F30 で関西まで走ったのは、今回が二度目です。
1日に700㎞以上走ったのは、この2回の往復の時だけです。
総走行距離もまだ2000㎞にも達していないので、十分に評価できたか分かりませんが、折角奢って装備した本革シートには今回も不満を感じてしまいました。

身体を支えている感覚、特に尻の後ろを支える感覚が乏しいのです。
長時間座っていると尻をもっと後ろに引いて、しっかりホールドされたくなってしまうので座り直すような動きを要求してきます。
E39のハイライン仕様のシートは形状的には普通でしたが、ゆったりと体を支えてくれて座り直しは必要ありませんでした。
E39 のMスポーツ用のシートは大腿部の支えが調整できましたが、特にその機能を調整せずとも快適な座り心地を感じさせてくれました。共に革のタッチが良かったこともその座り心地を支えてくれたのかもしれません。

E46前期ハイライン のベーシックなシートは表皮に特徴はありませんが、座面形状の良さから快適な座り心地でした。E46後期Mスポーツはアルカンターラ表皮も体のずれから守ってくれてとても快適でした。

レカロに似たゴルフカブリオのシートも素晴らしく、流石に欧州車は椅子生活に長い歴史を持っているヨーロッパの人の作った車だと感心していたのに、F30 のシートはどうしてこんなに駄目になっちゃったんだろうと悲しくなります。座面や背もたれの形状だけではなく、ヘッドレストの形状にも疑問を感じます。
素敵なスポーツセダンだったBMW は、最近のエコロジーブームを受け入れるために個性を潰されつつあるようで残念です。
Posted at 2020/11/16 11:00:34 | |
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BMW | 日記