
「この頃、クーラーボックスの冷え方が悪い気がするの…」
妻が言い出した。妻も私も活動的では無く、最近はアウトドアを楽しむようなことはしていない。子供が小さな頃はBBQなども楽しんだ。その頃に購入した25ℓほどの容量のクーラーボックスは、コストコ買い出し時と生協の配達受け時に使っている。
昨年コストコ買い出し時に妻が何度か言ったサイズ不足の不満から、コストコに有った60ℓほどの廉価なクーラーボックスを購入した。流石に夫婦2人の生活に60ℓは大きすぎたようだ。またサイズを確認せずに買ったこのクーラーは F30 のトランクでは上下サイズが限界でリアシートを倒すトランク上部に付いたレバーがボックスの出し入れ時に邪魔になる。車から家に運ぶにも大きく重すぎて使わなくなった。
蓋のシール部は劣化していないから別に古くなっても冷気の保持力に変りは無いと思うが、そろそろ換えても良いだろう。
散歩がてら近所のホームセンターにカメラを持って行ってみた。

アウトドアコーナーに多くのクーラーボックスが展示されている。(写真は展示品のごく一部)
こんなに多いと迷うだけだ。帰ってからネットで調べると更に何倍もの候補が出てくる。妻に好きな物を探せと言っても、「任せる」の一言で選ぶ気配はない。
仕方なく調べ始めると多種多様…自分なりに分類すると、・容量・ハードかソフトか・断熱部材の構成・運搬方法(ハンドル/ベルト/ローラー付きなど)・蓋開閉方法などあまりに多岐
欲しいものは ①高さがトランク上下サイズ40cm未満 ②容量が30ℓ~45ℓ ③ローラー不要 ④なるべく廉価 だがそれでも多い。好みのブランドでもあれば簡単なのだが…
国産品は廉価なものが多く、海外ブランドは多少高い、低温保持性能をうたうものは極めて高価という当然の違いに気付いた。この価格差はブランド力だけからなのかと疑問が湧いて調べ始めた。
断熱構造の違いのようだ。廉価なものは樹脂ボディに発泡スチロールを、多少高い海外製の物は発泡ウレタンを断熱材として使っており、高性能品は内部を真空にしたステンレススチールで構成されている。
なるほど、価格差にはちゃんとした違いがあるんだと納得したが、さて発泡スチロールと発泡ウレタンにどの程度の違いがあるのだろう。熱伝達率を調べると発泡スチロール0.03に対して発泡ウレタン0.026…実際の断熱材の厚みが違えばどっちが良いか微妙な感じだが、クーラーボックスのスペックに断熱材厚みの記載はない。
結局、デザインの好みと蓋のバックル構造から ロゴス アクションクーラー 35 を購入した。
暇な老人の時間潰しでした。
Posted at 2022/09/08 18:06:45 | |
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