
30ソアラにはとても満足して乗っていた。そしてスポーツカーに嵌っていった私は次のように考えて始めた。
日本の自動車メーカーはまず需要の多い4Dセダンを基準に『※※』として開発する。そしてその豪華バージョンを『※※DX』として売り出し、またそのスポーティバージョンをリアドアを取り屋根の形を変えて『※※S』として売る。更にそれに強力なエンジンを乗せて『※※SR』というエセスポーツカーでユーザーを騙しているが、所詮その車の頂点は『※※VIP』だ。メーカーはそうやって効率的に稼いでいる。
だが、最高の車には利益効率を度外視してメーカーの威信を賭けた、シャシーから専用の物を作って完成する。その姿がスポーツカーの頂点だ。
そう思い始めて冷静に30ソアラを考察すると30ソアラ3.0GTが『※※S』で2.5GT-Tが『※※SR』ではないだろうか?そしてその上には更に『※※SRR』が存在して、それは80スープラではないだろうか?現に30ソアラと80スープラのシャシーは基本的に同一だ。同じ280PSでも500㏄の差があっては中間トルクが違う。
そして、それらの頂点はセルシオではないだろうか?40ソアラに至ってはセルシオ2Drとしか思えない。

そう思い始めた時、やはり日本の誇るスポーツカーは、歴史のある『FAIRLADY Z』と新参者ではあるが『RX7』以外にはありえ無いと考えるようになった。
気には入っているが、愛車のソアラも走行25万㎞に近づいたこともあって、私はまた週末には『NISSAN FAIRLADY Z』を探して近郊をうろつくようになった。
Posted at 2022/09/13 11:19:35 | |
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