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エボコのブログ一覧

2018年09月06日 イイね!

水の温度・・・続き💧

終わったはずだった、やれるだけの事はした・・・・だが!続きがあった。



ストリートでは完璧だった電ポン制御、外気温が5℃下がった今日・・・高速を長距離走らせることにした。

助手席にはパソコンをセット、細かい修正があるだろうと一応積み込み料金の安い知多中央道を美浜に向け快調にスタート。

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大府から走りだし南へ向かう、おお!めちゃくちゃ良い感じ♪と思ったのも数キロ、上下を繰り返していたはずの入口温度が下降していく、それに伴い出口温度もゆっくりと下降。

「どこで止まるかな?」と注視していたのだが一向に止まる気配がない・・・そんなに無茶苦茶外気低くないが・・・電光板の気温は31度・・・現在の入り口温度は64℃、出口温度68℃💧これはさすがにマズいw

以前乗っていたサーキット専用プリメーラはエアコンレスで真冬に同じ道の走行で58℃を記録した事はあるが今はまだ夏・・・たまらず途中で下車、ファミマにイン。

止まれば上がる水温、だがここまで冷えるとは予想外、困った・・・仕方がない、あれやるか。。

ファミマに入りタバコを買うついでに店員のお姉さんに「すみません、段ボール分けてくださいw」

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快く段ボールをいただきシルビアに戻り・・・サイズ的にこんなもんかなとビリビリ破りラヂエーターの前に挿入。

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様子を見ながら高速に乗り走り出すと・・・下がってきたドキドキ・・・止まった!入口温度77℃、ヨシ!いけるかも・・・ついでにどのくらい塞げばどのくらいで安定するか一発で出たしww

その後ペースを上げてみたり下げてみたり混雑に紛れてみたり・・・変わらない!入口出口温度差もピッタリ5℃以内で収まっている・・・やはりラヂエーター冷え過ぎか。。



だが塞ぐにも問題がある、うちのシルビアは運転席側に16インチのエンジン用ファンが1基、助手席側前方から押し込みのエアコンファンが1基、どちらを塞いでも電ファンの“抜け”に問題が出てモーターが焼ける。

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まぁこのあたりの対策はすでに考案済みなので材料だけ買いに・・・と言う事で、近くのコーナンへ物色・・・まぁ0.8で何とかなるだろw

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サイズはラヂエーターの約1/3塞いで丁度なので加工することを考えて・・・型取り完了。

本来なら軽量化を考えてラヂエーターを小さくする方が無難なんだろうが、いずれのVE化した時熱量が上がりでは困るので今回は塞ぐことにした。

新たに分かったことは・・・塞いでも出口温度に変化はなし、当然入口温度は1℃だけ上がったが、エンジンファン8割塞いでもそれほど大きな変化は見られない。

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帰りの高速で最低温度は以下の通り

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混雑に入り長いこと走行風が当たりにくくなっても

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塞げば多少のリスクがあると考えていたが・・安定する方向にだけ動くとは思わなかった、やはり温度はトータルで考えんとダメだな。。
Posted at 2018/09/06 18:24:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | エンジン | 日記
2018年09月05日 イイね!

水の温度

台風一過の今日、片付けしないといけないしネットワークはトラブってるし。。



ちょうど良いタイミングでコメント頂いたので気分を変えるため、水の事をもう少し調べてみることにした。

あっ最初にお断りしておきますが、この検証はあくまで参考としてください

と言うのも冷却については様々な考え方や方法などが多くそれぞれで理想が違うし、計測機器にしても誤差が多すぎるので正確とはとても言えません。

その為「あぁ・・・こういう動きなんだ」程度にしておいてください、気になって居ても立っても居られない方は行きつけのお店さんで相談してくださいねw


それでわ・・・改めて

ブラック180さんのコメント通り「水の流れ」については諸説聞いていたので気にはなっていた。

と言うのも組んでる最中に“?”と思う事もあった、しかし・・・そもそも過去と現代では冷却方法や冷却のためのシステム、構造も違うのでだめならVE化のついでに作り変えてしまえばいいと・・・💧

昔はシリンダーブロックのウォータージャケットにしてもかなり深めでシリンダーを効率よく冷却しようと設計されていた。

だが現代はウォータージャケットに関しても形状やら入れ方が変わった。

そもそもシリンダーブロックは上面から数センチ冷やせば問題はないと言われている、その為冷却の一番は燃焼室周りに集中されてきている。

内燃機は膨張行程で一番温度が上がるのはご存知の通りだが、膨張は圧縮上死点前で着火し上死点後に最大膨張になるよう調整されている。

その為最大膨張点からピストンが下がると共に温度は低下し排気バルブが開けばさらに温度はシリンダーからヘッドポート周りに移る、なのでシリンダーの奥底まで冷却する必要は全くない。

だが純正のポンプから押し込み式に変えると水の流れが変わりシリンダーやらヒーター側に・・・と言う話があるようでココが噂の出どころと考えている。



そもそも冷却に限って言えば下げる事も非常に大事だが安定させる方がもっと大事

だが計測点で温度が違うのが当たり前で“何度なら良いのか?”が常に一番最初に来ていろいろな説が出る。

以前、嫁のドラッグシルビアで計測したのだが、シリンダーの温度は皆さんが社外メーターのセンサーを付ける“エンジン出口側”に対し6℃~8℃ほど低い。

これは当たり前のことでエンジンに送る温度が高ければエンジンの熱を奪いラヂエーターに送り冷やす事はできない。

だがこの内燃機の冷却システムにも当然限界はある・・・いくら低い温度をラヂエーターで作り出したとしても流量を増やせばよいか?と言えば・・・熱を奪う前にラヂエーターに戻ってしまう。

その為流速が遅くなるところ(ノーマルポンプなら回転が下がると同時)でいきなり温度が上がるなどの症状が出る。

純正のポンプでは流量を回転に対しリニアに替えられたとしても限界は変えられない、下げるのも大事、安定させるのはもっと大事と言うのはココからきている。

通常ECUに送られる温度は“入り口側”これはECUの特性上、急激に温度変化が起こった時に対処が難しいからだと言える。

その為入り口に温度センサーを設けていると思われるが、社外メーターの取り付けは大体出口側、出口の温度が急激に上がってビビったとしてもその時点で対処は難しい。

センサー位置に関しては諸説あるので“どこが良い!”とは言えないが、あたしは入口派、入り口温度に対し出口温度の差がどのくらいあるかが理解できていれば入り口でも出口温度でもさほど問題はないと思う。



試しに本日、出口に温度センサーを入れて計測してみた。

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あたしの予想は最大温度差6℃以内、なるべく誤差を無くすためにセンサーはLINKのセンサーを使用し計測もLINKにやらせた。

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うちのシルビアは純正水温センサーをLINK製に交換してあるため、出口にも同じ構造でネジ径が違うLINK製の物を打ち込んだ。

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温度が正確かどうかは置いておいてなるべく誤差を出さないため・・・そうそうこういう計測する場合は本来なら計器を同一メーカーに合わせるのが絶対条件。

計器メーカーが違えば反応速度も表示温度も狂うのでこれは最低限必要。



では実測・・・んっ?温度が上がる・・・あっ!ラヂエーターキャップ閉め忘れたww



水を入れ直し気を取り直して・・・・まずはアイドルでデータ検証

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目標としていた80℃前半までは入口も出口も温度はほぼ同じ

温度が上がると当然だが入口に対し出口の温度が少しづつ高くなる、冷えた冷却水がエンジンの熱を取り込みラヂエーターに運ぶのでこれは当たり前の話

そしてアイドリング時の入口温度上限85℃・・・出口温度88℃・・・思ったより行かんなぁ。。試しに走らせてログとってみると・・・・

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まぁ予想通りに収まったかな。。実際問題、シリンダーやらヒーター前やら細かくとらないと結論は出ないが、温度的には問題はない。

グラフを見てみるとわかるのだが2段目が入口と出口温度のグラフ、下が入口温度なのだが頻繁に上下を繰り返す、それに対し上の出口温度は動きが少ない、これは回転が上がったり速度が上下したり様々な要素が加わり、必要な水温がマッチングしてきている為で出口温度が安定する。

下の青いグラフは電ポンのオンオフ、上の線がオンで下の線がオフ・・細かくオンオフを繰り返し温度を安定化させようと頑張っている。一番上のグラフは速度

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温度差も最大で6℃以内だが、予想外の事もわかった。

どこまで走ってもどこまで踏んでも・・・入口温度は動く動く・・・75℃から85℃・・・だが出口温度は87℃から89℃でゆっくり推移している・・・ここらがうちのシルビアの現状の冷却システムの限界点かな。。

ポンプはほぼ全開、ラヂエーターに風も当たり冷やしている、ポンプで送る量(スピード)を変えてもほぼ変化なし、エアコン切ると1℃低下で88℃が上限。

アイドルで85℃位までが下限限界だったので渋滞等で90℃越かなと思っていたが、意外や意外89℃でそれ以上は上がらず。


今日の結果・・・
入口温度は75℃から85℃を動きが早く推移、出口温度は入口温度に対し85℃から89℃をゆっくり推移しアナログ針メーターなら動きはほぼ分からないと思われる。送った水量に対し冷却水が温度を取り込みラヂエーターに送り4度ほど低下させた後またエンジンに送る。変温層は今のところ確認されていない。送る水温と出る水温の差が15℃を超えると金属にダメージを与えるのでここはしばらく確認が必要。




計測方法で誤差や表示は全く違ってくるので、これが正解とか不正解とは言いませんので注意してください。

次は流量計をつないでどのくらいの流量が出るのか?を検証したのち、改めてシリンダーの温度やヒーターの温度を調べます♪
Posted at 2018/09/05 20:15:29 | コメント(3) | トラックバック(0) | エンジン | 日記
2017年10月09日 イイね!

軽さは正義。


って、昔誰か言ってたなw



数日前、ネットを徘徊していて何気に目が止まった。

“CPキャリロ SR20VE 鍛造ピストン 86.5Φ”

んっ?キャリロにVE用ピストンが設定されている、しかも圧縮12.5:1の鍛造品。

しかしなぁ・・・大味のアメリカ製、コンロッドは有名だがピストンはどうなんだろ?



見つけちゃった感満載の部品は気になる気になる。。

ちょっと聞くだけ(で終わる訳がないw)と輸入元に電話。

データを教えて欲しいと言うと細かく教えてくれた。



鍛造で86.5Φ、クラウン容積5.7cc、重量333g・・・ん?

この重量はS15オーテック純正同等の重量じゃないか?

鋳造より重くなると言われる鍛造でサイズもコンマ5オーバー

鋳造より強度が高く膨張比も安定する・・これはひょっとして良いかも!



次期エンジンは圧縮12を目標としているので、

教えてもらったクラウン容積を使い計算、ヘッドはNAPRECのハイレスポンス、

燃焼室はヘミサークルを予定しているので・・・行ける!

しかも、精度や製造状態が良ければDEのオーバーサイズでも使える。

DEのコンマ5オーバーサイズや1mmオーバーサイズも設定がある。

圧縮設定やりたい放題ww



実はDEのチューニングで一番難しいのがピストン。

純正オーバーサイズコンマ2は有るのだが、精度が今一つで耐久性が問題。

N15 SR16VE N1ピストンならまともだが少し重いしコンマ2以上はない。

実はコンマ2以上のピストンは純正社外含めてほぼラインナップがない。

世界はどこか“ターボ”ありき、NAはアンマリ売れないから仕方ないんだけど。

つまりコンマ2オーバーのブロックを潰すと、ブロック交換なりスリーブ特注が必要。

これは助かる、しかも重量も軽い・・・あとは精度。



と言う事で取り寄せてみましたw

こう言うモノは現物で計測するのが一番!人柱バンザイ(違)

届いたピストンの箱は、見た目普通(当たり前w)



開けてみると・・・おぉ!見た目はきれい(だから当たり前ww)



テンション上がる~(病気)

付属されていた仕様書を照らし合わせながら各部を計測。

少々誤差は大きいものの、純正に比べたら満足。



ついでに重量も図り・・・仕様書より軽いw



NAはターボと違い馬力アップが難しい。

しかし高バランスのエンジンにする事により“数字に出ない速さ”が手に入る。

事実、サーキットを一緒に走った“ヤマシる”さんのS15は同じオーテックベースだが、

明らかにレスポンスや馬力トルクはほぼノーマルのあたしより格段に上。

これは楽しみになってきた!気筒重量を1kg切れればかなり有利。

気筒重量が10g程度減るだけで、メタルに与える影響は数トンも下げられる。

ポンと馬力のあるエンジンを積むだけではチューンドとは言わないし、

やろうと思ったらプライベーターでも出来る、それはおっさんのスタイルではない。



細部を詰めVEをさらに進化させます・・・の前に、予算作らないとww
Posted at 2017/10/09 08:44:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | エンジン | 日記
2017年10月05日 イイね!

腰下


工場の片隅を借りまずは使用する腰下のチェック。



10万キロ目前で積み替えたS15オーテックの腰下を分解。

各部分を計測してダメな部分は排除する為に細かく計測していきます。



ピストンをシリンダーから抜き、クランクシャフトもおろして、

まず目視でチェックしながら洗浄開始。



んっ?・・・コンロッドメタルにいやな打刻痕があるぞ。





クランクメタルの1番と5番にも・・・1番なんかギリギリだったじゃん。。



店の話では嫌な音があったので、違うエンジン組直し積み替えさせたと聞いてるが、

この症状は量産エンジンに良く見られるトルク管理が出来ておらず、

更にはオイルポンプがトラブっていないか?

オイルポンプは作り直すから良しとして、各部精密測定しないと。。

クランクシャフト反ってなきゃいいけれど(怖)



よく“当たりハズレ”と言われるが、たまたま全てがバランス出ると良いエンジンになるし、

はずれを引くとこんな風に耐久性の低いエンジンになる。

量産品である以上仕方の無い事だが、こうなると腰下はフルバランスしないといかんな。。

仕方ない、クランクシャフトから対策していくか・・・金額が怖い(爆)
Posted at 2017/10/05 09:20:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | エンジン | 日記
2017年10月04日 イイね!

準備。


少しづつ部品の入手が進むニューエンジン。



縦置きVEを作るのはあちらこちらでされているので、そう大変な事では無いが、

エンジンは理解して作らないとあとで痛い目を見るので、まずは部品比較と問題点洗い出し。



今回使うヘッド自体はP11系 SR20VE、腰下はストックのSR20オーテック。

ヘッドパーツはN15 SR16VE N1を予定している。



そもそもSRのVVLエンジンは横置きしか無いので、縦置きとは少しばかり相違点がある。

特にVVL機構の構造のせいで有るべき所に物が無かったり、無い物が有ったりw

“ポンっ”と詰めたら簡単でいいんだがなぁ。。





まず、縦置きSRには4番シリンダーの後端にオイルパンへのリターンがある。

ところがVVLには油圧の経路が通るためかこれが無い。

片方はあるので戻りそうに思うのだが、フル加速した場合ヘッドのオイルが一気に後ろに溜まり

リターンが追い付かなくなる・・・経路のあるSR20でもこの症状が出る。

これはどこかにオイルパンへのオイルリターンを新設しないといけない。

フル加速中にエンジンブローを起こすSRは殆どがこの問題でオイルポンプのエア嚙みが原因。



VVLの油圧経路も新設しないといけない。

そもそもNVCSのカムプーリーでのバルタイ可変と違い、



ロッカーアームがシャフトで取り付くVVL、

“ロッカー飛び”が無い代わりにこのシャフトが意外に大事。



油圧ソレノイドに電気信号を送りソレノイドが動くと、



ロッカーシャフト内をオイルが通りロッカーをロックする構造。



シャフト内に小さな油穴が開いておりここからロッカーassyに油圧をかける。



通常は油圧が掛かっていない為、センターのHI側はフリーになっていて

ソレノイドが動き油圧をかけるとセンターの下にあるカムが油圧で押され



ロックしてセンターのHI側ロッカーがロックされる構造。



当然、油圧が低いとトラブルになるし、現代の油圧を沢山使うエンジンはどれも同じ。

油圧低下は良い事など何もない。



だが縦置きのSRはオイルポンプが弱い。

これは何とか対策を考えないとエンジンが持たんかも知らんww

まだまだやるべき事が沢山有るが、来年春には完成させたいなぁ。。


Posted at 2017/10/04 16:09:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | エンジン | 日記

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何シテル?   08/21 12:19
エボコです。 おっさんです。。 夫婦ともども車馬鹿で困りますw 車は走ってナンボ、その為にノーマルで乗る事は殆どありません。 いつも...
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