• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

エボコのブログ一覧

2024年11月26日 イイね!

温度

もう何年やっているのか?

メーカーの開発も相当苦労したと聞く‘電動ウォーターポンプ’、ウチのお仲間さんに某自動車メーカーの開発さんが何人もいるのだけれど‘そんなめんどくさい事やってるんですかー’とw

そもそも‘アナログ’な水温を電気でコントロールするなど正気の沙汰じゃないとは思っていたけれど…ものの見事にハマったw



冷えると言えば冷える、だが冷えすぎなのが問題。

‘冷えすぎるなら止めちゃえば良いじゃ無いですかー’とよく聞くんだけれど、止めて仕舞えばまた違う問題にぶち当たる。

単純にポンプ止めたら水の動きがなくなるので確かに水温は上がる。

だけど水が動き出すと止まっている間にラヂエーターでキンキンに冷やされた水が周り一瞬で水温が低下する。

更に止まった水を動かすのにポンプモーターに負担がかかり耐久性も急降下、とても使えたものじゃ無い。

かと言ってたくさん流せば温度を吸い取る前に流れるので水温は急上昇してコントロールが効かない。

ポンプもメーカーによって動きが全く異なりコントロールが非常に難しい。



配管一つとっても相当大変、普通はラヂエーターロアホースに割り込ませるのが一般的だがとても使えたシロモノではない。

走らせてはデータを取り何とか実用レベルまで来た。

一般道はMAX91℃(目標は90℃)あたり、一瞬92℃を表示する事もあるけれどほんの一瞬、下限は86℃(サーモ全開温度)で上下5℃の範囲に入っている。

コレはタラタラ走る時も流れている時も渋滞も全く変わらない、電ファン1機目が90℃スタートで2機目が92℃スタート、それぞれ1℃落ちると停止の設定。

設定がキツいのがバイパス、ウチのシルビアはギア比的に100kmが3,000rpm、そこまで回っていればそこそこ安定してくれるが、バイパスの中途半端な速度だと落ちてくる。

そこもなんとか対策して‘この辺りが限界か?’と言うとこまで来た。

昨日、走ってて気になる箇所が出てきた。

88℃まではゆっくり温度が変化するのに対してそこから92℃まで一気に動く…コレはひょっとして‘流しすぎ’なのか?

試しに恐る恐る流してる量を半分にしてみたら…ちょー安定💧

その情報を元にテーブルを1から作り直したw



コレがばっちり👌

外気温が高くても低くても、水温だけで無く油温も安定。

今まで電流(A)で動きを見ていたが



簡単な計算式を使い仕事率(W)に変換、コレでより理解しやすくなった。

そして今日。



始動時から90℃までログを取ってみた。

80℃までポンプの稼働率を下げ80℃からは少しづつ流動を増やしてある。

サーモはノーマルで76℃開弁86℃全開と言われている、面白いのは80℃までゆっくり水温が上がっていく。

油温は水温より暖まりにくく冷めにくいので水温も後を追う様にゆっくり上がっていく。

76℃のサーモ開弁も温度は上がっているのだが、80℃近辺で一度止まり油温が上がってくるのを待っているかの様。

予想ではサーモが開き始めある程度開弁すると水の流れが増えて一瞬冷えるのだろう、油温が上がりエンジンの温度が上がるとまた上がり始める。

水温が目標あたりで安定すると油温が同じくらいの温度になる頃には水温も油温も同じ様な動きを見せて変化が少なくなる。

水温が上がりファンが回って落ちると油温も落ちる、渋滞で油温が上がると水温は落ちにくくなるけれど走り出すとすぐに元に戻る。



今日は岐阜まで自動車道でテスト。

アクセルオフで86℃まで落ちることはあってもすぐさま87℃~88℃で安定、渋滞にハマって91℃まで上がるもののオーバーすることはなく走り出すと直ぐに元の温度で安定。

やっと一区切りがついた。

冷えない様に軽量小型化した



ラヂエーターは…逆に冷える事がよく分かって逆効果だったけれど、前の動きが非常によくなったのでOKと言う事にしたw

現在、ラヂエーターの1/3を塞ぎ、オイルクーラーコアは80%を塞いでいるけれどサーキット全開で上がるなら直ぐに外せるのでコレで様子を見ることにした。

以前使っていたEWP115は1.5年しか持たなかったけれど今回のポンプはどうか?

とりあえず…全開走行できる準備は着々と進んでいる☺️
2024年11月22日 イイね!

何もかも予想外

自分のミスでやらかした



気に入ってた旧HPIサイドタンクラヂエーター。

時間が無かったので一度タイラップのようなファンマウントを使ったのだが、長い間に動いたようで思いっきり水漏れ。

そのタイミングでラヂエーターを特注する事にした。

問題はサイズ、現状相当冷える。

SR20のハイチューンだからちょっとシビアに計算してさまざまな部分を詰めてクルマ作ったのだが…やり過ぎたようで今年初めから真夏まで防風板を外せ無かった。

そこで現状よく冷えていたラヂエーターから逆算で計算してコアを選択。

コア幅も抑えピッチも普通にしたのだが。。



今回もう一つ



フロントセクションには色々普段使わないものをぶち込んだので、コンデンサファンを置く場所がなかった。

その為か夏場エアコンオンにするとファン2機を動かさないとエアコンが止まる。

それでは水温も一気に下がってしまうので



大型ファンを引き抜きで1機、前側に押し込みコンデンサファンを1機配置した。

他からもクーラントの滲みがあったので処理して



仕事終わりに走行。

防風板無しで、以前の防風板アリより1℃低下😅

更に油温も上がってこない、オイルクーラーのコアは全て塞いでいても水温84℃、油温79℃

予想外…明らかに冷やす部分は減っているのに冷える。

クーラーモノは本当に難しい、やはり電動ウォーターポンプだとノーマルラヂエーターで十分なのかもしれない。

それでもこれ以上コアを薄く小さくすると冬場は良いけれど夏の渋滞は間違いなく死ねる。

まぁ簡単に脱着できる板1枚あれば良いので当分コレで様子見



コア全面使えるように入れた‘コントロールプレート’は無しで良かったか😅



そうそう、ラヂエーター本体の重量は恐ろしいくらい変わった、持った感じ約半分の重量。

水が入る量も30%程度下がった。

走らせてみたら明らかに前の動きが変わった…これも計算外。

コーナーの入り口で頭が軽くガンガン入っていく。

コレは楽しい、全く別のクルマになってしまった💧



ここから次のステージまでゆっくりデータ取って…新たなラヂエーター作るか決めます😄

2024年11月18日 イイね!

Stage1

タイムリミットが来た。



今年初め動き出したS15 Spec−GT、自分の空いている時間に走り込んでアイドルからハーフ&全開領域、冬から夏まで様々な状況に合わせ込むセッティングのタイムリミットとして自分の生まれた日を設定していた。

今日から一気に外気温が下がり、残すは全開の領域のみ、やってしまおうと仕事でやらかしたフラフラな腰でシルビアに乗り込んだ。



身体的にも何発も全開はキツい、ログをオンにして数発で決めたい。



VVLは色々試したがどこで切り替えても一瞬ふと力が抜ける



この部分を以下に最小にするか?が1番の厄介ごとだった。

と言うのもカムが切り替わった瞬間にサージタンク内の空気が一気にシリンダーへ流れ込む、インジェクターはそこまで敏感に反応できないので一瞬薄くなる。

別テーブルを掛け合わせて2枚のテーブルで制御もかけたが、逆に今度は濃くなりすぎて合わせるのが難しい。

更に外気温の状況をモロ食らうNA、旧気温50℃ではマトモにセットが出来ない。

一瞬のタイミングを逃さず全開!…おぉ良い感じかもと思ったら…電スロがECOのモードのまま切り替わって無かった😓

改めてセットし直して全開!…ログのスイッチ押し忘れたww

今度こそ…



来た♪

目標ラムダにほぼピッタリ、回転数8,500rpm



排気温度は660℃、もう少し詰めれるけれどサーキット周回すると温度が溜まるのでこの辺りでOKにするかー

S15 SR20VE Stage1はコレにて一旦完了とした。



このエンジンが出来上がって11,000km、予定では15,000~20,000で一度ふたを開けてエンジン内部確認して次のステージを目指す。



燃料噴射量と空燃比からエンジン単体での能力はこんなもの。

シャーシロスが15%くらいはあるからまぁまぁかな。

馬力とかの数字にはあんまり興味がないので気持ちよく回って楽しけりゃいい👍

コレで当分の間はパソコン見ながらではなく気軽に乗れるかなー

仕事が劇忙しいので落ち着いたらサーキットシェイクダウンに行きたいけれど…来年かな。。
2024年11月16日 イイね!

またひとつ。

ウチの夫婦は…普通の車にあまり興味がないww

とは言えメインカー2台(BNR32とS15)では何かと都合が悪い。

そこで…



家族用エルグランドとヨメ通勤用のE12なんちゃってニスモがあるのだが…ノートしかほとんど乗らないww



S15はアタシの普段使い、BNR32は嫁の気分が乗った時に走る。



大好きなクルマが旧車なので仕方はないのだが…段々とつまらんトコがトラブル様になってきた。

日産の電気はお世辞にも優れているわけではない、言ってしまえばト◯タもホ◯ダも同じで日本車のほとんどに同じ事が言える。

‘電気は見えない’その為今までは原因不明のトラブルが出ると…そりゃーもう大変💧

なぜ動かないのか?1から探しても原因が見えずなんて事がザラだった

ある時、原因不明のまま2年が過ぎようとした車があった。

このまま続けてもいつ動くかわからない、オーナーと相談して廃車して新たなのを買う事になった。

廃車にする前に…せっかくなので題材にしようと純正ハーネスを引き抜いた、症状からしたら点火系が怪しいのは分かっていた、しかしコイルもプラグもECUも交換したそれでも変わらず。

試しに配線の全く問題ない部分でカット、皮膜を剥いてみたら…ちょーサビサビ…なんだコレ?

仮説を立てた

点火に使う電圧は12V、では電流はと言うとこの車のコイルは10A~15A、配線の太さは…細い。

電気は配線の太さ長さである程度の流せる容量が決まる、そこにサビがあれば流せる‘量’は減る…ではなぜ錆びるのか?

そもそも長い間、容量オーバーの電気が流れる、その状態が続けば配線は加熱され熱を持つ、そうすると配線内の部分にある少ない空気が加熱されて水分を発するのでは無いか?

その水分が単なる配線を錆びさせトラブルを引き起こす。

試しに点火系の配線を全て引き直してみたら…1発でエンジン掛かったw…廃車は免れ部品取り車に角上げになったw



それ以来、電気にはかなり注目してきた。



人の車でテストする訳にはいかないので自分のシルビアを使い検証してきた。

ようやく疑問が確信に変わってきた。

純正ハーネスをmilspecで引き直すのもあり、ECUや PDM使って別モンにしてもよし…原因不明は一気に減った。

次にやるのは



ヨメのBNR32

純正部品廃盤…上等、純正部品が無くともある程度部品は変わるかも知れないが再生は可能。

今のうちに作り直す…コレにより純正配線図は使用不可なので盗難対策にトラップも更に仕掛けるかな😎
Posted at 2024/11/16 20:41:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | 電装
2024年11月15日 イイね!

電気

旧型のクルマの電気は…結構恐ろしいw

昔のクルマはスイッチに平気で10A流れたりするし、ついていない物のスイッチに電気流れてたりする。



ここ最近、プラ系のトラブルが増えた。

夏の灼熱がクルマの設計温度を超えて急激にトラブルが増えた。

旧型に乗る以上‘廃盤’とは常に戦わないといけない、プラがダメになるのと大電流…もうイジメだなこれは。



使いやすい…と言うか慣れたウインカーレバーはノーマルにしたい、一度試しにボタンにしてみたが…何か違う。

だが、ウインカーレバーにはヘッドライトを含め結構な電流が流れる、しかもリレーがあっても逆流やらで結構トラブルが多い。

これをなんとかできないか?そう思い知り合いの会社に頼んで作ってもらった



PD CAN DRIVER

純正はプラス制御(スイッチからリレーに電気送って動かしたりバッ直で電気流して動かしたり)

それを低電圧の5Vに切り替え、GND制御にして信号を摘出、LINKをハブにしてPDMをコントロールして動かそうと言う物。

たいそうな配線変更に思うだろうけど、要はスイッチに入る12VをGNDに変更してノーマルの出力側をCAN DRIVERに繋げば信号として取り出せる。

そのオンオフをCAN通信でLINKに送り制御をセッティングしてPDMに信号送ってモノを動かすと言う感じ。



CANの設定はちょい敷居が高いけれど、慣れたらこれは非常に便利。

何せ複数の信号を配線2本で通信させれる、みんカラは動画あげるのがいちいちめんどくさいので割愛するけれど、純正のウインカー信号をLINKを介しPDMに送り直接駆動したり

ワイパーオンでスモールライト点灯させたり

HIDも単独で制御が可能になった



エンジンルームのヒューズボックス移植時はリレーやヒューズがてんこ盛りだったけれど



ここまで減った。

アナログな電気モノが減れば変なトラブルやショートで火災なども減らせれる。



PDMは使いこなせばそれだけトラブルの危険度は減らせれる。

ある程度コントロール可能になったので…室内側の純正ハーネスも引き直すかな☺️

プロフィール

「@モス

やる気になるまでが長いんですよww」
何シテル?   09/18 12:50
エボコです。 おっさんです。。 夫婦ともども車馬鹿で困りますw 車は走ってナンボ、その為にノーマルで乗る事は殆どありません。 いつも...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/10 >>

   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 

愛車一覧

日産 エルグランド 家族車‘エルさん’ (日産 エルグランド)
第82台目の相棒 82台も所有しているが、2台目のミニバン。 運転が楽しく無いこのク ...
日産 シルビア えあシルさん改GTシルビア (日産 シルビア)
遊び用(データ取用)車。 新バージョンになり’Spec−GT‘と命名。 SR20VE ...
スズキ スイフトスポーツ ムスコスイスポさん (スズキ スイフトスポーツ)
息子の愛車兼夫婦のオモチャw 2021年、コアな'オヤジ連合'に触発され、やるつもりは ...
日産 ムラーノ ムラ~ノさん (日産 ムラーノ)
家族移動用&船牽引用車両。
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation