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2020年06月13日 イイね!

”ポルシェが登場する小説”ベスト4!「雨の日には車をみがいて」「僕らがポルシェを愛する理由」「田宮模型の仕事」「半島を出よ」

”ポルシェが登場する小説”ベスト4!「雨の日には車をみがいて」「僕らがポルシェを愛する理由」「田宮模型の仕事」「半島を出よ」さて、ぼくはかつて家の床がたわむほどの書籍を保有していましたが、2018年の地震を機にそのほとんどを処分することに。

ただ、そのなかでも残している本もけっこうあって(まだ壁一面の本棚いっぱいくらいはある)、そのうちポルシェと関連深い(と独断で考える)ものを紹介したいと思います。

先にタイトルを上げておくと、「雨の日には車をみがいて(五木寛之)」「僕らがポルシェを愛する理由(山川健一)」「田宮模型の仕事(田宮俊作)」「半島を出よ(村上龍)」。

ここで順番にその内容を見てみましょう。

・「雨の日には車をみがいて(五木寛之)」
これはもう自動車小説としては「鉄板」であり、シムカ1000、ボルボ、アルファロメオ・ジュリエッタ・スパイダー、、BMW2000CS、ポルシェ911S、ボルボ122S、シトロエン2CV、ジャガーXJ6、メルセデス・ベンツ300SEL 6.3、サーブ96Sにまつわる男女のラブストーリーを描いたもの。

それらラブストーリーはクルマごとの短編仕立てとなっていますが、その中のひとつ「時をパスするもの」に登場するのがポルシェ911S。

主人公(若かりし日の五木寛之?)がポルシェ911を手に入れ、パリ帰りの女性と付き合うことになるわけですが、彼女とのドライブ中に事故を起こしてしまいます。

そこで主人公が語るのがこの一説。

「ぼくにはわかっていた。911Sは、ぼくには過ぎたクルマだったのだ」。

その後主人公は「ぼくはやがて彼女と別れた。ポルシェ911Sとも、その後しばらくして別れた。ぼくは当分のあいだ、車を持つことをやめようと決心した。ぼくは自分の足で歩きはじめようとしていた」となるのですが、ぼくがこの小説を読んだのはまだ大学生の頃で、当時まさか自分がポルシェに乗ろうとは思ってもいなかったわけですね(適当な会社に就職して、適当なところで結婚して、子供を2人くらい作って、カローラくらいに乗って”クラウン欲しいな”と思いながら老いて死ぬんだと思ってた)。

なお、ぼくのポルシェ911に対する印象を決定づけたのはこの小説であり、ぼくが911を降りようと思ったのもまたこの小説が理由。

ぼくは2005年にポルシェ911を購入しているるものの、やはりぼくにとってもポルシェ911は過ぎた車であったようです。

・「僕らがポルシェを愛する理由(山川健一)」
どうやら1990年代は小説家(と漫画家も)がポルシェに乗るというのが一つのステータスであったようで、多くの作家がポルシェを題材にした作品を発表しており、この「僕らがポルシェを愛する理由」もその一つ。

これは1996年の発行ですが、同じ1996年には原田宗典が中央道をポルシェにて走行中、コントロールを失って大事故を起こすという事故も起きています。

本書については、中学時代からの憧れであったポルシェ911を手に入れた山川健一がその愛を綴り、ポルシェの歴史や運転の作法について述べたもので、いわば「エッセイ」に分類したほうがいいかもしれません(同氏はのちにアルファロメオに心を奪われることになる)。

「雨の日には車をみがいて」とは異なり文学性を楽しむ一冊ではありませんが、ポルシェ911を理解する上で読んでおいて損はない、と考えています。

・「田宮模型の仕事(田宮俊作)」
これは小説というか、田宮模型創業者の息子(のちに田宮模型社長)である田宮俊作による自伝的な書籍。

ただしその中身は模型そしてクルマに対する情熱があふれんばかりにしたためられたもので、クルマを愛する人の心にきっと響くんじゃないか、とも考えています(ぼくの人生に対する考え方に影響を与えた一冊でもある)。

ポルシェに関する記載が特別多いわけではありませんが、1976年に田宮が発売したポルシェ934ターボの開発秘話が載っていて、なんと田宮俊作はこの開発のために実際にポルシェ911を購入し、プラモデル化のために分解したのだそう。

ちなみにこのポルシェ934ターボ(1/12)は「実車を分解しただけあって」精巧な作りをもっており、現在でも不定期的に復刻され発売されていますが、44年も前に「現代でも通用する」プラモデルを作り上げた男の生き様を見るのも悪くないかもしれません(このほか、社員の熱いエピソードも見逃せない)。

なお、タミヤからは多くのポルシェ(プラモデル、RCカー)が発売されていて、かなり「ポルシェ好き」な会社だと言えそうですね。

・「半島を出よ(村上龍)」
最後は村上龍の「半島を出よ」。

これは北朝鮮のテロリストに対抗する少年たちの物語で、車が登場するのもごくわずか。

そしてポルシェについての描写はさらに少なく、後日談の中で、成長した少年の一人が「銀色のポルシェに乗っている」という記載があるのみ(比喩としてのランボルギーニも一回だけ登場する)。

この「少年たち」というのはいわゆる社会不適格者(しかしある方面では高い能力を発揮する。つまり落ちこぼれではない)の集まりを指し、しかしそれぞの得意分野を発揮してテロリストを駆逐することに成功するわけですが、この「一見、社会不適格者に見える子供は、じつは人並外れたポテンシャルを持っている」というテーマは一時期以降の村上龍に共通する傾向。

ぼくがこの小説に共感を覚えたのは、「世間一般の考え方としては”欠陥品”に属する自分が、その欠陥だと指摘された部分を活かしてお金を稼ぎ、ポルシェを購入した」という相通じる点からなのかもしれません(広義のサヴァン症候群のようなもの)。

ちなみ村上龍の場合、他の小説でもごく稀にクルマが登場することがあり、たとえば「世界一安全なクルマ」としてのボルボ(愛と幻想のファシズム)など。

いずれの登場するのはほんの一瞬で、細かい説明はまったく無いものの、逆の方向から考えると、それに乗る人の性質を「たったひとことで」言い表しているわけですね(村上龍からはクルマ好きという印象を受けないが、しかしクルマの持つイメージを的確に捉え、活用しているようだ)。

ちなみに村上”春樹”のほうはけっこうなクルマ好きだと思われ、ポルシェを所有していたと認識しているものの、こちらは(エッセイを除くと)ポルシェが作品中に登場した記憶はなく、覚えているのはフォルクスワーゲンとマセラティくらい。

このほか、芥川賞作家である羽田圭介著「ポルシェ太郎」はちょっと読んでみたいと考えていて、中古が出回る頃に購入してみようと思います。

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2020年06月13日 イイね!

【最新版】ニュルブルクリンクのラップタイムTOP100!ポルシェ、ランボルギーニの優位は変わらずもフェラーリとマクラーレンが勢力を拡大中

【最新版】ニュルブルクリンクのラップタイムTOP100!ポルシェ、ランボルギーニの優位は変わらずもフェラーリとマクラーレンが勢力を拡大中さて、2020年における年央のニュルブルクリンクラップタイム・ランキング。

昨年後半からとびぬけたパフォーマンスを持つスポーツカーの発売がなく、また直近ではコロナウイルスの影響によってアタックを行うメーカーも少なくなっていますが、それでもチョコチョコと変動あり。

以下が120位までのランキングとなっており、やはりポルシェが強く、歴代モデル(911)がランキング内に多数見られます。

そして意外やメルセデス・ベンツも多数ランクインしており、しかしアウディやBMWの姿は「ほぼ見られず」。

なお、メーカーによって公式にニュルブルクリンクへのアタックを行わない場合も多いため、ここに挙げたクルマが市販されるクルマすべての「序列」を表すものではなく、そしてアタッカーの中にはワークスドライバーもいればメディアのセミプロもいたり、と条件はバラバラ。

同一モデルを複数ドライバーがアタックした場合は上位の数値のみをピックアップしており、同一世代のクルマのタイムはひとつにまとめています。

なお、ベスト100までを記録していましたが、どんどんニューフェイスが入ってくるためにリストが伸びてしまい、現在120位までを記載しています。

ランボルギーニ・アヴェンタドールSVJ 6:44.97(2018)オンボード
ポルシェ911GT2 RS (3656万円)6:47.3(2017) オンボード
Next EV NIO EP9(?万円)6:45.90(2018)オンボード
ラディカルSR8LM(1780万円) 6:48.00(2009)オンボード
ランボルギーニ・ウラカン・ペルフォルマンテ(3418万円) 6:52.01(2017) オンボード
ラディカルSR8 6:56.08(2005)オンボード
ポルシェ911GT3 RS(?万円/2018)) 6:56.4 オンボード
ポルシェ918スパイダー(9500万円) 6:57.00(2013)オンボード
ランボルギーニ・アヴェンタドールSV(5179万円) 6:59.73(2015)オンボード
フェラーリ488ピスタ 7:00.03 (2019)オンボード
ダッジ・ヴァイパーACR 7:01,30(2017)オンボード
メルセデスAMG GT R Pro 7:04.632(2018)オンボード
マクラーレン720S 7:08.34(2018)オンボード
日産GT-Rニスモ(1500万円) 7:08.68(2015)オンボード
マクラーレン600LT 7:08.82(2019)
メルセデスAMG GT R 7:10.92(2017) オンボード
グンペルト・アポロ・スポーツ(3800万円?) 7:11.57(2009)オンボード
ダッジ・ヴァイパーSRT-10 ACR(1500万円?) 7:12.13(2010)オンボード
ポルシェ911GT3(2115万円) 7:12.7(2017)オンボード
シボレー・コルベットZ06(C7) 7:13.9(2017) オンボード
レクサスLFA ニュルパッケージ(4450万円?) 7:14.64(2012)オンボード
ドンカーブートD8 RS(1000万円?) 7:14.89(2005)オンボード
シボレー・カマロZL1 1LE 7:16.04(2017)オンボード
ポルシェ911ターボS(991.2)7.17.00(2018)
ポルシェ911GT2RS(997.2 / 2800万円?) 7:18.00(2010)
ジャガーXE SV プロジェクト8(?万円) 7:18.361(2019)
ポルシェ911GT3(991.2) 7:18.00(2018)
ラディカルSR3ターボ(1350万円) 7:19.00(2003)オンボード
日産GT-R 7:19.10(2013)
シボレー・コルベット ZR1(1490万円) 7:19.63(2012)オンボード
フェラーリ488GTB 7:21.63(2016) オンボード
ダッジ・ヴァイパーACR 7:22.01(2009)オンボード
シボレー・コルベット Z06(1265万円) 7:22.68(2011)
ポルシェ911 カレラGTS(991.2) 7:23.77(2017)
グンペルト・アポロ・スポーツ 7:24.00(2007)
ポルシェ911GT2RS(997)7:24.00
日産GT-R 7:24.22(2011)オンボード
マセラティMC12 7:24.27(2004)オンボード
パガーニ・ゾンダF クラブスポーツ 7:24.44(2005)オンボード
ランボルギーニ・アヴェンタドールLP700-4(4317万円) 7:25.00(2011)
フェラーリ エンツォフェラーリ 7:25.21(2002)オンボード
メルセデスAMG GT 63S 7:25.41(2018)
KTM X-BOW R 7:25.72(2012)オンボード
ポルシェ911ターボS(991) 7:26.00
メルセデスSLS AMGブラックシリーズ 7:26.40(2014)オンボード
日産GT-R 7:26.70(2008)オンボード
ポルシェ911GT3RS 4.0(997)7:27.00(2011) オンボード
フェラーリ812スーパーファスト 7:27.48(2019)オンボード
BMW M4 GTS(1950万円)7:27.88(2016)オンボード
ポルシェ カレラGT 7:28.00(2003)
フェラーリ458イタリア(2920万円) 7:28.00(2009)オンボード
マクラーレン MP4-12C(2869万円) 7:28.00(2010)
ランボルギーニ・ウラカンLP610-4(2970万円) 7:28.00(2015) オンボード
ポルシェ911 GT3RS(991)7:28.00(2015)
シボレー・カマロZL-1 7:29,6(2016) オンボード
メルセデスSLS AMG GT 7:30.00(2012)
ポルシェ911カレラS(992) 7:30.41(2019)
ポルシェ911GT2(997) 7:31.00(2012)
アルファロメオ・ジュリア・クアドリフォリオ 7:32.00(2016)オンボード
アウディR8 V10 Plus 7:32.00(2015)
ポルシェ911ターボS(991.2) 7:32.00(2010)
ポルシェ911GT3(991) 7:32.20
ポルシェ718ケイマンGT4 7:42.00(2019)
フォード・シェルビーGT350R 7:32.19(2015)
パガーニ・ゾンダF 7:33.00(2005)
ポルシェ911GT3 RS(997.2) 7:33.00(2010)
フェラーリF12ベルリネッタ 7:33.00
ケーニグセグCCX 7:33.55(2006)オンボード
ポルシェ911(991.2)カレラS 7:33.67(2015) オンボード
ケーニグセグCCR 7:34.00(2004)
アウディR8GT(2742万円) 7:34.00(2010)
日産GT-R V-spec 7:34.46(2009)
メルセデスAMG GT S 7:35.00(2016)
ルーフRT12 7:35.00(2005)オンボード
マクラーレン650S スパイダー 7:35.00(2015)
メルセデスAMG GT S 7:35.00
BMW M5コンペティション 7:35.90(2019)オンボード
シボレー・カマロZ28 7:37.47(2014)
ポルシェ911カレラS(991) 7:37.90(2011)
ポルシェ・パナメーラ・ターボ 7:38.00(2016) オンボード
ポルシェ911ターボ(997) 7:38.00(2006)
レクサスLFA 7:38.00(2010)
BMW M4 CS 7:38.00(2017)
ランボルギーニ・ガヤルドLP570-4スーパーレッジェーラ 7:38.00(2010)
フェラーリ458イタリア 7:38.00
ポルシェ・パナメーラ・ターボ 7:38.00(2017)
シボレー・コルベット C6 ZR1 7:38.00 (2009)
BMW M5(F90) 7:38.92(2018)
フェラーリ430スクーデリア 7:39.00(2007) オンボード
フォード・マスタング・シェルビーGT500 7:39.28
ランボルギーニ・ムルシエラゴ LP640 7:40.00(2006)
メルセデス・ベンツSLRマクラーレン 7:40.00(2003)
ブガッティ・ヴェイロン16.4 7:40.00(2005)
ポルシェ911GT3 7:40.00(2009)
ルノー・メガーヌR.S.トロフィーR 7:40.1(2019)オンボード
フォードGT 7:40.6(2018)
ポルシェ・ケイマンGT4(981) 7:42.00
アウディRS Q8 7:42.253(2019) オンボード
ポルシェ911GT3 RS(997.2) 7:43.00(2003)
ホンダ・シビック・タイプR 7:43.80(2017) オンボード
アストンマーティン・ヴァンテージ 7:43.92(2019)オンボード
パガーニ・ゾンダ C12S 7:44.00(2009)
アウディR8 V10 5.2FSI(初代) 7:44.00(2009)
メルセデス・ベンツC63 AMG Sクーペ 7:44.00
ブガッティEB110 SS 7:44.00(1993)
メルセデスCLK 63ブラックシリーズ 7:45.00(2007)
メルセデスAMG E63 S 4MATIC+ 7:45.19(2017)
ランボルギーニ・ガヤルド・スーパーレッジェーラ 7:46.00
メルセデスC63 AMGクーペ・ブラックシリーズ 7:46.00
ジャガーXJ220 7:46.37
フェラーリ599GTB 7:47.00
ヴィーズマンGT MF5 7:47.00
ポルシェ911GT3RS (996) 7.47.00
ポルシェ718ケイマンS 7:47.00
BMW M3 GTS 7:48.00
アウディTT RSクーペ(8S) 7:48.00
ロータス・エキシージ・カップ380 7:48.13
メルセデスAMG A45 S 7:48.80(2020)オンボード
アルピナB3 GT3 7:49.00
ポルシェ・ボクスター・スパイダー(981) 7:49.00

このランキングを見ても分かる通り、やはりミドシップスポーツが上位を占めているのは間違いなく、それ以外にもスポーツカーが有利なのは否めない状態。

つまり最近のセダンやSUVがいくら速くなったといえどもスポーツカーには到底太刀打ちできないという状況です(SUVはトップ100に1台しか入っていない)。

ここで、各セグメントや駆動方式別の最速マシンを見てみましょう。

・改造車最速は?
改造車だと、ポルシェ911GT2RSMRが最速。

この「MR」とは、ポルシェが傘下に収めるマンタイ・レーシングの略で、911GT2RSに対し、「MRキット」なるニュルブルクリンク攻略パッケージを組み込んだ車両。

いわば「ポルシェ公認改造車」ですが、このMRキットは後付が可能であり、ポルシェとしては改造車ではなく、「市販車」としてこれをカウントしたいようですね。

・後輪駆動最速は?
現在、ニュルブルクリンクの上位争いは4WD勢が多数を占めていますが、市販車の中だと後輪駆動車最速はポルシェ911GT2RS(リアエンジン、後輪駆動)、次いでラディカルSR8LM(ミドシップ後輪駆動、総合2位)。

これはもうレーシングカーと言ってもいい出で立ちではあるものの、ちゃんと「公道走行が可能」なクルマです。

・フロントエンジン最速は?
現在、ニュルブルクリンクの上位ランカーはほぼミッドエンジンもしくはリアエンジン。

トップ10にはフロントエンジン車の姿は見えず、11位にようやくダッジ・ヴァイパーACR、そして12位にメルセデスAMG GT R Proが登場するくらい。

この状況を見るに、コルベットがミッドエンジンへとスイッチした理由もよくわかりますね(もはやフロントエンジンでは上位争いに食い込めない)。

なお、駆動方式については電制デフの普及によって後輪駆動車でも優れたタイムを出せるようになっていて、ひところのように「4WDでないとタイムが出ない」という状況ではないようですね。

・FF車最速は?
FF最速はルノー・メガーヌR.S.トロフィーRの7:40.1(総合90位)で、続くのはホンダ・シビック・タイプRの7:43.80(94位)。
ちなみにルノー・メガーヌR.S.トロフィーRの上は型落ちといえどポルシェ911GT3、その下は旧フォードGTなので、これは「相当に速いクルマ」ということになりそうです。

現在ホンダは新型シビック・タイプRに軽量化が施された「リミテッド・エディション」を準備していて、こちらでルノー・メガーヌR.S.トロフィーRを追撃する可能性があり、かつて「FFニュル最速」だったフォルクスワーゲン・ゴルフGTI(クラブスポーツ)も”ゴルフ8”へ進化したことを機にFF最速争いに加わるのは間違いない、と思います。

・サルーン最速は?
そしてサルーン最速はジャガーXE SVプロジェクト8。
これは最近、自身の記録を上書きすることでランキングを上げていますね(7:18.361 / 26位)。
ジャガー唯一のランキング入りということになりますが、これは並み居るスポーツカーを押しのけての堂々たるタイムです。

ただし、このクルマは4ドアなのに後部シートがないなど、市販車でありながらも「ほぼサーキット走行専用」という仕様を持っており、ほかのメーカーからすると「反則では・・・」という意見が上がりそうですね。

なお、4ドア「セダン」ではなく4ドア「クーペ」最速はメルセデスAMG GT63S 4MATIC+の7:25.41。

・SUV最速は?
SUVにて今回はじめてトップ100(総合98位)に入ったのがアウディRS Q8。
ランボルギーニ・ウルスと多くを共有するスーパーSUVで、これは「快挙」、そしてひとつの新しい時代の幕開けと言えるかもしれません。

・プロトタイプ最速は?
市販車ではなくプロトタイプだと驚異的なタイムを出すクルマも。
ポルシェ919ハイブリッドEVOはその筆頭で、5:19.546という異常なタイムを叩き出し、ポルシェがそのレーシングカー「956」でずっと持っていたタイムを更新して現在のところ「ニュルブルクリンクで(種別を問わず)最も速いクルマ」です。

これに次ぐのはパイクスピークにて歴代最速のタイムを出したフォルクスワーゲンID.R(6:05.336 / EV最速)、そして中国のLynk & Co 03 Cyan Concept(7:20.143)。

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2020年06月13日 イイね!

ボクが輸入車志向になったのはこのクルマがきっかけだ!女性ウケが著しく悪かった「BMW Z3」

ボクが輸入車志向になったのはこのクルマがきっかけだ!女性ウケが著しく悪かった「BMW Z3」さて、先日は以前に乗っていた日産フェアレディZについて語ってしまいましたが、今回はその後に購入したBMW Z3。

所有期間は2年に満たなかったものの、ぼくのその後のカーライフを大きく変えたクルマでもあります。

ぼくはフェアレディZ(Z32)まではずっと国産スポーツカーに乗っていて、「国産スポーツがこそ世界一」だと信じていたわけですね。

そしてフェアレディZを改造して改造して改造しまくった結果バランスを崩してしまい、さらにはノーマルのポルシェ911(993)に手も足も出ないという経験をしたことから、「速く走ろうと思えば、素性のいいクルマに乗るしかない(妥協なく設計された欧州のスポーツカーには、国産車をいくら改造しても敵わない)」という考えに到ることに。

そこでぼくが選んだのがBMW Z3ですが、これは「当時、フェアレディZを売ったお金と、借金とをあわせて購入できそうな唯一の輸入(欧州)スポーツカー」であったため。

購入金額は400万円程度であったと記憶していますが(ノーオプションで買った)、当時は今ほど輸入スポーツカーの選択肢がなく、そのため中古市場にもあまりタマ数がなかったわけですね。

かつ、当時の輸入車はあまり信頼性が高くなく、中古車になるとさらに「危険」な香りがしていたために手を出すこともできず、よって選んだのが新車のBMW Z3。※そう考えると、現在は程度の良い、壊れにくい輸入スポーツカーがたくさん中古で選べる

フェアレディZに搭載されるエンジンは3リッターV6、サスペンションはフロント/リアともにマルチリンク、ブレーキは対抗ピストン。

対するBMW Z3は2リッター直6、サスペンションはフロントがストラット、リアがセミトレーリングアームという前時代的なもので、ブレーキはセダンやコンパクトクラスと同じフローティングキャリパー。

つまりスペック上はガクンと(フェアレディZから)ダウンしたということになりますね。

ちなみにZ3は3シリーズ(E36)と基本的に同じコンポーネントを流用しており、そのため形式もE36/7。

当時のBMWとしても結構古い設計を持っていて、実際に「リヤサスにセミトレーリングアームを採用した最後のBMW」となっています。

ちなみにぼくが購入したのは1999年に登場した2リッター直6搭載のワイドフェンダーモデルであり、「わずか1年」だけ製造されたクルマ。

ただし1年しか製造されなかった理由は”限定”といったいい理由ではなく、「1年後にエンジンが新型に切り替わったから」で、つまりいろいろな意味で過渡期にあったのがこの「Z3 2.0」なのですね。

そういった”使いまわしで、モトが取れたコンポーネントで作った”という理由からか、このBMW Z3の価格設定はほか(BMWの)モデルに比較して安かったのかもしれませんが、「とにかく欧州の自動車メーカーが作るスポーツカーに乗りたい」」と考えていたぼくにとっては精一杯、そして唯一の選択でもあったということに。

なお、この頃はまだ国産スポーツに乗っていた際の「改造癖」が抜けず、納車直後からZ3を改造してしまい、H&Rのスプリングとレムスのマフラー、K&Nのエアフィルター、さらにはレイズに18インチのTE37を特注してまで装着する

そのほか、テールランプをスモークにペイントしたり、内装の各パーツをペイントしたり、Mスポーツのドアミラーやサイドギルを装着したり、LEDバルブに交換したり、看板業者にアクリル板を(ウインドでフレクターとして)特注したりと結構な手を入れたわけですが、納車直後の写真は残っているものの、改造後の写真が残っていないのがちょっと残念です。※後に、ヘッドライトとテールランプもクリアレンズに交換した



ちなみにこちらは「実車に近い」仕様に改造したミニチャンプス製の1/43サイズモデルカー。

これを見てもわかるとおり、「黒っぽい」仕様となっていますが、男性受けは抜群であったものの、ひどく女性受けが悪かったのが記憶に残るところ。

車高が低く、ゴキブリっぽい黒さが敬遠されたのだと思われ、「BMWのオープンカーなのになぜだッ・・・!」と当時は憤慨したものです。

参考までに、ぼくはフェアレディZ所有時にワンメイククラブに入っていたのですが、フェアレディZからZ3へ買い替えた途端「裏切り者」の烙印を押されてしまい、昨日まで友人だと思っていた人が”友人ではなくなる(向こうからすると、もともと友人ではなかったようだ)”という経験をしていますが、ワンメイククラブではこういった傾向が強いようですね。

スペックダウンしたとはいえ、BMW Z3の運動性能は驚くべきもので、もっとも衝撃を受けたのは「ハンドリング」と「ブレーキング」。

ハンドリングについては、路面追従性そしてフィードバックという点においてショックを受けることになり、文字通り「路面を掴むような」接地性に驚かされ、「これが本当のロードホールディングか・・・」とあらためて感じることに(それまでに乗ってきた国産スポーツではどうやっても実現できなかった感覚)。

そして路面からのフィードバックの高さについても特筆すべきものがあって、そのフィードバックを感じながらのコーナリング、いわゆる「クルマとの対話性」は国産車ではとうてい味わえないものだ、と(今でも)考えています。

ブレーキについても同様に驚かされることになり、「なぜこんなに止まるんだろうな」という印象。

フェアレディZの対抗ピストンに比較すると遥かに虚弱なフローティングキャリパーを採用している割に、どの速度域からもしっかりと止まるのにはまさに「びっくり」で、というのもフェアレディZは(サーキットで)時速150キロくらいも出すと全然止まらず、ブレーキングが間に合わないことがあったのに、Z3ではきっちりと減速できたため。

サスペンション形式、ブレーキ形式など「何もかも」がフェアレディZよりも劣るはずであるのに、実際に走るとなぜかZ3のほうがはるかに「スポーツ」しているのは驚愕としかいいようがなく、ぼくはここに「国産車と欧州車との違い」を見たということになります。

よく「国産スポーツのほうが安くパワフルなのに、高価な欧州のスポーツカーに乗る理由がわからない」と世間では言われますが、欧州のスポーツカーは「数字に現れない部分」に多大なコストを割いていて、そこを重視する人に向けて作られたクルマなのかもしれません。※R32 GT-Rが世界中を席巻することになった当時、それに対するポルシェの回答は「軽量化と、足回りを固めて、ちょっとだけパワーアップ」という基本を突き詰めた964カレラRSだった

そして、それが「国産スポーツカーは、発売直後はどっと数が出るが、発売からしばらく経つと全然売れなくなる」「欧州のよくできたスポーツカーは、発売直後から年々販売を伸ばしてゆく(例外も多いけれど)」という事実にあらわれているのだろう、とも考えています。

とにかく「今まで乗ってきた日本の自動車メーカーのスポーツカーはいったい何だったんだろうな」とぼくに疑問を抱かせ、それまで行ってきた改造についても「ずいぶん無駄なお金を使ってしまったな」と後悔させることになったのがBMW Z3だということですね。

現在ではそれからずいぶん時間が経っており、国産スポーツも大きな進歩を遂げていて、トヨタ86やマツダ・ロードスター、日産フェアレディZ、ホンダ・シビック・タイプRに試乗すると「国産車もここまで来たか」と驚かされはするものの、同時に痛感するのが「国産車の進歩よりも欧州車の進歩の方がさらに早い」ということ。

日本車が欧州のスポーツカーを目指した(もしくはコンプレックスを詰め込んだ)クルマを作りつづけているうちに、欧州のスポーツカーはもっと先に行っている、というのがぼくの感じる”事実”です。

その意味において、ぼくは「トヨタがGRスープラの開発において、BMWと手を組んだのは正解であった」と考えていて、もしトヨタ単独であればここまでのクルマを作ることはできなかっただろうな、と考えているわけですね。

BMW Z3についてはそのほかにも驚かされることが多々あり、それは「国産スポーツ信者」のぼくがその信心を失ってしまうほどで、しかし同時に受けた洗礼が「輸入車の信頼性の低さ」。

とにかくよく壊れたクルマであり、「BMWは今後2度と買わない」と心に誓ったものの、その後2度もBMWを購入してしまったので、ぼくの「誓い」もけっこう大したことはなかったのかもしれません。

ちなみに当時BMWは「SMG」なるセミオートマチック・トランスミッションを一部で導入していましたが、これもまたよく壊れることになり、「どこで不動になるかわからないので、レッカーサービスの加入と、携帯電話の常時携行を忘れてはならない」と言われたことも。※その意味では、やはり中古の輸入スポーツカーを買わなくて正解だった

BMW Z3は、それまで乗ってきた国産車の運動性能に対するぼくの認識、そして改造の無意味さ、自分自身の世界観の狭さをぼくに叩きつけたということになりますが、その後に乗ることになるポルシェ・ボクスターS(986)もまた衝撃的なクルマであり、フェアレディZからBMW Z3に乗り換えた時同様、「今まで乗っていたZ3は何だったんだ・・・」と唖然となってしまったほど衝撃的な一台。

こちらについても、機会があればその内容について述べてみたいと思います。

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Posted at 2020/06/13 16:07:56 | トラックバック(0) | ドイツ車 | 日記
2020年06月13日 イイね!

オッサンもツラい。国産車に乗ると「いい年して」と言われ、輸入車に乗ると「見栄を張っている」という世の中の風潮について

オッサンもツラい。国産車に乗ると「いい年して」と言われ、輸入車に乗ると「見栄を張っている」という世の中の風潮についてさて、世の中でよく言われる「輸入車に乗る理由」。

交通法規を守って日本国内の公道を走行する以上、輸入車でないとできないこと、輸入車でしか実現できない安全性といったものはなく、正直「国産車で十分」だと考えています。

加えて、国産車は(アウトバーンのある欧州とは異なって)「最高速」を低く抑える傾向にあり、低い速度域の中でギア比を設定するので、街なかでは力強い加速を見せ、かつ車線変更時にも機敏に動けるなど、日本の道路事情にマッチした設定も持っている、と考えるわけですね。

そんな中でなぜ輸入車に乗るのかということですが、これは「世間体(見栄)」を考慮したところが大きいんじゃないかと考えています。

ネット上では、若い人々が「オッサンが輸入車に乗るのは単なる見栄である」と語る傾向がありますが、正直ぼくもそれに異論はありません。

ただ、そういった「見栄」は、年齢を重ねるとある意味必要となってくるところがあり、そのために輸入車は「必須」だとも考えているわけですね。

いったいどういうことかというと、例えば年をとれば、通常は結婚して子供が生まれることになり、そういった場合、より環境のいい地域に引っ越したり、より良い学校に入れたりすると、周囲の目もあって「国産車に乗れない」ことがある模様。

そういった場合、いい年をしたオッサンが国産車に乗っていると、「いい家に済んでいるのに実は生活が苦しい」「子供を無理して分不相応の学校に入れたのでお金がない」といったウワサをたてられることもあるようです。

そうなると妻や子供の「近所づきあい」もなんとなくぎこちないものとなってしまい、そういった軋轢を避けるために輸入車を選ぶというケースが考えられるわけですね。

ただ、このような場合に「行き過ぎた」輸入車を選ぶと「悪いことをしてお金儲けをしている」等のよからぬウワサをたてられることもあり、これもまた要注意。

つまりクルマは自己主張(というよりはセルフプロデュース)の手段の一つということにもなりますが、ひとつ例をあげると、ぼくの知り合いに「黒塗りのメルセデス・ベンツ(Eクラス以上、AMGもしくはAMG仕様)にしか乗らない」という人がいて、その理由は「家の前に黒塗りのベンツを置いておけば、子供や妻も舐められることはない」というもの。※加えて、そういった家に泥棒に入るのはためらわれるかもしれず、保安上のメリットもあるかもしれない

こういった理由は、家庭と自分の家を持ち、町内会に入って近所づきあいをしたり、子供が他の家の子供と同じ学校に通ったりしないと理解できないことではありますが、せめて自分を有利にせずとも、「自分や、自分の家族を不利な状況に置かないために」輸入車に乗るというのはしごく納得の行く部分。

そのほか、家族で出かける機会が多い人などは、「出先での扱い」が乗っているクルマで変わることもあり、そういった経験をした人は輸入車を積極的に選ぶことが多いのかも。

そう考えると、輸入車を選ぶオッサンはついつい「自分の趣味を優先した車道楽」と考えてしまいがちですが、実際は家族思いのやさしい、頼りがい(と経済力)のあるお父さんが多いのかもしれません(改めて考えると、ぼくの知り合いで輸入車に乗る人は皆、良きファミリーマンである)。

そして、若い頃は許されても、年を取ると許されなくなってくる、ということもあるようです。

たとえば日中に家の周りをウロウロしたり、ラフな格好で庭の手入れなどをしているとまず「リストラされたオッサン」扱いされることになりますし、女性の場合は「ミニスカートやナマ足」がそうかもしれません。

よって、ある程度の年齢になったり、家庭を持ったりすると、周囲に誤解を与えないような身なりそして行動をする必要があって、ぼくの場合だと、平日昼間にちょっとコンビニに行くときであっても、だらしない格好は避けたり、無意味にノートPCを脇に抱えてノマド風アピールをしたりするわけですね。

同じ理由にて「周囲との関係を円滑に保ち、波風をたてずに生活しようとすると」国産車ではなく輸入車を選んだほうがいい場合もあり(とくにぼくが住む地域は高額納税者が多く、むしろ国産車に乗りにくい)、気に入った国産車に乗りたくとも乗れない、というケースがあるのかもしれません。

たしかに輸入車に乗るというのは「見栄」からくる行為かもしれませんが、中にはこういった「社会性からくる」見栄もある、ということですね。

実際のところ、一定以上の年齢の男性が国産コンパクトカーに乗っていると、その人に対して抱く印象はおそらく皆一様かと思いますし(その印象については、ここではあえて述べない)、本人も「そう思われたくない」と考えているはず。

そして、特定のクルマについてもまた特定のイメージが付いていて(上述の”黒塗りベンツ”や、”マイルドヤンキー”トヨタ・アルファード/ヴェルファイア、プリウス”ミサイル”など)、これを気にしてそのクルマを選ばない人もいるくらい。

もうひとつ言及しておくと、自宅に派手な車を置いておくと「よからぬウワサ」が立つことが多く、そのためにあえて自宅以外にわざわざ駐車場を借り、そこへスポーツカーやスーパーカーを保管しておく人もいて、それだけクルマが近隣住人に与える印象は強烈だと言えます。

そして、その印象が必ずしも真実であるとは限らず、ひいては”作り出された”嘘の印象が自身や家族の生活を左右することもあり、いらぬトラブルを防ぐのもまた家長の役割なのかもしれません。

自営業の人だとさらに気を使うことになるのだと思われ、自身の経営する店舗や医院と自宅が兼用で、周囲から停まっているクルマが見える場合、そのクルマが安すぎても「儲かってない」、高すぎると「ぼったくり」と言われたりすることになりそう。

そう考えると(周囲の目を気にした)クルマ選びは非常に難しく、無難に行こうとすれば「アウディ」、そして輸入車ではありませんが「レクサス」あたりがもっとも堅実な選択かも。

もしくは、趣味性を全面に押し出してランドクルーザーやFJクルーザー、レガシィアウトバックも良さそう。

なお、プリウスが「売れた」のは、世間体を考慮しなくてはならない環境に住む人々にとって、それが「最良の」選択肢であったからだとも言われており、つまりそれに乗っていると「環境に配慮する知識人」だという印象を周囲に与えることができ、かつ「貧しく見えない」からだという説も(こういった、エクスキューズを備えるクルマはほかにはなかった)。

今ではその神通力も消え去り、むしろ悪いイメージにシフトしつつありますが、それがまたプリウスが「売れなくなった」理由のひとつなのかもしれません。

そう考えると「従来の価値観で判断できない」クルマや、「クラスレス」なクルマも無難だと言え、テスラや、(コンパクトカーでも豊かに見える)ミニもいい選択なのでしょうね。※たしかに、電気自動車であるBMW i3は周囲からのウケが良かった

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2020年06月13日 イイね!

ボクのウラカンはそろそろ生産開始?ランボルギーニはこうやって買う!(ディーラー訪問から納車まで)

ボクのウラカンはそろそろ生産開始?ランボルギーニはこうやって買う!(ディーラー訪問から納車まで)なんだかんだ言って時が過ぎ去るのは早いもので、(予定通りだと)ぼくが注文したランボルギーニ・ウラカンEVO RWDの生産がそろそろ開始される頃。

当初の(発注した時期である、コロナウイルス拡大前の)予定では6月中旬くらいに生産→7月にイタリア出荷→8月に日本に入港→9月に納車といったイメージです。

ただ、コロナウイルスの影響にて、ランボルギーニは5週間ほど工場の生産が停止していて(5月初旬からもとどおりに戻っている)、そのぶん生産が遅れるんじゃないかとは考えていますが、意外や現時点ではとくに遅延の連絡はなく、もしかすると「予定通り」にウラカンEVO RWDがやってくるのかもしれません。※シフト回数を増やしたりして工場の稼働率を上げるのかも

なお、検討していた「イタリア本社での納車式」は(国をまたいでの移動がまだまだ制限されるため)実現できそうになく、これは「次にランボルギーニを購入するとき」の楽しみに取っておくことになりそうです。

それはさておき、よくお問い合わせをいただくのが「ランボルギーニはどうやって注文し、納車までの段取りが組まれるのか」。

今回はそういった疑問に答える形で、「商談から納車まで」の流れについて紹介してみたいと思います。

ランボルギーニは基本的に在庫車が存在せず受注生産となりますが、これはフェラーリと同様。

よって在庫車を探して買いにゆくわけにも行かず、ディーラーの数も少ないので、国産車のように「ディーラー同士を競合させて値引きさせる」のも物理的に不可能です(そもそもブランドポリシーとして値引きを行わない)。

まず、ランボルギーニを購入しようと思うと、まずは最寄りのディーラーへと行くことになりますが、日本だと仙台、名古屋、大阪、広島、横浜、神戸、福岡、青山、麻布に正規ディーラーが存在します(ランボルギーニによるディーラー検索はこちら)。

そしてディーラーを訪問する際には、飛び込みではなく予約をした方が吉。

もともと大量にお客が来る性質のディーラーでもないので、営業さんの人員にも余裕がない場合が多く、もしほかのお客とバッティングしてしまえば、せっかく訪問したとしても話を聞いてもらうことができない可能性があるためです。

ランボルギーニの場合は、公式サイトのディーラー検索から入ると、各ディーラーへの「お問い合わせフォーム」が表示されるので、そこからメールを送ると良いかと思いますが、こういったモデルの購入を検討している、こういったことがわからない、こういった情報を教えて欲しい、といったことをそのまま記載して送信するのが良さそう。

正直なところ、はじめて「ランボルギーニディーラーに商談申し込みを入れる」のはかなりな緊張を伴うと思われ、「無理やり買わされたりしたらどうしよう」と考えてしまいがちですが、実際にそんなことはなく、そもそもディーラー側も「そうそう、ポンと買う人はいない」と理解しているので、まず無理強いされることは皆無です(最近は国産車ディーラーですら積極営業を行わない。おそらくは国産車メーカー各社とも大きく方針転換を行ったのかも)。

なお、ランボルギーニ各車両の情報は公式サイトでも確認ができ、カーコンフィギュレーター上でもオプション等のチェックができるものの、金額については表示されないので、自分が考える仕様がある程度決まっているのであれば、コンフォギュレーター上で決めた仕様をダウンロードしておき、それをもとに商談を進めると良いかと思います。

商談自体はとくにほかの輸入車や国産車と変わるものではなく、ボディカラーやオプションなどを決めてゆき、最終的な支払い金額を決めてゆくことになりますが、上述のように基本的に値引きは「ゼロ」と認識しておくべき。

そのほか、ランボルギーニのオプションはとんでもなく高価で、オプション総額が車両本体価格の20%くらいに達することもしばしば。

そのためにまずは見積もりを出してもらわないと「総額」そして支払いイメージも掴めない、ということになります。

ここで重要なのは「購入形態」で、現金一括で購入するならば問題はないものの、ローンで購入する場合は「ローンを組む金額が大きいと、審査に通らない」可能性もあるので、事前に仮審査をかけてもらう等の協力をお願いした方がよさそうです(このあたりはディーラーもよく理解しており、懸念のひとつなので協力的。注文した後は”ローンが通らない”という理由でのキャンセルではきない)。※ローン対象金額が大きいと、一定期間の所得証明や、法人だと決算書を求められることがある

ランボルギーニ・ウラカンEVO RWDの支払い計画を考える!3年/5年、残価設定ローン、頭金によって毎月の支払額はこれだけ変わる
この記事のもくじ1 | 買ってしまえば、払えなくなったとしても”売ればチャラになる”のがスーパーカー |1.1 ランボルギーニ・ウラカンEVO RWDを3年ローンで購入するとこうなる1.1.1 3年ロ ...

そして支払いの問題を片付けてしまえばあとは「注文」ですが、ここで気をつけるのは「納車時期」。

ランボルギーニの場合、注文してから納車まではおおよそ7ヶ月くらいですが、ここから逆算して「自分が納車して欲しい時期」にあわせて注文を入れることになるわけですね(ディーラー側でも、生産時期や納車時期の調整を行なってくれる)。

ぼくの場合は、売るときのことを考えて「年末の納車を避ける(買取相場は登録年とある程度連動するので、1月登録が望ましい)」等を考慮していますが、ほかにも人や法人によって様々な事情があるかと思います。

そのほか、フェイスリフトのタイミングや「モデルイヤー(欧州では8月から新しいモデルイヤーに切り替わることが多い)」も場合によっては気にした方が良く、納車された途端に「型落ちになってしまう」のは避けたいところ。※翌年度から新しく選べるオプションが登場したり、標準装備が充実することもある

なお、注文時の留意点としては「保証金が必要」であること。

これはディーラーによって、またモデルや購入金額によって差異があるのでディーラーに確認するしかありませんが、ぼくの場合は300万円を事前に送金しており、つまり注文時にある程度の現金が必要で、これを確保しておかねば注文はできないということになります。

そして注文したのちはひたすら待つのみとなり、日本に到着したのちは豊橋PDIセンターで車両の初期整備を受け、その後ディーラーでもチェックや整備があって、その後にようやく納車という段取り。

ただ、ここからはやることが盛り沢山となっていて、ざっと必要な手配を挙げると下記の通りです。

・残金の支払い準備(ローンもしくは現金)
・車庫証明の取得もしくはその依頼(印鑑証明が必要。実印登録をしていなければ実印登録が先に必要)
・任意保険の手配
・納車前に取り付けるもの(レーダー探知機など)があればそれらの手配
生産や出荷状況については随時ディーラーから連絡があると思うので、準備にはある程度の猶予期間があるということにはなりますが、それでもスケジュールはけっこうタイトかも。

順番としては、もっとも時間のかかるであろう車庫証明(発行までに数日~2週間ほどかかる)を申請しておき(これは後日その容量を公開予定)、それと並行して進めるのが残金の手配。

現金で支払うのであれば「振り込むだけ」ですが、何千万円というお金を(銀行都合で)一度に振り込むことができない場合があり、送金額の上限が設定されている場合にはこれを解除し、上限を解除することが(銀行に出向く必要があるなど手間がかかって)面倒な場合には何日かに分けて送金することになります。

ディーラーローンを組む場合は必要書類を揃えてディーラー経由にて審査を行い、もしくは銀行にてお金を借りる場合は銀行にて手続きが必要ですが、これも即日OKとなるわけではないので、やはり数日の猶予を見ておかねばなりません。

任意保険やパーツの取り付けはその後でも間に合うので、さほど急がなくても良いかもしれませんが、任意保険だと、クルマが高額なだけに場合によっては「ガレージなど、保管状態を確認しに来る」ことも。※ガヤルド購入時、保険会社の人が自宅に確認に来たことがある

加えて、パーツ(レーダー探知機やドラレコなど)の取付についてもディーラーが直接取り付けてくれるもの、もしくは下請けに出すもの等があり、取り付け位置の打ち合わせ、追加で必要な電源ケーブル等の手配が必要となる場合もあって、やはり時間的余裕を持っておいたほうが良さそうです(もちろん、事前に取付可能なパーツを確認しておく必要がある。何でも取り付けてもらえるわけではない)。

なお、ぼくのイメージでは本国から出荷されて日本に届くのは1ヶ月後くらい、日本に着いてから納車までも1ヶ月くらいかかるといった感じ(時期や混み具合によって、これより長くなることも多い)。

ちなみにガヤルドの際はイタリアからの「空輸」だったものの、ウラカンにモデルチェンジしてからは「船便(フォルクスワーゲンが借り切った船で、ランボルギーニやベントレーなど同グループの高価なクルマを中心に配置し、その周囲をフォルクスワーゲンで固めるという話)」だそう。※アヴェンタドールは現在でも空輸らしい

これらの手配・準備が全て揃い、登録や作業が完了してから「晴れて納車」となるわけですが、ざっとこういった流れでランボルギーニを注文し、そして納車されるということになります。

まとめると「ディーラーにアポを取って訪問」→「商談や試乗」→「支払い計画を考える」→「支払い計画や納車時期をある程度決める」→「注文」→「保証金を支払う」→「ひたすら待つ」→「日本に届いたら残金支払いや車庫証明取得の準備を行う」→「残金の決済」→「依頼するものがあればパーツ取り付けを依頼する」→「保険に入る」→「納車」といった感じですね。

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Posted at 2020/06/13 15:48:10 | トラックバック(0) | ランボルギーニ ウラカン | 日記

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