ひょんな事から…昨年秋にエンジン組むのとECUを頼まれた。
初めは依頼者との距離もあるしストリートを走れない車なので難しいかなーと思い断ろうかと考えたのだが、何とか普通に走れる車にしたいと言うオーナーの思いと情熱を感じて受けることにした。
この時点で納期は半年、まぁ何とかなるか…とあんちょこに受けたのだが、加工のやり直し、納期順延でエンジン加工が上がったのが
まさかの2月後半😓…間違いなく死ねるパターン💦
エンジン組んで終わりならまだしも…ECUの配線も引き直さなあかんし、慣らしでどこかのサーキット走らせなあかんし…ここから休みなしの(と言ってもこの以前もほぼ休めていないw)が開始。
ギックリ腰を誘発しながら…片足引きづりながらエンジン組み上げたのが3月上旬。。
エンジン乗っけて配線引いて火が入ったのが、イベントまで2週間を切っていた。
いつもなら車両のハーネスを使えるものと使えないものを分けて整理して制御するのだが…そんな時間あるわけない、嫌な予感しか無かったため
あらかじめエンジン制御電源にはPDMを使わせてもらっていた…コレで時間は大幅短縮。
あとはメーターパネル作り直したり計器の処理したり保安部品を動く様に配線引き直したり。
慣らしの時間も無いので、それを加味してエンジンは組んであるので…3,000rpmまではコチラで当たりつけ。
問題はセッティングと細かいチェックだが…ココはお知り合いの機械をかり高回転はセット完了、この時点で本番まで6日😰
仕方ないので一旦オーナーに車両返却して、やる事伝えてあとは現場でと言う事で37年ぶりに
筑波TC2000(昔はTC2000なんて名は無かったw)なう💧
愛知を朝3時にヨメと緊急要員でお友達2人を拉致して410km…なんだツクバ近けーじゃんw
早速、細かい部分をチェックしてどう言うデータが出るか全く周回走って無い電動ウォーターポンプを設定調整、急遽引き直した油温も未知数。
あたし的に過去2輪で2度しか走った事がないツクバ、古い記憶をおこし‘冷やす場所がない’のを対策させるためGTシルビアと同じポンプを組んであった。
練習走行ではまずまずだったので、特定要因の時だけ上がる水温を見越し調整、エンジンの状況を確認しその都度修正、本ちゃんのブーストも負荷の違いで上がり切っていないがこの段階でリスクは避けようとなりこのまま行く事に…まずは目標の走り切る事と壊さない事に集中。
細かいチェックをしながら予選を何とか走り切り…一安心、だがまだ問題は山積していて現場でやれるギリギリまで調整を繰り返した。
こんな状況だったからゆっくり車を見て回ることもできず、写真もほぼ撮れず…ちょー集中モードで体のあちこちが痛い。。
頭がいっぱいいっぱいになると…ヨメが見計らった様に‘散歩行こ♪’と車から引き離しサーキット内をウロウロ😅
ヨメはこう言うもの見つけるの本当に早いw
買い食いしながらヨメの大好物‘BNR32’を見ながらブラブラ。
お友達さんが走るの見たり
おぉーR30大集合見たりw
気になるシルビアのエンジンルーム見て、使用している部品から出力トルク、性能やバランスを頭で計算し本番の対策練ったり…😅
何とか
本戦のグリッドまで来た。
まぁ結果は…些細なトラブルでリタイアだったけれど、エンジンも快調を維持しているし、撮れたログからまだいける事も分かったし、問題点も見えたのでまた次回と言う事かな。
トラブルが出た時はヒヤッとしたけど、神が‘まだまだこれから、今日はこのくらいにしておけ’と言ってるみたいで何か気が抜けた。
久々の周回ゲーム…楽しかった♪
何か若い頃を思い出した、やはり‘俺が1番ゲーム’は楽しいw
午後3時半、ツクバを後にして復路スタート…が!
度重なる‘事故渋滞フェアー’に捕まり…愛知に帰着したのは11時過ぎ、実に7時間半💧
やはり…筑波は遠かったww
Posted at 2024/03/25 10:28:42 | |
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サーキット