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2024年03月08日

パロマ湯沸器のインターロック解除覚え書き

パロマ湯沸器のインターロック解除覚え書き 昨日うちの湯沸器(パロマ製PH-5BX)が点火しなくなった。
どうも母が換気せずにコンロで焼きものしながら使ってたら湯沸器の一酸化炭素濃度が一定値を超えたらしく安全装置が働いたらしい。

普通は換気して一酸化炭素の濃度が下がればまた普通に使えるが、濃度が下がらないうちに連続3回点火操作をすると「インターロック」がかかってしまい、こうなるとメーカーのサービスマンを呼んでインターロック解除してもらうしかない。
夜中だったがさっそくパロマに電話したら「最低でも7500円かかります」と。

自分でなんとかできないかとネットでいろいろ探したが、いわゆる「10万回使用の警告灯の点灯」の解除はたくさん出てくるけどこのインターロック解除は安全上重要だからか見つからない。
それでも時間かけて探したら機種は違うがヒントが見つかり、それを少し変えて試したらついにインターロック解除できた!

今回はその手順の覚え書きです。

1)まずツマミをいちばん低温の位置に。alt

2)下部のプラパーツを引っ張って外す。
alt


3)するとネジが1本あるのでそれを外し、ツマミを引き抜けばカバーが簡単に取れる。

4)左側に電気部分が見える。
alt


5)赤で囲った部分、左からリセットボタン・ジャンパーピン・電源コネクター。
alt


6)ここからインターロック解除手順。まずは電源コネクター(赤黒線)を抜く。
alt


7)次にジャンパーピンを右寄りから左寄りに差し替える。
alt


8)ここから重要。リセットボタンを押したまま電源コネクターを挿す。するとランプが数回点滅する。

9)そのままリセットボタンを押したままジャンパーピンを元の位置(右寄り)に差し替える。そうするとまた数回ランプが点滅する。

10)ランプの点滅が消えたらリセットボタンから指を離して終了。カバーを戻す前にツマミをつけてお湯の位置まで回して点火してお湯が出るか確認する。

※一度の作業でうまくいかない場合は6〜9の操作を2〜3回繰り返してください。
とくに電源コネクタを抜いてから少し時間をおく(30秒から1分くらい)といいと思います。これは内部のコンデンサー等に残っている電気が完全に消えるまで待つためです。

※もし一時的に解除できてもしばらく使うとまたインターロックかかる場合は換気のほかに以下の「ノズル掃除」操作を何回か行ってみてください(説明書にやり方は書いてあります)。このノズルが汚れていると不完全燃焼と機器が判断してインターロックがかかることがあるとガス会社の人が言っていました。

alt

↑ノズル掃除の手順。
この説明では「ガス栓、給水元栓を閉める」と書いてありますが、実際にはその必要はありません。操作ボタンを押さずにそのまま「ノズル掃除の位置まで回して数秒水を出しては戻す」という動作を数回繰り返せば大丈夫です。


ちなみに10万回使用の警告灯消去は「電池を抜いた状態でリセットボタンを長押したまま電池を入れればOK」らしい。
ブログ一覧 | 日記
Posted at 2024/03/08 13:01:51

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この記事へのコメント

2024年3月8日 15:30
素晴らしいです。(*゚∀゚)
コメントへの返答
2024年3月8日 21:23
正しい手順ではないと思うのでほんとはこういうの載せるの良くないのでしょうけど…あくまで参考になればと。

しかしこういうサービス出張で7000円とか8000円とか取るのもプリンタ商法に近いものがあるなと感じます。
2024年9月24日 16:32
コメント失礼いたします。

ご自身で瞬間湯沸かし器を修理されたとのこと、大変素晴らしいですね。業者に修理を依頼すると8,000円もかかるのはとても痛い出費ですので、ご自身で解決できたのは本当に素晴らしいと思います。

我が家の湯沸かし器はPH-5BVですが、インターロックがかかってしまい困っています。そちらでお使いのものより古いタイプで、ジャンパーピンの配置が少し異なるだけでしたので、記事に沿って試してみましたが、改善しませんでした。

記事内の8)の手順では、ランプの点滅はなく、1回「ピッ」と鳴った後、数秒して2回鳴りました。9)の手順では、ランプも音も反応がありませんでした。何度か試しましたが、結果は同じでした。

大変恐れ入りますが、もし他にお考えの方法がございましたら、ご教示いただけますと幸いです。
コメントへの返答
2024年9月24日 17:11
機種が違うと手順も違うんでしょうか。

ただこの解除手順もたぶん正規の手順ではないと思います。あくまで素人のやってることですので。
たまたまこの手順でやったら点火するようになったという結果オーライな感じです。
だからいろいろ試行錯誤するしかないと思います。

それでもダメならやはりパロマを呼ぶかその機種の使用年数によっては買い替えてしまうのも仕方ないかなと思います。

あとは個人経営のガス屋さんとかから正規の方法を聞き出すとか。教えてくれる可能性は低いですが。
ガス会社の正規店やパロマ正規店では絶対に教えてくれないと思いますので。

パロマ製品は過去に一酸化炭素中毒で死亡事故を起こしているのでメーカーが神経質になるのはわかるのですが、そのおかげでこのインターロックに悩まされているユーザーが多数いると思います。

実はこの記事を投稿してからこの記事が私のブログのアクセス数でずーっとトップなんです。
それだけ皆さんこのインターロックに困っているということだと思います。

そもそも点火しないと普通は3回くらい連続でポンポンと自然とボタン押してしまうのが人間の心理だと思います。
たったそれだけでロックかかるなんてのはもうそれを狙って設計してるとしか思えません。
普通ならたとえ連続で何回もボタン押そうが一定時間(たとえば30分)経って一酸化炭素濃度が正常値に下がればまた使えるようにするべきだと思います。

それをしないのはこれによってわざとロックかけてその修理費用(解除費用)で儲ける手段なんだと思います。
2024年9月24日 17:38
早速のご回答、ありがとうございます。

古い機種ではありますが、購入して4~5年なので、買い替えるのはもったいないと思っています。リセットボタンやジャンパーピン、電源コネクターを使って、いろいろ試してみたいと思います。それでも解決しない場合は、いつもお付き合いのあるガス・水道屋さんに来てもらい、作業を見学しようと思っています。

真摯にご対応いただき、ありがとうございました。
2024年9月25日 12:23
昨夜と今朝、アドバイスを参考にしながらいろいろと試した結果、問題を解決できました。おかげさまで、馬鹿にならない出張修理費がかからずに済みました。本当にありがとうございました。
コメントへの返答
2024年9月25日 12:31
問題解決できて良かったですね。
上でも書きましたがこれで悩んでる人多いと思うんです。
解除だけでこんなにお金取られてはたまりませんからね。

それとお知り合いに業者様がいるのは強いですね。

私も中学の同級生が水道屋やってますがトイレのリフォームはお願いしましたが、ガスまでは担当かどうか聞いていませんでした。

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「サイレンサーが寂しかったのでドッグファイトレーシングのステッカー貼ってみた。ドッグファイトといえば青いサイレンサーというイメージなので違和感ない感じ。」
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