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2020年11月07日 イイね!

なぜホンダ・オデッセイはスマート路線から押し出しの強いデザインへ転じたのか?クルマもいまや「インスタ映え」の時代へ

なぜホンダ・オデッセイはスマート路線から押し出しの強いデザインへ転じたのか?クルマもいまや「インスタ映え」の時代へさて、ホンダ・オデッセイがフルモデルチェンジ。

クルマのスペックについては多くのメディアが報じているので、ここで改めて述べるまでもありませんが、ぼくが注目したいのはそのデザイン。

今までのオデッセイからすると「え?これがオデッセイ?」と思うような、重厚かつ迫力のあるルックスへと変更されています(ホンダによれば、「風格あるスタイリング、厚みのあるフード、押し出し感のある大型グリル」)。

オデッセイは1994年に初代が登場しており、これは「タコメーターのない」ホンダ車で、当時モータースポーツやスポーツカーイメージの強かったホンダとしては異例中の異例。

よって開発時から社内からの大きな反発があったといいますが、開発チームがイメージしたのは「黒豹」だとされています。

どういうことかというと、ミニバンといえどもホンダらしい重心の低さ、躍動感をイメージするために採用したアイコンが黒豹であり、当時のオデッセイ開発に関わる資料の全てには、その端に黒豹を配置し、そのコンセプトがブレないようにした、と報じられています(この黒豹は、当時対外的に押し出されるようなことはなかったと思う)。

その後1999年には2代目にスイッチし、2003年には3代目へ。

ぼくはこの世代のオデッセイがもっとも好きで、しかしフロントのデザインとリアのデザインとのバランスが(ジープ・グランドチェロキーのように)あまり良くなく、もし後ろがもっとスポーティーだったらさらに売れたんだろうな、とも考えています。

その後2008年には4代目となりますが、こちらも鋭い眼光、そしてマッシブなリアフェンダーを持ついいモデルでしたね。

そして2013年には5代目へとフルモデルチェンジ。

そして今回の新型”6代目”オデッセイですが、ホンダらしいスーポーティさよりも、高級感や押し出しの強さを感じさせるミニバンといった印象。

いったいなぜホンダはこれまでの路線をスイッチしたのか、そしてなぜその方向性が「イカツい」ルックスなのかについて考えてみたいと思います。

まず、現在のホンダのメイン路線は「ナチュラル」。

これは新型フィット、そしてそのプロモーションをみても分かる通り、「人が中心」でありクルマは脇役という考え方で、実際に新型フィットのイメージは「使いやすいタオル」。

そのために当たり障りのない、低刺激デザインを持っています。

ただし実際に新型ホンダ・フィット、ライバルたる新型トヨタ・ヤリスが発売されると、支持を受けたのはヤリスのほう。

それまで「フィットとヴィッツ」はほぼ同じレベルの販売台数にて推移し、抜きつ抜かれつの攻防を繰り広げられていたものの、ヤリスのデリバリーが本格化した(全グレードが揃った)5月以降にはヤリスの方がフィットの倍程度の販売台数を記録するに至り、明暗が完全に分かれる結果となっています。

加えて、やはりそれまで両者とも「シティ派」であったトヨタRAV4とホンダCR-Vがともにモデルチェンジを果たし、RAV4がアウトドア派に、CR-Vがシティ派にとどまるという結果となっていますが、これについもRAV4がCR-Vに圧倒的な差をつけるに至っており、やはり「スマートでオシャレ」なクルマより、見た目が印象的なクルマのほうが好まれるということを示しているようですね。

こういった傾向につき、ぼくは世の中の動きを反映したものだとも考えていて、それは「見栄えが重視される世の中になった」から。

インスタ映えと言い換えていいかもしれませんが、食べ物や衣類についても同じで、必要以上に「目立つ」ものでないと消費者の目を引き、売れない世の中になってしまったわけですね。

そして消費者にとっては、これまでは「自分が好きだから」という理由でモノが選ばれていたところ、現在では「他人がいいね!と言ってくれるモノ」という選択基準によって選ばれる傾向が強くなり、つまり人々の行動の基本が、自己満足から承認欲求へとシフトしたためだと思われます(自分が好きでない、欲しくないモノでも、他人がいいね!と言ってくれればそれを買ったり食べたりする)。

よって、クルマを買い替えたのかどうかわかならないナチュラルなデザインより、明らかにクルマを買い替えたと分かる押し出しの強いデザインであったり、好き嫌いが分かれたとしても印象に残るデザインでないと現代では生き残ることができず、そこが最近「えっ・・・」と思うデザインが増えたり、そういったデザインを持つ製品が購入されたりする理由なのでしょうね。

実際のところ、直近の国内登録ランキングを見ると「アクの強いデザインを持つクルマ」がずらりと上位に並んでいて、これはちょっと前の「ノートのように、無難なデザインを持つエコな車が売れていた」時代とは全く異なる様相を呈しています。

一時期、トヨタのデザインを見るにつけ「大丈夫かトヨタ・・・」と考えていましたが、結果的にはトヨタの勝利となっていて、つまりトヨタはずっと先を読んでいた、ということになりそう(たぶん)。

こういった傾向を見るに、クルマは消耗品や移動手段としてではなく、セルフプロデュースの手段のひとつとして(衣類やバッグと同じような基準で)選ばれるようになったのだとも考えることもでき、いま大きなパラダイムシフトが起きている、と考えることができるのかもしれません。

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Posted at 2020/11/07 21:28:07 | トラックバック(0) | 日記
2020年11月07日 イイね!

フェラーリやランボルギーニなどスーパーカーメーカーにはどんな求人があり、どういった条件があるのか?なおアストンはデザイナーを募集中

フェラーリやランボルギーニなどスーパーカーメーカーにはどんな求人があり、どういった条件があるのか?なおアストンはデザイナーを募集中さて、時々気になってチェックしているのが「スーパーカーメーカー(日本法人ではなく本社)はどんな職種を募集しているのか」。

ぼく自身が求職活動を行うわけではないものの、募集している職種から何か見えてくるものがあるんじゃないか、と考えているわけですね。

まずランボルギーニが現在募集しているのは「コネクティビティ・バックエンド・デベロッパー・エンジニア」。

これは車両のインターフェースそしてコネクティビティ分野にかかわる開発を行うものだとされています。

そのほかは「ペイント&PVCアプリケーション・スペシャリスト」という生産部門、そして「ロジスティクス・プロセス・プランナー」という物流部門の合計3つ。

それぞれに必要なスキルや資格が明記されており、ペイント&PVCアプリケーション・スペシャリストだと「工業大学卒」「塗装工程での最低5年の経験」「ペイントアプリケーションシステムの知識」「自動塗装そして自動車の塗装についての知識」「分析能力「流暢な英語とイタリア語、あとはドイツ語も」「チーム力」「コミュニケーションスキル」といったところが必須だとされています。※ドイツ語が要求されるということは、親会社であるフォルクスワーゲンとなんらかのやり取りを行うということになりそう

そして次はフェラーリ。

募集しているのは下記のとおりで、勤務地はすべてマラネロとなっています。

・ICTビジネスアナリスト
・ソリューションアーキテクト
・マヌファクチャリングエンジニア
・マニュファクチャリングインターンシップ
・シニアプロジェクト・ファンクショナル・セーフティエンジニア
・エンジニアリングインターンシップ
・バイヤー

これらについても必要なスキルと資格が定められ、ICTビジネスアナリストだと、「エンジニアリング、経済ほか関連分野の修士または学士」「自動車や製造業における5年以上の経験」「英語とイタリア語」が要求されています。

なお、インターンシップの場合はスキルや資格よりも情熱が重要視され、ただしマイクロソフトのオフィス系(ワード、エクセル、パワーポイント、アウトルック)ソフトウェアの操作、英語とイタリア語に長けている必要がある、とのこと。

なお、危機が報じられて従業員の相当数を解雇せざるをえなくなったというマクラーレンですが、意外にも積極的に求人を展開しており、以下を含む25もの職種を募集中です。

・購買マネージャー(エレクトリックパワートレーン)
・コマーシャルマネージャー
・ロジスティクスシフトマネージャー
・シニアボディエレクトロニクスエンジニア
・エレクトリカルデザインエンジニア
・リードタイヤエンジニア
・チーフプラットフォームエンジニア(HVバッテリー)

これらのほかにインターンシップも受け付けており、2年契約にてマクラーレンが「才能を伸ばすのに全力を尽くしてくれる」模様。

なお、勤務地はすべて英国ウォーキング、そして乗用車部門のほか、レース部門での求人も出されています。

全般的には「エレクトリック関連」の求人が目立つようですね。

そしてマクラーレン同様、危機が報じられているアストンマーティン。

現在募集している職種は3つで、「カラー&トリムデザイナー」「ファイナンシャルアナリスト」「シニアマネージャー(国際貿易と通関)」。

デザイナーを募集する例はなかなか珍しく、これはブランドのフィロソフィや世界を取り巻く環境に沿ったボディカラー、インテリアカラー、素材を選択しブランド価値を向上させる、という仕事が期待されているようです。

この職種にて要求される条件は「自動車業界での経験」「とくにインテリアトリムのデザインや素材の知識」「プロジェクトのマネジメント能力、他者に良い影響を与えること」「組織力」「自信をモチベートできる能力」。

ポルシェは591もの職種にて求人展開中
そして最後はポルシェ。

さすがに多数の車種を抱えるだけあって求人も多く、現在591(うち492件がドイツ)登録されています。

対象地域も全世界に渡り、仕事のレベルも「インターン」から「マネージメント」まで様々。

さらには製造部門、研究開発部門、ファイナンシャル部門等、多種多様な求人が見られるものの、今のところ「日本」での求人は出ていないようですね(ただし中国の求人は6件あり、中国での開発を強化するであることも伺える)。

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2020年11月04日 イイね!

ユーチューバー生活7ヶ月目!今にして方向性の迷いが生じ、停滞期に入る

ユーチューバー生活7ヶ月目!今にして方向性の迷いが生じ、停滞期に入るさて、ユーチューバーを開始して現時点でおよそ7ヶ月が経過しています。

そして、正直いうとこの2ヶ月くらいはちょっと停滞気味という印象もありますが、それはおそらく新しいことに取り組めていないということに起因しているのかもしれません。

開始した当初は「ピンボケ」「ブレ」「キャプションの表示とタイミング」等様々な改善点があり、新しいアプリを導入したり撮影機材を投入したりと抜本的な対策を行うことで日進月歩であったものの、ここ最近は大きな変化を示すことができず、よって動画を見てくれる人にとっては「変化がない」ように感じられるのかもしれません。

なお、これまでのいくつかの対策によって感じたのは「何かをすればなんらかの反響がある」ということ。

そういった意味ではダイナミズムがあるとも言えますが、まだまだ技術的そして時間的限界によってやりたいと思ったことすべてを実現できているわけではなく、ぼくの成長速度が鈍ったことがチャンネル登録者の停滞につながっているのだと思われます。

そして、ここで考える必要があるのが「今後、何をすべきか」という技術的課題の整理、そして「今後の方向性」。

前者については撮影そして編集など様々な問題をいまだ抱えており、これらについてはリストアップ済みなので、ひとつづつ解決してゆくということになりそう。

そして後者の「方向性」ですが、これはいまだに決めかねているところで、「もっとクルマの買い替え速度を早め、クルマの買い替えをメインコンテンツとするか」と考えたり、「いや、買い替えは労力がかかるので得策ではなく、であれば購入したクルマをカスタムする過程を紹介するDIY系でゆくか」と考えたり。

そのほかにも「クルマ以外」の方向性を見出すべきかどうかも現在思案中で、というのも今後自動車産業は縮小する一方であり、かつハイブリッドや電気自動車がメインの時代となってしまえば、クルマに興味を持つ人が確実に減ってしまうため。

ただ、それはまだ10年以上先のことだとは思うものの、今から考えて手を打つ必要もあり、いろいろと試行錯誤を繰り返すことになりそうです。

そしてそのほかに考えるべきことが「もっとパーソナリティーを出してゆくかどうか」。

つまり、動画に自分自身を登場させ、自分の口で何かをしゃべるかどうかですが、これについては今現在「行っておらず」、しかし動画に出たくないというわけでも、出ることができない理由があるわけでもなく、ぼくとしては「別に動画に登場しても構わない」と考えています。

ただ、実際にやってみるとわかると思うのですが、誰もいない状況や、人がいない状況で無反応のカメラに向かってしゃべるのはけっこう抵抗があり、これについてはある程度の訓練が必要かもしれません(もともとぼくは独り言をいうタイプでもない)。

さらに音声を入れるとなると「1発撮り」で成功させるのは至難の技で、かつ試乗時のように「やり直しが効かない」状況もあり、保険をかけるとなると音声は別に撮ることになると思われ、であれば収録や編集に多大な時間を要することになるわけですね。※試乗時に、試乗そっちのけでカメラに向けて話し続けるわけにもゆかない

よって動画に自分自身が登場するのはそうとうな労力を要することになるため、現在は「対応できていない」ということになります。

ちなみにぼくは世間に伝えたいこと、伝えるべきことはとくになく、加えて有名になりたいとか、人々を笑わせたいとかそういったことは全くなく、それも方向性について決めかねているひとつの(あるいは大きな)要因かもしれません。

そしてホームページ/ブログを20年以上続けているにもかかわらず、未だ「何をしたいのか」自分でもわかっていないので、Youtubeにおいても目的を見つけるのもまた難しいのかもしれません。

なお、ユーチューバーをはじめて思ったのは「動画を撮るのは結構難しい」ということ。

これは技術的な問題というよりも環境上の問題であり、新車発表会などで人がたくさんいる中、邪魔にならないように思ったような角度にて、そして撮りたい部位を撮影することは非常に難しく、かつ片手にでもモノを持っていればビデオカメラの操作も難しかったりするわけですね。

今までぼくは、こういった新車発表会などで一番前に陣取り、一生懸命動画を撮っている人を見るたびに冷ややかな目線を送っていたわけですが、まさか自分がそうなろうとは、という感じです。



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2020年11月04日 イイね!

最近買ったモノ、「ナイキ ISPA エア マックス 720」。ドットだらけの姿に恐怖を覚える人も多いらしい

最近買ったモノ、「ナイキ ISPA エア マックス 720」。ドットだらけの姿に恐怖を覚える人も多いらしいさて、先日購入したオデル・ベッカム・ジュニア選手をイメージしたナイキのスニーカー、エア マックス 720 OBJ スリップに続いて購入したのが「ISPA エア マックス 720」。

こちらは購入したランボルギーニ・ウラカンEVO RWDの内装色を意識した「ブラックとオレンジ」。

よってウラカン乗車時に活用することになりそうです。

ちなみにぼくは「ウェッジシェイプ」を持つ靴が(スニーカーに関わらず)大好きで、つまり爪先が上がっていないシルエットを好み、その意味ではこのISPA エア マックス 720はかなり好みに近い形状を持っている、と考えているワケですね。



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2020年11月04日 イイね!

ポルシェ・マカンS納車後1ヶ月の印象!「思いのほか燃費がイイ」「カイエンと間違えられる」「早くもトラブル発生」

ポルシェ・マカンS納車後1ヶ月の印象!「思いのほか燃費がイイ」「カイエンと間違えられる」「早くもトラブル発生」さて、早くも納車から1ヶ月経過したポルシェ・マカンS。

ぼくはこれまでマカンS含めてポルシェを5台乗り継いでいるものの、「(ポルシェの)SUVは初」(986ボクスターS→997カレラ→981ボクスター→718ケイマン→マカンSという流れ)。

よって新鮮に感じる部分がかなり多く、ここで現時点での印象を述べてみたいと思います。

事前に理解しており、織り込み済みの事象ではありますが、「やっぱりデカイ」というのは改めて感じるところ。

マカンの全長は4,695ミリ、全幅1,925ミリ、全高1,625ミリ、ホイールベース2,805ミリ、最小回転半径は5.6メートルで、ぼくが日常的に出入りする範囲ではなんらかの制限を受けることはないものの、これまで「一発」で入っていたところを2~3回切り返さなくてはならないこともあります(まだ慣れていない、ということもある)。

ちなみに718ケイマンは全長4,385ミリ、全幅1800ミリ、全高1,295ミリ、ホイールベース2,475ミリ、最小回転半径は5.2メートル。

感覚的には、「幅が大きい」というよりはホイールベースの長さに起因する挙動の差に慣れない、といったところです(幅の広いクルマについては、これまでレンジローバー・イヴォークや各ランボルギーニにて経験済み)。

ただし現状ではサイズに困っているわけではなく、あくまでも「今までこのサイズのクルマに乗ってこなかった」ため、感覚を調整するのに手間取っている、ということになるのかもしれません。

マカンSのエンジンは3リッターV6ツインターボ、そして重量は約2トン。

ポルシェの公称値だと燃費はリッター9.1キロなので、実際は「7~8キロくらいか」と考えていたものの、この1ヶ月で1,600キロ、そして718ケイマンと同じ道を走ったところでは「リッター10.3キロ(オンボードコンピューターの表示で)」。

なお、ぼくはみんカラに記録を残すようにしているのですが、それによると「リッター10.19キロ」なのでオンボードコンピューターと大差ない数字であり、この排気量と重量、そして4WDということを考慮すると、望外に燃費がいいという印象です。

参考までに、これまでに乗っていたクルマの一部につき、燃費は下記の通り(みんカラの記録上)。

・ポルシェ718ケイマン・・・11.93km/リッター
・ランボルギーニ・ウラカン・・・6.19km/リッター
・ポルシェ981ボクスター・・・11.16km/リッター
・ランボルギーニ・ガヤルド・・・6.14km/リッター
・アウディTT(8S)・・・12.55km/リッター
・レンジローバー・イヴォーク・・・9.34km/h

ぼくは常々、ポルシェに対して「高級車」という表現を用いられることについて違和感を感じており、というのもポルシェの価格は「高級車を作ろうと思って」あの価格になったわけではなく、「ポルシェの求める運動性能を追求したら高くなってしまった」結果だと考えていて、よってポルシェは高額車ではあるが高級車ではないというのがぼくの持論であったわけですね。

ただ、それはスポーツモデルに限っての話であって、マカンに乗った印象としては、「妥協なく作られたポルシェ製のクルマ」というよりは「より多くの人に受け入れられるように作られた高級車」。

しかしながらそこにはポルシェらしさがしっかり反映されていて、安定感やピッチ、ヨーといった車両の制御、ハンドリングはやっぱりポルシェ(レクサスのSUVのようにフワフワしたり、揺れ戻しが来ず、揺れが一発で収まる)。

ただ、その上を行くのがレンジローバーだとも考えていて、このあたりは話すと長くなるため(かつ、単純に比較できるものもでないため)、機会を改めようと思います。

この件についてまとめておくと、マカンはポルシェのスポーツモデルとは全く異なるライン上の乗り物で、作られた目的そのものが異なり、しかしSUVとしての完成度はポルシェにしか達成できない領域にあって、これまでのポルシェとは異なる評価軸を用いる必要がある、ということ(このクルマにポルシェのスポーツカー同等のドライバビリティを求めることはできないが、また違う素晴らしさもある)。

そして上述のように、マカンはおそらく「高級」を標榜して作られているので、ポルシェのスポーツカーレンジではオプションとなっているものも多数「標準化」されています。

このあたりはアウディのパーツや機構を使用したりと「フォルクスワーゲングループに属していることの恩恵を強く感じる」ところで、(共有を嫌う人もいますが)ぼくは「ありがたい」と感じる部分でもあり、そういった快適装備についてメリットを享受している立場でもあります。

ちなみにシートは大きく分厚く、足回りは快適で、防音や制振も行き届いており、まず乗り心地には同乗者からも不満がでないレベル。

参考までに、サスペンションを「スポーツ+(スポーツのもう一つ上)」に入れると、718ケイマンのノーマルサスペンションと似たようなフィーリングになる、と感じています。

加えて、アッカーマンジオメトリに起因し、(ポルシェのスポーツモデルで発生する)ステアリングをギリギリまで切ったとき、そしてタイヤが冷えているときに出る「ボリボリボリ」という音と振動が出ないのは精神的に安心する部分でもありますね。

なお、マカンに乗っているとかなりの確率でカイエンと間違われることがあり、「あ、カイエン買ったんだね」と言われたりすることが多々あります。

これについては「カイエンとマカンとの区別がつかない」というよりも、「ポルシェのSUV=カイエン」という図式が一般に定着していて、マカンの認知度が異常に低いためなんじゃないかという印象(マカンを知らない人も多い)ですが、カイエンと間違えられてしまったときに「マカンだと訂正するのに」ちょっと気を使ったりします。

そのほか、「ブレーキホールド」についてはちょっとクセがあり、アイドリングストップ中にブレーキホールドを作動させ、そこからアクセルを踏んで坂道発進しようとすると、エンジンが指導してクラッチが繋がるよりも前にブレーキホールドが解除してしまい、「一瞬下がる」模様。※これが下り坂だと「下がる」

アイドリングストップが作動しておらずエンジンがかかったままだとこういった現象は起こらないようですが、状況によっては「要注意」。

たとえば下り坂にて縦列駐車しようと考えたとき、なんどか切り返しをするとしますよね。

前後にクルマがいて、かつスペースがギリギリで、前のクルマにかなり近づいた状態でリバースに入れ、そこでアイドリングストップが作動した場合。

そこからアクセルペダルを踏んでバックしようとしたとき、一瞬「下がる」ので前のクルマに当たりそうになってしまい(こちらはブレーキホールドを信頼しているので下がるとは思ってない)、しかしそこで驚いてアクセルをぐっと踏むと、今度は後ろのクルマに当たりそうになることも。

よって、こういった状況ではアイドリングストップを「OFF」にしておいたほうが良さそうですね。

「トラブル」については一度だけ経験しており、駐車した直後に「故障 要修理 走行可能」という表示が出ており、しかし1日放ってくと表示が消えたため、おそらくはセンサーの異常だったのだろうと考えています(ポルシェにはよくある)。

現時点では今まで乗ってきたポルシェとの相違に戸惑うばかりですが、乗って楽しいクルマに変わりはなく、「買ってよかった」と思える一台です。



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「 フェラーリ296GTBの任意保険は年間いくら?ランボルギーニ・ウラカンの倍、ローマとポルトフィーノの約1.8倍 http://cvw.jp/b/261031/48568901/
何シテル?   07/28 16:16
登録名は「intensive911」ですが、HNは以前より「JUN」で通しています。 ランボルギーニ・ウラカン、ポルシェ・マカンS、ホンダCBR250RRに乗...
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