国産の簡単なフルコンを薦めるトコが多い。
一つの理由が‘始動設定’
メーカーにデータを日本語でもらえるのは良いことだとは思う。
エンジンかかればあとは合わせるだけ…適当でもそこそこ合って走れてしまう。
だがココからが問題。
BNR32を作り上げた時に新品で購入したクラセン、エンジン制御の大元というべき物。
ノーマルECUの計算速度の遅いECUならさほど大きく問題は‘表面’に出ない、コレが計算速度を上げた途端
‘回してないのにレブリミット’問題勃発。。
しかもコレ…毎回ではなく稀に出るから厄介😓
最近の車はクランクシャフトにトリガー1(回転)を計測するセンサーがあり、カムのケツにトリガー2(ポジション)を測るセンサーがある。
だが…RBやらSRがメインな時代は
コレがクランクとカムのポジションを測るプレート、外周の線みたいな部分が360個の穴が開いててこの穴が光学センサーが通過して回転を計測、内側の穴が4気筒なら4個空いておりエンジンのポジションを計測している。
しかもセンサーがカムだけだと…クランクが回りカムを回す、その際チェーンなら伸びがさほど起きないけれど、ベルトなら一瞬で4°程度は余裕でズレる。
エンジンの回転が低い場合は問題がない、問題は5,000rpmあたりから出てくる読み込みがうまくできず飛ばしてしまう症状。
コレが
回転数のラインにガタガタになって現れる。
エンジンは回転と圧力や流量などで制御される、回転がちゃんと出ないとマトモにセッティングすらできないばかりか大きなトラブルを引き起こす。
内部のこのホイールを社外品に交換する方法はある、しかし国産機では対応していないモノも多い。
だがコイツが意外に曲者、新たにトリガーホイールを作りセンサを設けたら待っているのが‘始動設定’
コレがデータ貰えるECUに慣れた人間にはかなり難しい。
エンジンの今の状態をECUに教える作業、理解していないとかなりの難作業。
エンジンが掛かる状態でのECUのセットは本当に簡単だと思うくらい厄介でこの部分がちゃんとしてるかでキッチリセッティングが出るか?の瀬戸際でもある。
今回、ついに諦めて
BNR32のトリガーセンサーを変えた。
このままセッティングを詰めても何度もやり直すハメになる、センサー壊れたら‘悪意のある高額純正品’を使わないとならない。
コレがSRの様に回らないエンジンならホイールだけでも行ける場合がある、しかしSRのクラセンも高額になりいつ入手困難になるからわからないしデスビ車はデスビの中にトリガーがありDEのデスビは既に10マン超え、リビルトと言うモノもある様だがセンサ受光部は非分解…果たして交換してあるのか未知数だから危険度は高い。
ドリフトの様に高回転で煽る乗り方はこの乱れる波形が特に酷くでてかなり危険な状態だと認識してほしい。
今回は輸入をやめて国産製トリガーキットにした、センサーは‘10年タイマー大好き社’のモノだけど、国内で簡単に入手できるのが決めて、クランクの歯数は‘36-2’と言われる36歯−2歯
カムはボルトの頭に出っ張りがあるものに交換する1歯、当然コレを作ったメーカーのECU用設定は書かれているがLINK用なんてあるはずもない。
なのでポジションを目視で計測したり、簡易オシロの波形を見てオフセットポジションを計算。
仮でオフセットを入れて初動させて校正で合わせる。
エンジンは1発で始動しトリガーエラーも無い、トリガーオフセットを合わせて走らせることができる様になった。
あっそうそう、純正クラセンで作ったデータはトリガーキットに変えると全部合わないくらいECUデータ変わってしまう。
海外フルコンは大体この部分でプライベータはハマり‘プロってすごいんだなぁ’と思う方が多い。
トリガーは理解するには結構敷居が高い、無理だと思ってアンチョコな国産機使うとかよりは、部品のこの先を考えてECU選択するようにすると良いと思う。
しかもトリガーは一度合わせたら終わりではない、大きな部品交換の際には一応チェックする大事な部分、トリガー信号無ければエンジンは動かない。
長く乗るために…部品の選択が大事になっていく時代、何度もECUの交換やセッティングをしなくて良い様にできたら良い…似た様な事案で来週頭は出張で関東に行く事になってるけど、キッチリ合わせて長く乗ってもらおう♪
…最近依頼が多くて死ねるけどww
Posted at 2024/11/08 20:51:07 | |
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