前回、ラヂエータ屋さんに非常に失礼なオーダーをした‘冷えないラヂエータ’なんてホントにぶん殴られるかと思ったが…
ちゃんと‘案’を出してくれて、お願いする事にした。
冷やしものは本当に難しい、たぶん1発で行く事は無いだろうし、失敗したらゴミになる事確定で1発目を頼んだ。
オールアルミ製36mm厚コア、コアハイトダウン、フィラー口無し、S13取り付け位置、アッパー口移動etc
36mm厚コアは‘ダイワ’にもあるけれどどのくらい冷えるのか全く未知数であり値段はちょー高額💧
今回はコア自体の内部も変えてもらった。
と言うのも…アナログなポンプと違い水の抵抗が大きいのはモーターの負担になると考えたから。
ラヂエータ自体、電動化したら純正で充分と言われることも多い、しかし近年の夏の暑さを考えると樹脂のタンクは危険度が高い。
事実今年の夏は非常に暑くプラの割れトラブルが頻繁化した、この先気温が落ちるとは考えにくいのでオールアルミ化は必要と考えた。
コアハイトダウンは、単に見た目の問題もある💧
コアサポートから飛び出すのはイメージ的に目立つ、本来32mm厚で作ろうと考えたがコアが非常に高額になる、そこでコア厚を4mm増えたけれど、高さを30mmダウン、コレで面積比でしか計算ができないけれど
現在より66%に抑えることが出来た。
あくまでコア面積の計算なのでこの通りにはならないけれど、現在のHPIサイドタンクラヂエーターは旧モデルでコア厚50mm、その夏場のコア体積が11,644、今年冬の防風板ありで5,894(51%)だった。
この数値からしてもノーマルの体積で充分だと考えられる、メーカーからもノーマルコアをアルミで作りますか?と言われたのだけど、そうすると夏場の渋滞はかなり厳しい(ってもそこだけなんだけど…厳しいのはw)
しかもコア内部をレーシングと言われる内部にフィンが入ると冷えるけれど抵抗は増す、そこで通常のストレートチューブにしてもらい厚さを増やし、更にアッパータンク内にプレートを設けてもらいコア全体で冷やせる様にした、コアサイズが小さくなったことで体積は66%まで抑えられた。
体積66%と言っても着けて見ないと分からない、予想ではコアの水の流れも上から下に変えたので現在よりは冷えないだろうと考えている、とは言え…ポンプの流量には多少余裕がある。
冷えてる側はほぼMAX、これ以上下げるのはどうなのか?と思うが冷えが欲しい側はまだ余裕がある。
水の流れのコントロールは難しいけれど、ある一定流量のところ(上がりも下がりもしない)が見つかれば何とかいけるだろうと考えている。
気泡が溜まりやすいフィラー口も無しにしてもらった、フィラータンクは作り直してあるのでコレもいらない。
つまり…使えなかったから売っても‘水が入れられないラヂエータ’のためゴミになってしまうという博打w
電動ファンのシステムも変更する。
ラヂエータファン用に14インチの引き込み1発とコンデンサ用に押し込み1発
実はカッコ考えて引き込み2発にしたのだが…エアコン炊くとコンデンサを冷やしきれず、高圧が上がりエアコンが停止してしまう。。
そこで今年はやむなく水温でファンオンをエアコンでも2発共オン、ところがコレが水温下げる原因にもなっていた。
夏場、エアコン焚いてバイパス走ると83℃、水の流れを変更してやっとこ85℃、エンジン音が良くなる温度まであと3℃…この3℃のためラヂエータを特注。。
世の中にあるシルビア用の社外部品はほぼターボ用、ハイチューンNAならターボ用も使えるかなと思ったが…モノによる事も分かった。
ポンプノーマルにすれば解決なんだろうけれど、ウォーターポンププーリー1個着くだけでエアコン焚いた時と同じくらいレスポンスが悪化する。
これ体感すると元に戻れないw
まぁ触る場所が無くなり飽きてしまうよりかは良いかもしれんけれど…😅
値段も思ったより(他社で同じの作ったら…恐ろしい見積もりが来たw)高く無い、某社の製品版より安いw
出来上がりが楽しみだー👍
Posted at 2024/10/17 19:13:28 | |
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