もう何年やっているのか?
メーカーの開発も相当苦労したと聞く‘電動ウォーターポンプ’、ウチのお仲間さんに某自動車メーカーの開発さんが何人もいるのだけれど‘そんなめんどくさい事やってるんですかー’とw
そもそも‘アナログ’な水温を電気でコントロールするなど正気の沙汰じゃないとは思っていたけれど…ものの見事にハマったw
冷えると言えば冷える、だが冷えすぎなのが問題。
‘冷えすぎるなら止めちゃえば良いじゃ無いですかー’とよく聞くんだけれど、止めて仕舞えばまた違う問題にぶち当たる。
単純にポンプ止めたら水の動きがなくなるので確かに水温は上がる。
だけど水が動き出すと止まっている間にラヂエーターでキンキンに冷やされた水が周り一瞬で水温が低下する。
更に止まった水を動かすのにポンプモーターに負担がかかり耐久性も急降下、とても使えたものじゃ無い。
かと言ってたくさん流せば温度を吸い取る前に流れるので水温は急上昇してコントロールが効かない。
ポンプもメーカーによって動きが全く異なりコントロールが非常に難しい。
配管一つとっても相当大変、普通はラヂエーターロアホースに割り込ませるのが一般的だがとても使えたシロモノではない。
走らせてはデータを取り何とか実用レベルまで来た。
一般道はMAX91℃(目標は90℃)あたり、一瞬92℃を表示する事もあるけれどほんの一瞬、下限は86℃(サーモ全開温度)で上下5℃の範囲に入っている。
コレはタラタラ走る時も流れている時も渋滞も全く変わらない、電ファン1機目が90℃スタートで2機目が92℃スタート、それぞれ1℃落ちると停止の設定。
設定がキツいのがバイパス、ウチのシルビアはギア比的に100kmが3,000rpm、そこまで回っていればそこそこ安定してくれるが、バイパスの中途半端な速度だと落ちてくる。
そこもなんとか対策して‘この辺りが限界か?’と言うとこまで来た。
昨日、走ってて気になる箇所が出てきた。
88℃まではゆっくり温度が変化するのに対してそこから92℃まで一気に動く…コレはひょっとして‘流しすぎ’なのか?
試しに恐る恐る流してる量を半分にしてみたら…ちょー安定💧
その情報を元にテーブルを1から作り直したw
コレがばっちり👌
外気温が高くても低くても、水温だけで無く油温も安定。
今まで電流(A)で動きを見ていたが
簡単な計算式を使い仕事率(W)に変換、コレでより理解しやすくなった。
そして今日。
始動時から90℃までログを取ってみた。
80℃までポンプの稼働率を下げ80℃からは少しづつ流動を増やしてある。
サーモはノーマルで76℃開弁86℃全開と言われている、面白いのは80℃までゆっくり水温が上がっていく。
油温は水温より暖まりにくく冷めにくいので水温も後を追う様にゆっくり上がっていく。
76℃のサーモ開弁も温度は上がっているのだが、80℃近辺で一度止まり油温が上がってくるのを待っているかの様。
予想ではサーモが開き始めある程度開弁すると水の流れが増えて一瞬冷えるのだろう、油温が上がりエンジンの温度が上がるとまた上がり始める。
水温が目標あたりで安定すると油温が同じくらいの温度になる頃には水温も油温も同じ様な動きを見せて変化が少なくなる。
水温が上がりファンが回って落ちると油温も落ちる、渋滞で油温が上がると水温は落ちにくくなるけれど走り出すとすぐに元に戻る。
今日は岐阜まで自動車道でテスト。
アクセルオフで86℃まで落ちることはあってもすぐさま87℃~88℃で安定、渋滞にハマって91℃まで上がるもののオーバーすることはなく走り出すと直ぐに元の温度で安定。
やっと一区切りがついた。
冷えない様に軽量小型化した
ラヂエーターは…逆に冷える事がよく分かって逆効果だったけれど、前の動きが非常によくなったのでOKと言う事にしたw
現在、ラヂエーターの1/3を塞ぎ、オイルクーラーコアは80%を塞いでいるけれどサーキット全開で上がるなら直ぐに外せるのでコレで様子を見ることにした。
以前使っていたEWP115は1.5年しか持たなかったけれど今回のポンプはどうか?
とりあえず…全開走行できる準備は着々と進んでいる☺️