱石油化」が奏功している、と言えます。
いまドバイの経済を支えるのは「金融」「流通」「観光」ですが、完全世襲制にてドバイを治めるマクトゥーム家が相当に優秀であることがわかりますね(同じ石油産出国でも、独裁者が支配し戦争に明け暮れる国もある。条件は同じなのに、統治者の能力でその国が反映するかどうかが決まる、という例)。



ちなみに2016年の人気渡航先の4位はドバイ、現地での消費額No.1はドバイ、航空機の発着数ナンバーワンはドバイ国際空港。
つまりはドバイはその目的を達し、石油なしでも国家がお金を生み出すシステムを構築したと考えて良さそうです。

前置きが長くなりましたがドバイ。
アラブ首長国連邦に属する都市のひとつで、とにかく「お金持ち」で有名。
通貨はアラブ首長国連邦統一の「ディルハム」で、Dhと表記されています(現地では”ダラー”と言っているように聞こえる)。



印象としてはホテルやレストラン、(ドバイは免税ですが)ブランド品の価格は日本並みから1.5倍くらい、地下鉄やタクシーなど現地の人の生活に関わるものの価格は日本の半分くらい、という印象。
食べ物は飲食店で食べると高いですが、スーパーなどで買うと安価。
もしくは地元民向けのレストランも安価ですね。


平均気温は30度くらいですが7月~8月では最高気温の平均が40度を超えるなどまさに「灼熱」。
ベストシーズンと言われる1月~3月で最高気温が平均27度、最低気温の平均15度くらい。

日本との時差はマイナス5時間で、欧州ほど時差はなく、エキゾチックな雰囲気を楽しむにはまずまずの好条件と言えそうですね。
ただし日本からの飛行時間だと東京/大阪とも10~12時間ほどかかり、もうちょっと我慢すればヨーロッパに届くというくらい。



言語に関しては移民や外国人が多く、だいたいのところでアラビア語と英語が併記され、英語はどこでも通じるという感じです。

宗教によって厳しく色々なものが制限され、お酒は厳禁。
婚外交渉も厳禁(外国人でも逮捕されるとのこと)、風俗も厳禁。
よって治安は相当によく、美人局や風俗絡みのトラブルは皆無と言って良さそう。


タクシーは免許制できっちりメーターを動かしますし、多くの飲食店では価格を明記しているのでまず安心。
現地の人々は戒律によって盗みをすることもなく、とにかく安全というイメージもありますが、ドバイの70%くらいは外国人なので安心しきってしまうこともできません。

なおタクシードライバーの着ている服のきれいさや料金の正確さ(ボラない)はその国の民度を表していると考えていて、これらがしっかりしている国はまず安心。
ドバイやアブダビではタクシードライバーもノリの効いたシャツ(制服)を着ていて清潔感があります。



面白いのは、街を歩く人々のほとんどが「男性」。
だいたい観光地へゆくと女性だらけだと思うのですが、ドバイは女性を外で見かける機会は非常に少なく、これは女性の労働奇怪が少ない(というかお金持ちなので働く必要がない)のかもしれません。


中東では一夫多妻制の国があったり自転車や車に乗ることを女性が禁じられていたり、人前で顔を見せることも禁止など、女性の権利が著しく制限されているように思っていたのですが、これも現地へ来るとちょっと印象が変わります。
というのも、女性が「してはいけないこと」については代わりに男性がするのが当然とされており、要は「男性が女性を守る必要があり、女性は何もしなくていいように」という考え方が根底にある模様。



たとえばエレベーターにぼくが乗っていて、途中から現地の(もちろん知らない)女性が乗ってくるとしますよね。
そうすると女性はすっとエレベーターの奥に入り、ドアを閉じるボタンを押すのも(男性である)ぼくの役割で、しかも「何階ですか」と聞いて女性が行きたい階数のボタンを押すのもぼくの役割。

つまり、中東の女性は「なにもしなくても男性がすべて行ってくれる」ように習慣づいており、明らかに外国人のぼくを見ても、現地の女性はそうやってエレベーターに乗って「女性の権利」を自然と行使することが身についている、という印象を受けました。

その様子はむしろ男性に権利を奪われているというよりは「男性を従えている」のに近い印象を受け、これも「聞くのと見るのと大違い」と感じた部分です(ただし家の中のことは女性が責任を持って行っているのかも)。
なお一夫多妻制ということについても、多くの妻を抱える女性はそれだけ経済力があるということに加え、「それだけ多くの女性を守れる」ということなんだろう、とも思います。

ドバイでは交通網もよく整備されておりメトロやタクシーで問題なく移動でき、道路を横断するときも横断歩道に立っていればまず最初に北車が停まってくれます。
このあたり日本のほうが殺伐としている感じですが、こちらがきちんとしていれば、ドバイの人も礼節を持って対応してくれるという印象があり、決まり事をしっかり守ること、マナーの重要さを感じるところではありますね。



男性にとってはとくに気をつけるところはありませんが(サウナなどでも前後をタオルや水着で隠す必要がある)、女性は肌の露出などが制限されるので色々と面倒かもしれません。

フェラーリ・ワールド(アビダビですが)ですら、服装については「礼節を守って」という記載があるので、外国人に対してもある程度の制限を行うケースも多いようです。
ただし外国人は「自分たちと違う」と認識しており、「異教徒だから」と排除することはなく、比較的外国人に対してはフレンドリーですね。


ちなみにドバイの休日は「金曜日と土曜日」。
日曜日が休みというのはもともとキリスト教圏の「休息日」から来ていると思いますが、イスラム圏のドバイではもちろんそんなことは関係なし。

しかも金曜日の午前はほとんどのお店が閉まってしまい、なんとメトロも運行を停止するほど。
大きなショッピングモール(外国人対象)だと開いていますが、基本的にその他は休んでいるので、ドバイを訪問する際は「金曜日と土曜日」は予定から外したほうが良さそうです。

ドバイには日本人がかなり多いと聞きますが、実際に見るアジア人は「中国人だらけ(在ドバイ日本人はビジネスマンが多いのかも)」。
かなりマナーが悪いのはどこでも同じで、割り込み、大声で話す、などやりたい放題。
朝食ブッフェでも食べきれないほど食べ物を皿に取り、それらを平気で残したり。

ただそれらは民族性なので非難する気はなく、ぼくがここで気にするのは、ぼくら日本人も「中国人に見られる」こと。
どこへ行っても現地の人やお店の人から「ニイハオ」と声をかけられ、完全に中国人扱いです。
おそらくは現地でも中国人の評判は良くないはずで、それと一緒に見られる、というのがちょっと嫌だなあ、と思うのですね。


なお現地では民族衣装の人も多く、そういった人は当然ですが非常にお金持ちと考えられます。
面白いのは頭にスカーフのようなものを巻いている人も多いですが、野球帽(キャップ)をかぶっている人も。



どんなところでも服装の制限(過剰な露出はアウト)は無いようで、ぼくはずっとスニーカーにて通しています。
Youtubeなどでドバイのリッチな人を見ていると「ナイキのピチピチジャージに派手なスニーカー」というスタイルなのでぼくもそれを真似たわけですが、万事これでうまく行った感じです。
とくにスニーカーは好評で、「どこで買ったのか」と何回か聞かれたり。
雰囲気的にはナイキのエアフォースⅠ、しかもゴールドやレッドを履いておくとまず間違いなさそう。

ほかにちょっと奇妙なのは、身分証明としてパスポートがあまり通用しないこと。
むしろ「運転免許証」を要求されるこの方が多く、日本語で書かれていて内容を理解できないはずなのにあちこちで「免許証」を身分証明書替わりに要求されたりします。
Posted at 2017/03/31 17:59:24 | トラックバック(0) | 外国ネタ | 日記
2017年03月31日 イイね!

★G LIONステーキハウスに行ってきた。お店の雰囲気、味、サービスともに申し分なしの良店

★G LIONステーキハウスに行ってきた。お店の雰囲気、味、サービスともに申し分なしの良店さて、G LION(ジーライオン)ステーキハウスへ。
ここは先日訪問したG LIONミュージアムに併設されており、経営そのものもG LINONさんによるものとなっています。
大阪・築港(天保山)赤レンガ倉庫内となっており、シックなロケーションにシックな建物。
エントランスからして上の画像のように威厳がありますね。


お店のホームページには下記の通り記載があり、ウルフギャング・ステーキハウス同様、熟成ビーフを使用しているようですね。

「USDAプライムビーフを使用し、コナラ、クヌギ、カシ、アベマキを使った独自の熾火焼はシンプルでありながら素材を生かした究極の調理法です。
熟成させた最高級ビーフをこの道25年の料理長が特製ブロイラーで焼き上げます。
またオマール海老や新鮮な海の幸、テーブルサイドで作るシーザーサラダやデザートフランベはここでしか味わえない極上の逸品です。」


お店は重厚かつ高級感のあるつくりで、スタッフの方々の接客も非常にレベルの高いもの。
なじみの顧客が多いのか、ほぼ満席状態で、かつお店の人と顔見知りのお客さんが大半のようですね。
なおドレスコードが存在し、予約時の画面には「男性はジャケット着用もしくは襟付きの衣服」とあります(ホームページにはスマートカジュアルとある)。

さて早速ですが、今回はコース料理を選択。
最初に出てくるのはお店自慢の「チーズブレッド」。
ゴルゴンゾーラ、モッツァレラ、グリュイエールチーズの三種類を載せて焼いたもの。
パンは極めが細かくソフトなもので、チーズの柔らかさとよくマッチしており、これだけをお腹いっぱい食べることができればそれでいい、と思わせるほどの味です。



キャビア三種。
オシェトラをはじめ三種類出てきますが、現在ベルーガ産はほぼ入手できないので、およそオシェトラが事実上の「最上級グレード」になるかと思います。



アワビスープ。
金箔がふんだんに使用されていますね。



メインのステーキ。
フィレ、リブアイ、サーロイン(かなりボリュームがある)。
ソースはデミグラス、和風、わさび、マスタード、黒トリュフがあり、飽きること無く肉をペロリと平らげることができます。



デザート。
徳島、奈良産のいちごに加え、あまおうも。
ちなみにいちごの数は(常識的な範囲で)何個食べてもOK。
ほかはクッキーや生チョコレートのようなもの、サングリアのようなもの(ノンアルコール)も。
とりあえずストロベリーはリッツ・カールトンホテルが昨年にストロベリー・ブッフェを行って以来、ここ最近のブームですね。



ステーキハウス外の雰囲気。
G LIONグループはフェラーリやランボルギーニ、BMWなどのディーラーを経営する大きなグループで、ステーキハウスと同じ敷地内にはヴィンテージカーを展示するミュージアム、販売を行うショールームもあります。



駐車場は30台程度(無料)で、比較的余裕をもって駐車できるので、大きな車やスーパーカーでの訪問も安心ですね。

ステーキハウスにおいては味だけではなく「体験」を重視しているようで、「記念日コンシェルジュ」ほかリムジンの用意など様々なサービスがあり、改めて活用してみたいと思います。
2017年03月30日 イイね!

★ミニ・クロスオーバーSD ALL4の見積もり取得。オプション込みで支払い総額605万円

★ミニ・クロスオーバーSD ALL4の見積もり取得。オプション込みで支払い総額605万円さて、ミニ・クロスオーバーの見積もりを取得。
グレードは試乗したときそのままの「ミニクーパーSD クロスオーバーALL4」。
車両本体価格483万円、メーカーオプション94万円、ディーラーオプション28万円、諸費用や延長保証で48万、これらを合計すると総額605万円という見積もりとなっています。

見積もり取得に関しては、オプションがあまりに多すぎるために、ほぼディーラーさんお任せにて「試乗車と同じ」内容で取得。
そのために実際に購入するとなった場合に不要と思われるものも多く、65〜80万円ほどはここから削れそう。

よって実際の購入価格は525万円〜540万円といった感じですが、それでもかなり高い金額と言わざるを得ない、と思います(以前に購入したR56ミニクーパーSの価格的イメージがあるだけに)。

ただし現行クラブマン、新型クロスオーバーについてはクラス自体が上級移行しているのでやむをえない部分があり、実際の装備なども充実しているので、ここは納得できる部分ではありますね。
ここでその内容を見てみましょう。

車両本体価格 4,830,000円
自動車税 36,200円
自賠責保険料 36,780円
車庫証明 2,700円
検査登録費用 5,900円
リサイクル預託金合計 19,090円
収入印紙 200円
検査登録手続 32,400円
希望番号 10,400円
車庫証明 16,200円
納車費用 27,000円
リサイクル資金管理料金 290円
ETC設定 3,240円

法定点検つき5年TLC 173,000円
延長保証(+2年) 84,800円

(以下、オプション)
アイランドブルーメタリック 76,000円
レザーチェスター 375,000円
ペッパーパッケージ 168,000円
クロスオーバー・デビューパッケージ 168,000円
MINI ALL4 エクステリア 53,000円
ホワイト・ボンネット・ストライプ 20,000円
インテリアサーフェス・ピアノブラック 16,000円
カラーライン・ブリティッシュオーク 15,000円
クロスオーバー WIREDパッケージ 53,000円
ボディコーティング 97,200円
フィルム施工 58,000円
地デジチューナー 129,600円


なお、ミニは購入してから結構お金のかかる車で、まず「ノーマルでは乗れない」とぼくは考えています(もちろんノーマルで乗っても良いのですが、そうさせない何かがミニにはある)。
ホイールについては純正でブラックがあるので塗らずに済むとしても、ここからレーダー探知機+ドライブレコーダーを装備し(これはミニに限らず必要ですが)、さらにはストライプの追加、各モール類の塗装、バルブ類をLEDに変更などして行くと結構な額を要することに。

加えて乗っているうちにサードパーティーから次々魅力的なパーツも出てくるので、それらの装着やカスタムを行うと「さらに」お金がかかることになり、購入後に「予想外の出費」を強いられるのがミニ特有と言える現象で、楽しくもあり困ったところでもありますね。
Posted at 2017/03/31 08:06:13 | トラックバック(0) | ミニ | 日記
2017年03月29日 イイね!

★ランボルギーニ・ウラカンの維持費について、CarMeにて紹介いただいた件

★ランボルギーニ・ウラカンの維持費について、CarMeにて紹介いただいた件さて、CarMeさんにて「ランボルギーニ・ウラカンの維持費はいくらかかるの?」という記事が公開となり、その中でぼくのウラカンの購入費用や維持費を紹介していただけることに。
ランボルギーニのような類の車は情報がとにかく少なく、購入の方法や維持・メンテナンスについては未知数の部分が多いと思います。

実際にぼくがガヤルドを購入しようと考えた時には「ほぼ情報がない」状態で、ぼく自身がいろいろと不安に思った経験から当ブログでは「情報を可能な限り残してゆこう」と考えているので、広くその購入費用や維持費を知ってもらえる機会の一助となれたの非常にうれしいところ。

ぼくが直接問い合わせを受ける中でも多いのは「維持費」、次いで「リセール」ですが、やはりスーパーカーは「維持にいくらかかるのかわからない」という恐怖があるようですね(ぼくもそうだった)。

なおウラカンはガヤルドに比べるとかなり「維持費の安い」車で、メンテナンスフリーの部分や寿命が延びたパーツ類がそれに大きく貢献。
ガヤルドではほぼ一年ごとに交換の必要だったフロントデフオイルはウラカンでは交換不要、やはり毎年交換していたデフオイルやトランスミッションオイルも事実上ウラカンでは交換不要と考えてよく、交換には80万円ほど必要であったクラッチもウラカンでは「まず交換不要」。
よってこれらの費用がかからないと考えると、ガヤルドに比べてウラカンは相当に安上がり、ということに。(実際の記録はこちらにまとめて掲載)。

リセールに関しては中古相場を見ると明らかですが、中古価格は新車に限りなく近い価格であり、残価設定の割合もガヤルドに比べてぐっと上昇しているので、その面においてもウラカンは購入や維持、売却において「ずいぶん心配が少なくなっている」と考えて良さそうです。
Posted at 2017/03/29 18:27:05 | トラックバック(0) | ランボルギーニ ウラカン | 日記
2017年03月29日 イイね!

★【試乗:ポルシェ・パナメーラ・ターボ】「サルーン界のメートル原器」足り得るか?

★【試乗:ポルシェ・パナメーラ・ターボ】「サルーン界のメートル原器」足り得るか?ホイールベースは2950ミリと3メートルに迫ろうという長さですが乗っていて取り回しに困る場面はなく、これはおそらく後輪操舵システム「リアアクスル・ステア」の恩恵が大きそう。
後方からの車両接近はドアミラー内側にて大きな赤いライトで知らせるようになっており、ドライバーズアシストも充実(この辺りポルシェは今まで遅れていましたが、ようやく追いついたと言える)。

ミラーを使用しての後方確認、目視での後方確認ともに良好で、加速、減速、コーナリングとも「意のままに動く」スポーツカー的感覚、そしてサルーンとしても申し分のない乗り心地を持っており、とにかくストレスなく運転できる車だと思います。

スポーツ性と快適性というのは「相反する要素」と考えられることが多いのですが、ポルシェは991/981世代からそれらを両立させることに成功しており、それらの現時点での集大成がこの新型パナメーラと言えるかもしれません。

多くのメーカーが「どちらかに寄せると」どちらかが犠牲になる傾向にあり、それはドライブモードを駆使したとしてもカバーできない部分も。
ですがポルシェの場合、スポーツ性と快適性が「イコール」とも言える次元でバランスしており、これは試乗前にある程度予想していたものの、実際に体験すると驚くべきレベルです。



なお現在ポルシェには911、ボクスター、ケイマン、カイエン、マカンといったラインアップがありますが、ポルシェが独自に設計しているのは「911、ボクスター、ケイマン」と「パナメーラ」のみ。
カイエン、マカンは他ブランドとの共同開発となっており(パナメーラの場合はポルシェが開発したものを他ブランドが使用する)、その点でもパナメーラはポルシェとしても「威信をかけた」モデルとも考えられます。

そう考えると911が「スポーツカーのメートル原器」と言われ、多くのスポーツカーが911を目指すように、サルーンにおいてもパナメーラは後発にもかかわらず「メートル原器」となり、他メーカーが「追いつき、追い越すべき」存在となり得るのかも、と思います(ポルシェはこれまでのコンセプトカーを見てもわかる通り、かなり以前からサルーンに対して興味を示しており、決してパナメーラでサルーンを始めて手がけたというわけではない)。

余談ではありますが、先日レクサスLC500に乗った時にも「LC500はスポーツクーペの新基準たりうる」と感じたのですが、その意味ではLC500と多くを共有する新型LSがポルシェ・パナメーラにとって「最大の」ライバルになるんじゃないかとも予想(なおレクサスブランドが発足し初代LSが発売された際、ポルシェのエンジニアがLSに乗った時に「これが我々の作りたかった車だ」と言ったのは有名)。
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Posted at 2017/03/29 18:25:38 | クルマレビュー

プロフィール

「2025年6月の芦有ドライブウェイ http://cvw.jp/b/261031/48475314/
何シテル?   06/08 16:19
登録名は「intensive911」ですが、HNは以前より「JUN」で通しています。 ランボルギーニ・ウラカン、ポルシェ・マカンS、ホンダCBR250RRに乗...
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